2023.04.28
ミニ油圧ショベルと油圧ショベルの違いは?役割や資格も確認!
こんにちは!グットラックshimaです!
建設機械と聞くと最初に油圧ショベルが思い浮かぶという人も少なくないでしょう。
同じような見た目の油圧ショベルでもその名前に「ミニ」が付くものと付かないものがあるのをご存じですか?
今回は、ミニ油圧ショベルと油圧ショベルの違いについてご紹介します。
仕様の違いや運転できる資格の違いなどについてもお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
油圧ショベルとは?
建設現場で活躍する油圧ショベル。
まずは油圧ショベルの基本を確認しましょう。
油圧ショベルの特徴
油圧ショベルの特徴は、車体から出た手のようなブームの先にショベルがつけられたその見た目。
長いブームを器用に動かし、さまざまな現場で活躍しています。
油圧ショベルのアタッチメントは種類が豊富。
先端のバケットを取り外し別のアタッチメントに交換すれば、作業の幅が何倍にも広がります。
また、自走することも油圧ショベルの特徴の1つ。
優れた牽引能力のあるキャタピラー式の油圧ショベルであれば、不整地でも安定した作業が可能です。
油圧ショベルの用途
油圧ショベルの用途は主に「掘削」「積込」「破砕・選別」「整地・法面整備」。
この中で最も一般的なのが、土木工事や農林業などで使われる「掘削」です。
掘削した土をトラックなどの「積込」む際にも油圧ショベルは活躍します。
バケット部分のアタッチメントを交換すれば、解体工事等での「破砕」作業や、産業廃棄物処理プラント等での「選別」作業も可能に。
さらに、キャタピラー前方にブレード(排土板)と呼ばれる部品を装着すれば、「整地」作業や「法面整備」作業でも活躍します。
このように油圧ショベルはさまざまな現場で活躍しています。
また他の油圧ショベルについても詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください!
ミニ油圧ショベルと油圧ショベルの違いとは?
ミニ油圧ショベルと油圧ショベルの違いについて確認しましょう。
車体の大きさ
ミニ油圧ショベルはその名の通り、小型の油圧ショベルのことを指します。
ミニ油圧ショベルは車体の重量が6トン以下、またはバケットの容量が0.25㎡未満の油圧ショベルを指します。
油圧ショベルにはミニ油圧ショベル以外にも、中型油圧ショベルや大型油圧ショベルなどの種類があります。
車体の仕様
ミニ油圧ショベルにはブレードがついているものが多く、ブルドーザーとしての役割も持ちます。
バランスや重量の関係で油圧ショベルなら装備可能な大きなバケットも、小型なミニ油圧ショベルでは装備できないということもあります。
また、車体が小さいミニ油圧ショベルはトラックなどの車両に乗せての移動が可能なことも、油圧ショベルとは異なる点です。
活躍する場所
小回りの利くミニ油圧ショベルは、小規模な土木の現場や農業・造園業などの地ならしで活躍します。
道路整備や公園の植樹、水道管やガス管の工事などで見かけることも多いでしょう。
一方、油圧ショベルが活躍するのは中規模から大規模な土木や建築の現場。
アタッチメントを交換し、解体の工事現場や産業廃棄物処理プラントなどで用いられることも多いです。
ミニ油圧ショベルと油圧ショベルの資格の違い
油圧ショベルの操作に必要な資格は2つあります。
その2つとは「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」「車両系建設機械運転技能講習」。
油圧ショベルの操作にはどちらかの資格の取得が必要です。
それぞれの資格をもう少し詳しく確認しましょう。
小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育
整地、運搬、積込み及び掘削用の建設機械で、機体質量3トン未満の小型車両系建設機械を操作するために必要な資格です。
「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」の講習を受講することで取得できます。
車両系建設機械運転技能講習
「車両系建設機械運転技能講習」を修了すると、機体質量3トン以上の車体を含む、「車両系建設機械(油圧ショベルやブルドーザー、ホイールローダーなど)」を運転できるようになります。
どちらの資格も各地の登録教習機関での取得が可能です。
ミニ油圧ショベルの操作に必要な資格
車体の重量が6トン以下のミニ油圧ショベルは「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」を受講すれば操作できる場合が多いです。
もちろんミニ油圧ショベルでも3トン以上の大きさであれば「車両系建設機械運転技能講習」の受講が必要です。
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ミニ油圧ショベルとは小規模な建設工事や農業・造園業でも活躍する建機
ミニ油圧ショベルとは、車体の重量が6トン以下またはバケットの容量が0.25㎡未満の油圧ショベルを指します。
油圧ショベルと比較すると車体が小さいため、特に小規模な建設工事や農業、造園業などで活躍します。
油圧ショベルの操作に必要な資格は「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」と「車両系建設機械運転技能講習」の2種類あります。
機体質量3トン未満なら「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」が、3トン以上なら「車両系建設機械運転技能講習」が必要です。
ミニ油圧ショベルは「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」で操作ができるケースが多いです。
グットラックshimaでは、さまざまなメーカーの油圧ショベルを取り扱っております。
ご購入を検討いただいているお客様はぜひお気軽にお問い合わせください。