2023.04.30

トレーラーのスイング現象とは?原因や防ぐ方法も詳しく解説

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

長い荷台が連なる大型のトレーラーは、「運転に慣れるまで時間がかかった」という方が多いです。

横転・転落の割合も高いとされているため、慎重な運転を心がける必要があります。

 

そんなトレーラーに起きやすい現象の一つが「スイング現象」。

スイング現象は、その名の通りスイングしてしまうことを指しますが、起こる原因や対策を知っておくことで事前にある程度防げます。

 

今回はトレーラーのスイング現象について、原因や予防策、起きたときの対処法をご紹介!

他にも気をつけたい現象や運転のコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

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トレーラーの特性とスイング現象を解説!

トレーラーは、シャーシに荷台と車輪が付いていて、エンジンを搭載した駆動部分であるトラクター(運転席部分)と連結された構造のトラックです。

 

車体が大きく一度にたくさんの荷物を運搬でき、トラックの中でもトップクラスで運転が難しいとされています。

 

後輪から後端部までの距離があるので感覚を掴むのが難しく、運転席の視点が高く死角が増えやすいため、慣れるまで時間がかかります。

 

その分、長く大型なトレーラーを乗りこなしている姿はとてもかっこ良いのですが、十分な注意とコツが必要です。

 

そんなトレーラーで気をつけたい現象が「スイング現象」!

さっそく、解説していきましょう。

 

トレーラーに起きやすい「スイング現象」とは?

「スイング現象」とは、ゴルフのスイングのようにトレーラーが進路外側に大きく振られてしまう現象のこと。

 

カーブでスピードを落とさないまま急ブレーキをかけてしまったことで起こるケースが多く、それによりブレーキがロックされ、反動で自走できない荷台部分が左右にスイングしてしまうのです。

そのため、別名「トレーラーロック現象」と呼ばれることも。

 

その他、空荷の状態でブレーキをかけたり、雨で濡れた道路や未舗装の道路でロックがかかって起きるケースもあります。

 

トレーラーの連結全長はセミトレーラーで最大18m、フルトレーラーで最大25mもあるので、この現象が起きてしまうと大きな事故に繋がりやすく、大変危険です。

 

次で、スイング現象が起きた際の対処法や予防策についてご紹介しますので、ぜひ運転前に確認しておいてくださいね。

 

 

トレーラーのスイング現象への対処法や防止策は?

トレーラータイヤ

スイング現象が起きてしまうと焦ってしまいますが、ロックがかかって車体が滑っているのを感じた時点で、すぐにロック解除を行うことが最優先です。

 

ハンドルでのコントロールは難しい状態ですが、ゆっくり軌道修正していきます。

 

スイング現象を起こさないためには、カーブだけでなく、急発進、急ハンドル、急停止をできるだけ避けた運転を心がけることが、何より重要です。

 

雨天時は特にスピードを出さず、路肩が軟弱になっている場合があるので、路肩に寄りすぎないようにするのもポイントの一つ。

 

カーブでは車間距離を十分に取り、減速しながら慎重にハンドル操作を行いましょう。

 

また、できるだけ未塗装の道を選ばず、安全な道路状況のルートを選ぶのも、スイング現象を予防するためには大切なポイントです。

 

 

トレーラーでスイング現象以外で注意したい現象や運転のコツ

 

実は、スイング現象以外にもトレーラーに起こりやすい危険な現象はたくさんあります。

代表的な3つの現象を紹介するとともに、乗りこなすためのコツもお伝えしますね。

 

スイング現象以外で気をつけたい3つの現象

それぞれの内容と原因をご紹介します。

 

ジャックナイフ現象

ジャックナイフ現象も、その名の通りジャックナイフ型に折れ曲がってしまう現象のこと。

 

急ブレーキをかけることで起こりやすく、操縦不能な状態になります。

 

急激にハンドルを切ることで、運転席は曲がっているのに、自走できない荷台部分は慣性の法則で直進してしまうため、起きてしまう危険な現象です。

 

スネーキング現象

トレーラーが左右にヘビのようにうねってしまう現象のことで、急なハンドル操作やブレーキが主な原因です。

 

片方のタイヤの摩耗や荷物の偏りなど、バランスを崩すことで起こることも。

 

強風に煽られたり、路面のうねりや傾きなどでも起きやすいため、ルート選びも重要といえます。

 

スネーキング現象については「トレーラーのスネーキング現象とは?原因や防ぐ方法も詳しく解説」も参考にしてくださいね。

 

プラウアウト現象

トラクターとトレーラーが一直線になってカーブから外れ、ハンドル操作もブレーキも効かず、そのまま直進し続けてしまう現象です。

 

ーブなどで急ブレーキを踏んだ際に前輪がロックし、スリップしてしまうことが主な原因といえます。

 

山道の場合はそのまま崖から転落という恐れもあり、危険性の高い現象です。

 

トレーラーの運転のコツ

どの現象も、十分な車間距離を取っていなかった、スピードを出していた、カーブで減速をしなかったという要因があるので、その点に注意して運転するのが第一です。

 

路面の凹凸を拾ったり、強くブレーキを踏むことでもトレーラーのバランスを崩すことがあるため、直進時にも車間距離やスピードに気をつけましょう。

車体がとにかく長く感覚を掴みにくいため、早めにウィンカーを出して車線変更をしておくことも重要です。

十分減速した上で、少し大きく回ることを意識して曲がります。

 

スピードの出し過ぎや急ハンドル・急ブレーキ・急旋回によって起こることが多いため、普段から車間距離を意識して、慎重に運転することが大事です。

 

トレーラーでバックをする際は、運転席側の窓を全開にして、視界を広げて行うのもポイントですよ。

慎重な運転を常に意識し、かっこよく安全に乗りこなせると良いですね!

 

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トレーラーのスイング現象を防ぐには安全な走行とルート選びを

トレーラーは連結部があり、旋回時にもコツが必要なため、上級者向きです。

 

トレーラーがスイングしてしまうスイング現象は、カーブでの急なブレーキや、空荷状態での走行、悪路での走行時にブレーキがロックしてしまうことで起こります。

 

大きな事故にも繋がりかねないため、十分な車間距離を取って安全なスピードで走行すること、カーブは早めにウィンカーを出して減速しながら旋回することが大切です。

 

もしスイング現象が起こってしまったら、焦らずブレーキを解除してゆっくり軌道修正しましょう。

 

悪路を避けたルートを選ぶのも、予防策になりますよ。

運転のコツを得て、ぜひ安全に乗りこなしてください!

 

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