2021.10.16
アトラスとエルフを比較!走行性能や乗り心地に違いは?
こんにちは!グットラックshimaです!
UDトラックスの「アトラス」といすゞの「エルフ」は、どちらも小回りが効くことで人気の小型トラック。
どちらのトラックも魅力があるため、購入を検討する際に迷う方も多いのではないでしょうか。
トラックを選ぶ際にはスペックや走行性能はもちろん、乗り心地なども気になりますよね。
今回は「アトラス」と「エルフ」についてのお話です。
各メーカーの特徴をはじめ、スペックや乗り心地なども比較してご紹介します。
中古アトラストラック一覧
目次
アトラスとエルフの基本のスペックを比較!
UDトラックス「アトラス」といすゞ「エルフ」について、さまざまな面で比較しながら見ていきましょう。
アトラスの基本スペック
アトラスは、1982年の販売開始時はUDトラックスの前身である日産ディーゼル工業が販売していました。
その後、日産ディーゼル工業は2010年2月1日にUDトラックス株式会社へ社名変更。
現在ではトラックを主力とした世界60カ国以上で輸送ソリューションを提供する商用車メーカーとして、世界中でファンがいるメーカーとなりました。
UDトラックスの特徴について、詳しくは「UDトラックスのトラックの特徴とは?独自の機能や代表車種もご紹介!」をチェックしてください。
小型トラック「アトラス」は、いすゞ「エルフ100」に改良を加えて、外観のデザイン性や動力性能などを向上させたOEM車です。
1.5tクラスと2〜4tクラスをラインナップしています。
アトラスの特徴として挙げられるのが、卓越した燃費性能。
インジェクター「i-ART(自律噴射精度補償技術)」や、パワフルで低燃費の最先端ディーゼル4JZ1エンジンを採用したアトラスは、1.5トンクラスの小型トラックの中でも高い燃費性能を誇る一台です。
<アトラス「2RG-AHR88A(シングルキャブ・フルスーパーロー)」のスペック>
- 車両寸法:全長4,685mm×全幅1,695mm×全高1,955〜1,965mm
- 荷台内寸法:長さ3/120mm×幅1,620mm×高さ380mm
- 最大積載量:1.55t
- 車両総重量:3,915kg
※設定は車型によって異なります。
エルフの基本スペック
エルフを販売しているのは「いすゞ自動車」。
1937年の創業から現在に至るまで、良質な大型ディーゼルエンジンを得意としているメーカーです。
トラック・バスなどの車両の製造販売のほか、船舶や産業用エンジンなども手掛けています。
パワーがありながらも環境に配慮した音が静かなエンジンに定評があるいすゞは、現在国内シェアNo1を誇ります。
いすゞ自動車の特徴について、詳しくは「いすゞ自動車のトラックの特徴とは?独自の機能や代表車種もご紹介!」をチェックしてください。
いすゞの主力商品である「エルフ」は、日本の小型トラックの中でも非常に人気の高いトラック。
エルフは小型トラックの事故実態を分析して搭載されたさまざまな安全機能や、トップクラスの燃費性能など、日々の走りを快適にしてくれる機能が満載です。
<エルフ「NJR88A-EE6LAA-D」のスペック>
- 車両寸法:全長4,685mm×全幅1,695mm×全高1,965mm
- 荷台内寸法:長さ3/120mm×幅1,620mm×全高380mm
- 最大積載量:2t
- 車両総重量:4,405kg
※設定は車型によって異なります。
アトラスとエルフの走行性能を比較!
小型トラックを購入する際に気になるのが、走行性能の違い。
ここでは、アトラスとエルフの動力性能や燃費、燃料タンク容量、排気量などを詳しく見ていきましょう。
※新型のスペックをご紹介します。設定は車型によって異なりますのでご注意ください。
アトラスの走行性能
アトラスが搭載した最先端ディーゼル4JZ1エンジンは、メモリとセンサーを持つインジェクター「i-ART(自律噴射精度補償技術)」などを採用。
また、シーケンシャルマニュアルトランスミッションを搭載することで、発進時の荷崩れを低減してくれます。
AT限定免許に対応し、自動変速モードを搭載するなど高い操作性を備えています。
最先端ディーゼル4JZ1エンジンに尿素SCRを合わせたことで、卓越した燃費性能を発揮。
平成28年排出ガス規制に対応し、環境と燃費の両立を実現しています。
- 重量車モード燃費値:1.5t積車で11.8km/L
- 燃料タンク容量:50〜60L
- 総排気量:2,999cc など
※設定は車型によって異なります。
エルフの走行性能
メモリとセンサーを持つインジェクター「i-ART(自律噴射精度補償技術)」などを採用した最先端ディーゼル4JZ1エンジンを搭載。
コンピューター制御によりシフトレバーのアップダウン操作のみで発進・自動変速・停車ができるスムーサーEXを搭載したエルフは、高い操作性があります。
AT限定免許にも対応していますよ。
また、最新のエンジンを搭載したことで、クラストップの低燃費・燃料コスト低減に貢献。
ecostop付車など大多数が全車燃費基準+10%を達成し、エコカー減税に対応しています。
- 重量車モード燃費値:2t積車で11.8km/L。
- 燃料タンク容量:60〜100L
- 総排気量:2,999cc など
※設定は車型によって異なります。
アトラスとエルフの乗り心地は?安全面も比較!
トラックには快適な走行性もかかせません。
それを左右する乗り心地と安全面の違いについてご紹介します。
※新型のスペックをご紹介します。設定は車型によって異なりますのでご注意ください。
アトラスの乗り心地と安全面
上質なプロの仕事場を目指したアトラスは、ゆったりとした居住性が魅力。
運転席と助手席まわりの圧迫感を軽減し、広く快適な視界を実現しています。
また、標準装備のグローブボックスやドアポケットなど豊富な収納により、室内が煩雑になることなく、効率的に仕事ができますよ。
シートは肌触りが滑らかで通気性のいいトリコット地の「DX」と、手触りが柔らかく高級感と耐久性のあるモケット地の「カスタム」から選べます。
安全性能は、衝突の危険性が高まると警報と緊急ブレーキで衝突回避や被害軽減を支援する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」を搭載。
そのほか、追突事故の防止をサポートする「車間距離警報」や接触事故を予防する「LDW(車線逸脱警報)」、停車後の再発進時の出遅れを注意喚起する「先行車発進お知らせ」など、さまざまな安全機能を装備しています。
※設定は車型によって異なります。
エルフの乗り心地と安全面
エルフのシートは、シートスライド量とリクライニング角度ともにゆとりのある調整が可能で、体格やお好みに合わせた姿勢に設定できます。
そして、運転席と助手席周りの圧迫感を軽減したことで生まれた視覚的な広さに、DINスペースや豊富な収納をプラス。
ゆったり広々とした居住性を実現しています。
また、ドライバーの手の動きにフィットするスイッチの配置や、角度などにこだわった操作性など、上質で快適な乗り心地が魅力の一台です。
安全性能は、小型トラックの事故実態を分析した上で、歩行者や自転車などの検知に優れたステレオカメラを搭載するなど、さまざまな最適な機能を装備。
衝突の回避支援と衝突被害の軽減を目的として開発された「ブレーキシステム・プリクラッシュブレーキ」も装備し、どんなシーンでも快適な運転を叶えます。
※設定は車型によって異なります。
中古エルフトラック一覧
アトラスとエルフを比較して、自分にぴったりのトラックを選ぼう
小型トラックは、日本のトラックの中でも需要が高い車両です。
その小型トラックの中でも人気の高いのが、UDトラックス「アトラス」といすゞ「エルフ」。
基本スペックはもちろん、動力性能や燃費、燃料タンク容量、排気量などに違いがありますので、使用シーンや好みに応じて自分ぴったりの一台を見つけましょう。
グットラックshimaでも「アトラス」と「エルフ」の中古トラックをお取り扱いしています。
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