2021.10.18
デュトロとアトラスを比較!走行性能や乗り心地に違いは?
こんにちは!グットラックshimaです!
多種多様なシーンで活躍する人気の小型トラック、日野の「デュトロ」とUDトラックスの「アトラス」。
どちらのトラックも魅力があるため、購入を検討する際に迷う方も多いのではないでしょうか。
トラックを選ぶ際にはスペックや走行性能はもちろん、乗り心地も気になりますよね。
今回は「デュトロ」と「アトラス」についてのお話です。
各メーカーの特徴をはじめ、スペックや乗り心地なども比較してご紹介します。
目次
デュトロとアトラスの基本のスペックを比較!
日野「デュトロ」とUDトラックス「アトラス」について、さまざまな面から比較しながら見ていきましょう。
デュトロの基本スペック
「ヒノノニトン♪」のCMでご存知の方も多い日野自動車。
トラック・バスといった商用車の製造販売を中心に、トヨタ自動車の足回りの開発も行なっています。
抜群の馬力に定評がある日野のトラックは、低振動で耐久性が高いという面も好評価を得ており、アジア各国でトップシェアを誇っています。
一般的な物流トラック・作業用トラックはもちろん、消防車などのシャーシとしても採用されていますよ。
日野自動車の特徴について、詳しくは「日野自動車のトラックの特徴とは?独自の機能や代表車種もご紹介!」をチェックしてください。
日野の小型モデル「デュトロ」の特徴は、AT車やAMT車の充実など乗用自動車と同様の機能が搭載されているという点。
そのため、普段は乗用自動車が中心なドライバーも、ストレスなく運転することができますよ。
<デュトロ「XZC675M-TQMMX」のスペック>
- 車両寸法:全長4,690mm×全幅1,695mm×全高1,980mm
- 荷台内寸法:長さ3,115mm×幅1,615mm×高さ380mm
- 最大積載量:2t
- 車両総重量:4,775kg
※設定は車型によって異なります。
アトラスの基本スペック
アトラスが販売開始された1982年には、UDトラックスの前身である日産ディーゼル工業が販売していました。
当時は日産自動車の傘下に入っていましたが、2007年の資本提携先がスウェーデンのボルボグループへと変遷。
2010年2月1日には日産ディーゼル工業から現在のUDトラックス株式会社へ社名変更しました。
UDトラックスの特徴について、詳しくは「UDトラックスのトラックの特徴とは?独自の機能や代表車種もご紹介!」をチェックしてください。
小型トラック「アトラス」は、いすゞ「エルフ」のOEM車。
日本はもちろん、海外でも長く定評のある人気車種で、卓越した燃費性能や広々とした居住性など魅力あふれる一台です。
<アトラス「2RG-AHR8(シングルキャブ・フルスーパーロー)」のスペック>
- 車両寸法:全長4,685mm×全幅1,695mm×全高1,965mm
- 荷台内寸法:長さ3,120mm×幅1,620mm×高さ380mm
- 最大積載量:1.55t
- 車両総重量:3,915kg
※設定は車型によって異なります。
中古デュトロ一覧
中古アトラス一覧
デュトロとアトラスの走行性能を比較!
小型トラックを購入する際に気になるのが、走行性能の違い。
ここでは、デュトロとアトラスの動力性能や燃費、燃料タンク容量、排気量などを詳しく見ていきましょう。
※新型のスペックをご紹介します。設定は車型によって異なりますのでご注意ください。
デュトロの走行性能
6速オートマチックトランスミッションを設定することで、普段は乗用車をメインに運転するドライバーも、乗用車感覚でストレスなく運転できます。
また、低燃費やスムーズな加速に加え、狭い道路や市街地の業務も快適に作業できる最小回転半径4.4mなど、効率的で快適な作業を叶える一台です。
デュトロは5種類のディーゼルエンジンにより、燃費向上や排出ガスのクリーン化を実現。
また、日野のクリーンディーゼルシステム「AIR LOOP」を採用した排出ガス処理装置を搭載したことで、平成22年排出ガス規制に適合するなどトップクラスの低燃費を誇ります。
- 重量車モード燃費値:2t積車で13.6km/L
- 燃料タンク:70〜100L
- 総排気量:4,009L など
※設定は車型によって異なります。
アトラスの走行性能
先進のシーケンシャルマニュアルトランスミッションを搭載することで、コンピュータ制御でシフトレバーのアップダウン操作のみの変速を可能に。
高い操作性を実現しました。
さらに、メモリとセンサーを持つインジェクター「i-ART(自律噴射精度補償技術)」を採用した最先端ディーゼル4JZ1エンジンを搭載。
優れた燃費性能だけではなく、パワフルで快適な走りも可能にしています。
最先端ディーゼル4JZ1エンジンには尿素SCRを合わせたことで、優れた燃費性能を発揮し、平成28年排出ガス規制に対応。
MT車では積載状態や道路勾配を判別して燃料噴射量を自動制御する「ECONOモード」を搭載するなど、環境と燃費の両立を実現しています。
- 重量車モード燃費値:1.5t積車で11.8km/L
- 燃料タンク:50〜60L
- 総排気量:2,999cc など
※設定は車型によって異なります。
デュトロとアトラスの乗り心地は?安全面も比較!
トラックには快適な走行性もかかせません。
それを左右する乗り心地と安全面の違いについてご紹介します。
※新型のスペックをご紹介します。設定は車型によって異なりますのでご注意ください。
デュトロの乗り心地と安全面
人間工学に基づいた設計によるシートは、腰への負担をかけない座り心地のよさが魅力。
長距離ドライブが多いドライバーも、快適で疲れにくい設計になっています。
また、可倒式のシフトレバーを採用したことで、運転席と助手性への移動もスムーズになり、ゆとりのある居室空間を叶えています。
また、安全面では最先端の検知システム導入により、衝突リスクの軽減や前進誤発進など、さまざまな事故防止サポート機能を搭載。
車両や歩行者を検知して警報とブレーキで衝突を回避する「PCS」や、低速走行での衝突回避を支援する「低速衝突被害軽減機能」といった機能で、日々の安全運転を支えています。
アトラスの乗り心地と安全面
ゆったりとした居住性が魅力のアトラス。
運転席と助手席まわりの圧迫感を軽減して広く快適な視界を実現し、上質なプロの仕事場を目指した一台です。
また、乗り心地を左右するシートは、滑らかで通気性のいいトリコット地の「DX」と、手触りが柔らかく高級感と耐久性のあるモケット地の「カスタム」の2種類からチョイスできますよ。
安全性能は、衝突の危険性が高まると警報と緊急ブレーキで衝突を回避する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」をはじめ、追突事故防止をサポートする「車間距離警報」や、発進時のアクセルとブレーキの踏み間違えを防止する「踏み間違い衝突防止アシスト」などを搭載。
乗り心地はもちろん、快適な運転に欠かせない安全性も強化された車両です。
※設定は車型によって異なります。
デュトロとアトラスを比較して、自分にぴったりのトラックを選ぼう
小型トラックは、日本のトラックの中でも需要が高い車両です。
その小型トラックの中でも人気の高いのが、日野「デュトロ」とUDトラックス「アトラス」。
基本スペックはもちろん、動力性能や燃費、燃料タンク容量、排気量などに違いがありますので、仕様シーンや好みに応じて自分ぴったりの一台を見つけましょう。
グットラックshimaでも「デュトロ」と「アトラス」の中古トラックをお取り扱いしています。
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