2020.04.10

UDトラックスのトラックの特徴とは?独自の機能や代表車種もご紹介!

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こんにちは!グットラックshimaです。

 

日本でトラックの荷台や架装を省いた部分の「シャーシ」を製造・販売するメーカーは4つあります。

それぞれの特徴を知ると、自分の業務に合った車種を選ぶためのヒントとなりますよ。

 

今回は、国内シェア率こそ少なめではありますが、世界中にファンの多い「UDトラックス株式会社」についてご紹介します。

 

UDトラックスのトラック01

 

 

トラックメーカーの中では劇的な変遷の「UDトラックス 」はどんな会社?

「UDトラックス」はトラックを主力商品とし、世界60か国以上で輸送ソリューションを提供する日本の商用車メーカーです。

普通トラック国内シェアでは第4位であり、大型トレーラーの国内市場占有率の筆頭でもあります。

 

UDトラックスの前身となる「日本デイゼル工業」は1935年12月、ディーゼルエンジンのトラックを製造する企業として創立されました。

 

長い歴史の中で、日産自動車傘下に入り「日産ディーゼル工業株式会社」になり、その後2007年資本提携先はスウェーデンのボルボグループへと変遷。

 

また、2019年12月にUDトラックスはボルボといすゞ自動車の資本提携により、いすゞの傘下ともなることが決まりました。

 

UDトラックス販売車両

 

 

UDトラックス のトラックの特徴とは?

UDトラックスのトラックの特徴は独自のパワーを誇る「エンジン」です。

もともと「UD」は、Uniflow scavenging Diesel engineの略。

その当時、軽量・高回転・高出力のエンジンとして大型車両やディーゼル機関車に多く取り入れられていました。

 

UDトラックスは発売開始当時、いろいろなタイプのエンジンを開発していたので、ほかと区別するために設計図面に「UD」とつけました。

その後、UDエンジンを搭載したトラックには、高いエンジン性能をアピールするために車体に「UDマーク」が付けられます。

 

その後社名ともなるほど、UDトラックスのエンジンの駆動力には定評があります。

なお、現在ではUDエンジンそのものはトラック・乗用自動車界隈では主流ではなくなっている(もっと動力が必要な大型船などではまだ使用されています)ので「Ultimate Dependability(究極的な信頼性)」という意味合いも持たせています。

 

信頼性を裏付けするのは走行感だけでなく内装のこだわりにも現れています。

国内主要4メーカーのなかでも高級感があるという声を一番聞くのもUDトラックスならでは。

業務で使う可能性が高いトラックだからこそ、快適な内装で過ごしたい、という人にもオススメです。

 

 

UDトラックス のトラック代表車種、それぞれの特徴や魅力をご紹介!

UDトラックス のトラック02

 

UDトラックスでは中型・大型でそれぞれ1モデルずつ展開し、小型ではOEMで2車両を展開しています。

※「OEM」とは、メーカーが他社ブランドの製品を作ることを指します。
OEMメーカーは他社メーカーに製造方法を渡して委託し、委託されたメーカーはその製品を自社ブランドの製品として製造・販売します。

 

カゼット(Kazet):小型

カゼットは、三菱ふそう「キャンター」のOEMです。

 

カゼットは、小型トラックでありながら4輪駆動であるのが特徴。

街中走行はもちろんのこと、中距離走行や悪路・山間部・降雪地帯への資材の運搬にも向いています。

 

小型の軽さと中型の広さを両立した「Kazet RK」なら、小型トラックでありながら積載量を4t近くまでアップすることも可能です。

 

またUDトラックスのトラック全般に共通していえるのが、燃費の良さにも配慮した設計になっているということ。

「高性能エンジン」「再生制御式DPF」「尿素SCRシステム」を組み合わせてトップクラスの環境性能と燃費性能は日々の走りで実感できるはずです。

 

アトラス(Atlas):小型

アトラスは、いすゞ自動車「エルフ」のOEMです。

 

積載量1~1.5トンクラスの小型トラック「エルフ100」に改良を加え、外観のデザイン性や上質感、ガソリンの動力性能や安全性を向上させたアトラス。

 

外観は精悍さを強調するデザインになっており、マルチリフレクターヘッドランプで上質感を演出しています。

 

また、平成10年排出ガス規制に適合した新開発のガソリンエンジン(2.0リットル)を採用。

さらにドアビームや衝撃吸収ステアリングの全車標準装備、運転席SRSエアバッグシステムやABSのオプション設定など、安全性も強化された車両です。

 

 

コンドル(Condor):中型

カゼット同様、環境性能と燃費性能が良いコンドル。

AMT(機械式オートマチックトランスミッション)と6速MTを選ぶことができるので、ドライバーの需要に合わせた走りができるのが特徴です。

AMTを選択した場合にはロックアップ制御などにより、動力を高効率で伝達することができ、力強い走りとすぐれた燃費に貢献します。

 

安全性能も向上しており、プリクラッシュブレーキ[衝突回避支援/衝突被害軽減]や車線逸脱警報、ミリ波車間ウォーニングなどの先進の安全システムを組み合わせることで、ドライバーの疲労軽減や日々の安全運行の手助けとなります。

 

 

クオン(Quon):大型

もともとUDトラックスは大型車に一番定評があります。

そのため大型車のボディタイプも最初から豊富であり、カーゴ・ウイングボディ・ダンプ・ミキサー・冷凍ウイングボディと様々なタイプから選択が可能です。

 

また、エンジンも8Lと11Lから選択することができ、8Lエンジンは軽量化しつつも馬力はアップを図っているため、キャブ部分も約330kgと走行に邪魔にならず、かつ高出力で快適な走行が可能です。

 

UDトラックスならではのギアチェンジ制御「ESCOT-Ⅵ」なら、熟練ドライバーのようなギアチェンジが可能となり、燃費を押さえてかつスムーズな走行が実現できます。

 

 

グットラックshimaではUDトラックスの中古トラックもお取り扱いしています!

 

 

UDトラックスの特徴は「エンジン力」が1番!

UDトラックスのトラックは良質なディーゼルエンジンが生み出す走行感が魅力です。

 

昨今の流れを受けて環境や燃費にも配慮し、壊れにくい設計になっているのもありがたいですよね。

 

小型・中型はもちろんですが、UDトラックスの実力は大型トラックでより体感できるでしょう。

 

UDトラックスの中古トラック購入ならグットラックshimaに、ぜひご相談ください!

豊富なラインアップをホームページから簡単に検索できますよ!

 

 

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