2022.11.17

低床3軸の大型トラックの特徴は?メリット・デメリットも解説!

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

大型トラックには、低床・高床、3軸・4軸などいろいろな種類があります。

トラックを選ぶ際はそれぞれの違いやメリット・デメリットを確認して、用途にあったものを選ぶことが、作業効率を上げるうえでは欠かせません。

 

今回は低床3軸の大型トラックを中心に、特徴や高床・4軸との違いなども含めて詳しく解説していきます。

それぞれの特徴を理解して、トラック選びで失敗をしないようにぜひ参考にしてください。

 

 

低床3軸の大型トラックの特徴は?

大型トラックは一般的に10トン以上のトラックのことを指しますが、軸の数や荷台の高さなど、さまざまな違いがあります。

 

低床3軸は、軸数が3本かつ横から見てタイヤが3つあるタイプで、荷台部分が低い車両。

また、3軸は横から見えるタイヤが前輪2個・後輪1個のタイプと、前輪1個・後輪2個があります。

 

このほかに3軸はタイヤが大きいという特徴があり、耐えられる重量が大きかったり、小回りが利く操作性の高さが人気です。

 

一方、4軸は横から見えるタイヤの数が前輪2個・後輪2個の4つで構成されており、ホイールベースが長く、タイヤの直径が小さいのが特徴です。

 

高床・低床は、トラックの荷台が地面からどのくらいの高さであるかで区別します。

 

高床は前後共に同じサイズの大口径のタイヤで、荷台地上高が約1,300mm前後。

低床は、後輪に厚みのないタイヤや口径の小さいタイヤを使用しており、荷台地上高が約1,000mm前後という違いがあります。

 

つまり、低床3軸タイプの大型トラックは「横から見えるタイヤが3つで、荷台地上高が低く、大きめのタイヤを使用している」というのが大きな特徴といえます。

 

低床4軸の大型トラックについては「低床4軸の大型トラックの特徴は?メリット・デメリットも解説!」こちらの記事でも詳しく解説しています。

 

中古大型トラック一覧

 

低床3軸の大型トラックのメリットをチェック!

続いて、低床3軸のトラックのメリットについてご紹介します。

こちらの内容をチェックすれば、トラック選びの際の参考になりますよ!

 

低床3軸トラックのメリットは、以下の3点があげられます。

  • 経済性と積載能力のバランスが良い
  • 荷物の積み下ろしが楽
  • 小回りが利く

 

それぞれ順に解説していきましょう。

 

メリット①経済性と積載能力のバランスが良い

低床3軸タイプの一番のメリットは、経済性と積載能力のバランスの良さです。

 

低床3軸タイプは車輪が小さいので、荷台の積載スペースを確保できます。

そのため、タイヤの本数は4軸車よりも少なく、タイヤ交換のコストを削減できます。

 

荷台の積載スペースは、低床4軸タイプとほぼ同じ積載量を確保できるためコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。

また、車両自体の価格についても、4軸タイプより軸が少ない分安くなります。

 

メリット②荷物の積み下ろしが楽

低床タイプは荷台の高さが高床タイプと比較して低いため、荷降ろしが楽にできます。

 

パレットを使用してフォークリフトで荷物を運ぶタイプであればそれほど問題ありませんが、ドライバーが自分で荷降ろしをする場合は、この高さの違いで大きく作業効率が変わってきます。

 

メリット③小回りが利く

前に車輪が2輪ある4軸低床タイプと比較すると、小回りが利くといったメリットがあります。

 

4軸低床タイプの前2軸は直進安定性は高いですが、曲がりにくいというデメリットがあります。

3軸タイプは、ドライバーが運転しやすいという面でメリットがあります。

 

 

低床3軸の大型トラックのデメリットをチェック!

逆に、低床3軸の大型トラックのデメリットはどんな点があるでしょうか。

 

デメリットも3点ありますので、確認してみましょう。

  • 路面の衝撃が伝わりやすい
  • 前後のタイヤのサイズが異なるため、2種類のスペアタイヤが必要
  • タイヤが消耗しやすい

 

順に説明していきます。

 

デメリット①路面の衝撃が伝わりやすい

低床3軸タイプのデメリットは、荷台の高さを下げるのにタイヤを小さくしているため、路面の段差などの衝撃を吸収しづらいことにあります。

 

そのため、荷崩れの防止などにも注意が必要です。

基本的にはエアサスペンションという衝撃緩和装置がついていますが、それでも高床車と比較すると、振動は伝わります。

 

デメリット②前後のタイヤのサイズが異なるため、2種類のスペアタイヤが必要

低床3軸タイプの場合、前後のタイヤサイズが異なる場合が多くなっています。

この場合、スペアタイヤを両方のサイズ分用意する必要があったり、タイヤローテーション をする際は、前後ではできなかったりとデメリットがあります。

 

デメリット③タイヤが消耗しやすい

小さいタイヤは消耗が激しいといったデメリットもあるので、タイヤの摩耗に気をつける必要があります。

 

特に長距離走行では消耗が激しいため、大量の荷物を短距離やルート配送などで運ぶことに適している車種といえるでしょう。

 

 

経済性と配送効率で選ぶなら低床3軸の大型トラックがおすすめ

低床3軸の大型トラックは、荷台地上高が低く、3つの軸で横から見たときにタイヤが3つ見えるタイプです。

 

低床4軸タイプと同等の積載量を確保しながら、タイヤが少ない分交換のコストが下がるメリットがあります。

 

車両自体の価格についても、4軸タイプより軸が少ない分安くなります。

荷台が低いため、荷物の積み下ろしの負担の軽減で作業効率がアップするという点も魅力です。

タイヤが小さい分、長距離走行では消耗が激しいため、大量の荷物を短距離やルート配送などで運ぶことに適している車種といえるでしょう。

 

グットラックshimaでは、豊富なラインナップの大型トラックの買取や販売をしています。

ぜひ、ホームページでさまざまなラインナップを確認してみてくださいね!

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