2023.03.15

トラックのハンドルがぶれるシミー現象の原因は?対処法や予防策も確認

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

トラックのハンドルが小刻みに揺れ、ぶれてしまう症状が起こると、不安になりますよね。

タイヤやホイールが原因となっている場合や、トラックの部品の不具合が原因という場合があり、ケースは実にさまざまです。

 

放置すると重大な事故に繋がる可能性もあるため、早めに解決することが重要となります。

 

そこで今回はトラックのハンドルがぶれる原因や、対処法・予防策についてお伝えしていきますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

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トラックのハンドルがぶれるシミー現象の原因・放置のリスク

トラック走行中にハンドルが小刻みに振動し、ぶれる症状が起こることを「シミー現象」といいます。

 

この現象がある場合、タイヤ・ホイール・トラックの部品に異常がある可能性が高いです。

 

また、シミー現象は低速の40〜50km/h走行、もしくは高速道路で100〜120km/h走行の際に発生しやすいという特徴があります。

 

振動を放置していると、さらに故障や劣化が進んだり、激しくなるとハンドルが大きく左右に揺れ、操縦困難な事態に陥ることも。

大きな事故にも繋がりかねないため、早めの解決が必要です。

 

主な原因には、以下のようなものがあります。

  • タイヤの摩耗・変形・パンク
  • タイヤが適正な空気圧でない
  • ホイールバランスの崩れ
  • エンジンマウントの劣化
  • ホイールベアリングのガタつき
  • タイロッドエンドのガタつき
  • ラックエンドのガタつき
  • ロアアームボールジョイントのガタつき

詳しく確認していきましょう。

 

タイヤの摩耗・変形・パンク、タイヤが適切な空気圧でない

タイヤについては、左右の摩耗の偏り具合や、適性な空気圧になっていない・パンクしていることで、振動が起きるというのは想像できますね。

 

変形については、長期間駐車したままにしておくことで硬化してしまい、形が変わってしまうケースがあります。

 

ハンドルに振動がある場合は、まずタイヤが正常かどうかを確認してみましょう。

 

ホイールバランスの崩れ

ホイールバランスが崩れると、回転体の重心と軸中心線がずれてしまうことに。

偏心回転が起こることで、車体やハンドルに振動が発生しやすくなってしまいます。

 

エンジンマウントの劣化

緩衝材であるエンジンマウントは、劣化すると振動を吸収できなくなり、ハンドルがぶれることに。

 

放置すると振動だけでなく、アイドリング時などにコンピュータ・リレー系にトラブルが起こったり、コーナリング時の動きにも異常が出ます。

 

トラックの部品のガタつき

ガタつきとは、固定されている部品が緩んだり、隙間ができたりすることで、ガタガタいう症状のことです。

 

タイロッドエンド、ラックエンド、ロアアームボールジョイント、ホイールベアリングなどの部品に起こるケースがあります。

 

タイロッドエンドはステアリングホイールからの操舵力を車輪に伝達し、路面からの衝撃と振動を吸収して操作安定性を保つための装置。

 

ラックエンドはハンドルの動きをタイヤに伝えるタイロッドに付ける部品、ロアアームボールジョイントは球型のジョイントで、タイヤの上下左右の運動を自在にする部品です。

 

ホイールベアリングは、車輪を設置し、ハブ(ホイールを装着する部品)を支える軸受のことをいいます。

 

これらがガタつくと異音が聞こえたり、ハンドルに振動が伝わってぶれる現象が起きます。

 

 

トラックのハンドルがぶれるシミー現象の対処法や予防策

トラックのタイヤ

トラックのハンドルの振動が激しく、ぶれが続く場合は、減速をしながら路肩などに停車するのが安全です。

 

停車した後は、タイヤの空気圧が低くなっていないか、パンクや変形は起こっていないかなど、足回りを確認しましょう。

 

異常があればスペアタイヤに替え、目視でわからない場合はJAFやロードサービスに相談するのがおすすめです。

 

タイヤの見た目が大丈夫であれば、タイヤバランスが取れていない、ホイールバランスや他の部品の異常がある、という可能性があります。

 

タイヤバランスについてはディーラーやガソリンスタンドで改善してもらえますし、ホイールバランスについてはバランサーのある整備工場で確認してもらえます。

 

部品についても、早めに点検や修理・交換をしてもらいましょう。

 

シミー現象の予防策もチェック!

シミー現象を起こさないためには、低速の40〜50km/h走行をなるべく避け、高速道路でもスピードを出しすぎないようにするのが安心です。

 

また、定期的に点検・メンテナンスを行い、タイヤは適正な空気圧かを確認して適切なタイミングで交換することも、シミー現象を防ぐためには重要でしょう。

 

エンジンマウントについては、経年劣化は仕方ありませんが、走行中に急な加速を控えることで負担を抑えて寿命を延ばすことは可能です。

 

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トラックのシミー現象は危険!ハンドルがぶれるなら確認を

ハンドルがぶれる現象を「シミー現象」といい、タイヤ・ホイール・トラックの部品の異常が原因であることが多いです。

振動を感じるのにそのままにしてしまうと、操縦困難な事態に陥り、大きな事故にも繋がりかねません。

 

シミー現象の主な原因には、タイヤの摩耗・変形・パンク、タイヤが適正な空気圧でない、ホイールバランスの崩れ、エンジンマウントの劣化、部品のガタつきなどがあります。

普段から点検・メンテナンスをしっかり行い、シミー現象を起こしにくい速度での走行を心がけることも重要です。

 

ハンドルのぶれが続く場合は、路肩などに停車してタイヤの異常をチェックし、目視でわからなければ、JAFやロードサービスに相談しましょう。

 

劣化や故障部分が多い場合はトラック自体の寿命である可能性もあるため、買い替えもおすすめです!

 

 

グットラックshimaでは、トラックの購入・買取を行っています。

品揃えも豊富なので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね!

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