2025.10.06

トラックのバッテリーの寿命とは?交換目安や選び方などをご紹介!

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

トラックを頻繁に運転していると、「最近ちょっと調子が悪いかも…」と感じることはありませんか?

整備はしっかりしているのになんとなく調子が悪いときは、ひょっとしたらバッテリーの寿命かもしれません。

 

乗用車とは少し違うトラックのバッテリー。

トラックのバッテリー寿命の目安はどのくらいなのでしょうか。

 

今回は、トラックのバッテリーの平均寿命や寿命のサイン、寿命を持たせるコツや選び方、点検のタイミングや買い替えについて詳しく解説します。

 

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トラックのバッテリー平均寿命、寿命が近いサインとは?

トラックのバッテリーがどのくらい持つのかは、使用頻度や乗り方によっても大きな差が生じてきます。

 

一般的なバッテリーの寿命の目安や、「トラックにこの症状が起きると危ない」という寿命が近づいているサインについてみていきましょう。

 

バッテリーの平均寿命

トラック用バッテリーの平均寿命は、3〜5年程度とされています。
ただし使用環境や運用条件によっては 2年程度で交換が必要となることも あり、逆にメンテナンスが行き届き、使用環境が良好な場合には 5年以上持つケースもあります。

 

寿命に差が出る主な理由は、エンジン始動の頻度や走行距離だけでなく、気温や充電環境など“使用条件の違い”にあります。
特に短距離走行が多い場合は、充電が十分に行われず劣化が早まる傾向があります。

 

特に以下のような条件下では寿命が短くなりやすいです。

  • エンジンをこまめに切っている
  • 長期間乗らないことが多い
  • 夜間走行が多く、走行するときはほぼライトをつけている
  • トラックに華美な電球などで装飾をしている(いわゆるデコトラ)
  • カーナビやカーオーディオなどを長時間使用している
  • 極端に暑いまたは寒い地域を運転している

 

蓄電池であるバッテリーは、車がエンジンを切っている間も稼働しています。

暗電流と呼ばれる電流が、車のエンジン停止後も電気系統に流れている状態です。

そのため、バッテリーの貯蓄電気は車にしばらく乗らずにいるとなくなってしまい、バッテリーが上がってしまうのです。

 

バッテリーの寿命が近いときの症状

バッテリーの寿命が近づいてくると、トラックに色々と症状が出てきます。

日ごろから気をつけて、寿命のサインを見逃さないようにしましょう。

 

バッテリーの寿命が近いときの症状は、主に以下の5つです。

  • エンジンがかかりづらい(寒い時期に多い)
  • ヘッドライトの明るさが以前より暗い
  • クラクションの音が以前より小さい
  • アイドリングの音が弱々しい、または違和感のある音がする
  • エンストが増えた、またはエンジン始動後すぐにエンストする
  • パワーウインドウの開閉が遅くなった
  • バッテリー本体が膨らむなどの異変がある

 

こうしたサインを放置すると、出先で突然エンジンがかからなくなるなど、業務に支障をきたすおそれがあるので、早めの対応を心がけましょう。

 

少しでも今までと違うところが出てきたらすぐに点検し、必要ならば整備をすることをおすすめします。

 

 

トラックのバッテリーの寿命を延ばすためには?選び方も重要!

トラックのバッテリー

トラックのバッテリーの寿命が通常よりも短くなるケースは、まとめると以下のような場合です。

  • セルモーターの起動・停止の回数が多い
  • 充電よりも放電の電力のほうが多い
  • 使用状況が過酷

 

なるべく寿命を延ばすには、日ごろのメンテナンスと適切な使用が重要です。

 

定期的にバッテリー液の量を確認し、補充をするようにしましょう。

液量が「LOWER」のラインを下回らないように管理するのがコツです。

 

長期間トラックを動かさない場合は、定期的にエンジンをかけて充電するなど、バッテリーが自然放電しすぎないように工夫しましょう。

 

また、夜間走行が多い方はライトの使用時間が長くなるため、よりこまめな点検を心がけることが大切です。

 

トラックのバッテリーの選び方

メンテナンスの手間をかけたくないという方は、メンテナンスフリーのバッテリーを使用するのもおすすめですよ。

運行環境や使用頻度に合ったバッテリーを選ぶようにするのもポイントです。

 

また、バッテリーの選定基準の基本をお伝えすると、大きさ、性能、保証期間の3つの要素が重要です。

大きさと性能に関しては、バッテリーの形式番号を見れば簡単にわかるので、見方を覚えておくと便利です。

 

形式番号はアルファベットと数字の組み合わせ6~8桁で示されます。

例えば「90D26L」ならば、左端の数字2桁が性能(この場合90)、次のアルファベットと数字2桁が大きさ(この場合D26)、最後のアルファベット1文字(この場合L)が端子の位置です。

 

性能表示

性能は、大きければ大きいほど性能が高いということです。

たとえば「75D26L」と「90D26L」であれば「90D26L」のほうが性能が高く、パワー(電力)が大きいといえます。

 

性能が高いとバッテリーが上がる危険性が減り、エンジンを始動しやすい、エアコンの効きがよくなる、ライトが明るくなるなどのメリットがあります。

 

大きさ表示と端子位置

大きさは、性能表示の隣のアルファベット(例ではD)がバッテリーの奥行きと高さの組み合わせ、次の数字2桁(例では26)はバッテリーの横幅を示しています。

 

奥行きと高さを示すアルファベットは、小さい順に「B→D→E→F→G→H」です。

横幅の単位はcmなので、例の場合は26cmとなります。

 

自分のトラックのバッテリーをよく見て、同じ大きさのバッテリーを選びましょう。

また、 例の右端のアルファベット「L」はマイナス端子が左右どちらについているかを示しています。

Lが左(Left)、Rが右(Right)です。

大きさと端子位置は、間違えると取りつけできませんので気をつけましょう。

 

種類によっては「50E24R-MF」と最後に「-MF」とついているバッテリーもあります。

「MF」=メンテナンスフリーの略で、先ほど少し触れたメンテナンスフリーのバッテリーです。

バッテリー液を長持ちさせたり、放電を抑える機能を備えたバッテリーです。

 

保証期間

保証期間はバッテリーのメーカーが定めていますので、購入時に必ず確認しましょう。

保証期間1~3年、走行距離3~6万kmというのが一般的です。

通常使用で不具合が生じた場合は、無償でバッテリー交換をしてくれます。

 

しかし、事故や不正使用などの過失による故障にあたる場合には、保証対象外となるので注意しましょう。

 

 

トラックのバッテリーは寿命の前兆が出たらすぐ点検

自動車のバッテリー点検

バッテリーの寿命の症状をお伝えしましたが、前兆が出てきたらすぐに点検が必要です。

まずは外装点検から行い、穴が空いていないか、ひびが入っていないか、固定がゆるんでいないかなども確認します。

 

次に、バッテリー液が適量入っているか確認しましょう。

 

バッテリー液の容器には、UPPER(赤い線)とLOWER(青い線)の表示があります。

バッテリー液が、UPPER(赤い線)とLOWER(青い線)の間に保たれていれば正常です。

LOWER(青い線)より下回っている場合は、蒸留水(精製水)の補充が必要。

 

バッテリー液の交換は、トラックの場合、車体の側部から取り出して交換するのが一般的です。

補充の際は、直接手や周囲につけないよう気をつけましょう。

 

また、テスターと呼ばれる電圧測定器を持っていれば、測定中はショートなどに注意しながら電圧を測ってみましょう。

エンジン停止状態で12.6V以上であれば問題ありません。

エンジン稼働中は充電中なので、停止状態よりも高い数値を示します。

 

トラック自体の定期点検は3カ月、12カ月ごとと、法律で定められています。

定期点検では「バッテリーとトラックの接続状況を確認すること」が、大切な点検の1つです。

接続点検を怠ると、接続がゆるんだ際に通電が悪くなったり、ショートの危険もあります。

 

 

トラックのバッテリーが寿命と感じたら買い替えも視野に!

トラックのバッテリーの調子が悪いと感じたら、トラックの買い替えも検討してみてはいかがでしょうか。
トラック自体が耐用年数に近づいているなら、ほかの部品にも不具合が出やすくなるため、今後修理費用が高額になる可能性があります。

 

グットラックshimaでは、トラックの買取や販売を行っています。

「バッテリーの状態が悪いトラックは売れるのだろうか?」という不安もあるかもしれませんが、グットラックshimaなら廃車寸前のトラックでも買取いたします!

 

中間マージンが一切なく、全て自社でリユース・リサイクルしているため、高額査定が可能なのもポイントです。

査定額からの減額がなく、査定額が他社よりも低い場合は再検討もできます。

 

「買取後に代わりの中古トラックを購入したい」という方も、グットラックshimaにおまかせを!

各部署のプロフェッショナルなスタッフが徹底した点検整備で高品質を追求。

ボルトの1本など細部にわたり入念なチェックをしていますので、長く乗っていただけます。

 

また、保証付のプレミアムグットラックもご用意しているほか、購入時にはお客様のご希望に合わせたカスタムも可能です。

 

荷台の載せ替えや床板張替え、キャビン塗装などにも対応ができますので、用途に合わせたトラックを入手することができます。

 

トラックの買い替えの目安については「トラックの耐用年数は?減価償却方法や買い替えの目安も解説」や「トラックの寿命年数は走行距離が影響する!買い替えの目安もご紹介」も参考にしてみてくださいね。

 

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こまめな点検と正しい知識で、トラックのバッテリー寿命を延ばそう

トラックのバッテリー寿命は平均3~4年、長くても5年ほど。

運用状況が悪い場合、2年ほどと短くなる場合もあります。

 

寿命の兆候は、エンジンがかかりづらい、アイドリングの音が弱々しい、または違和感のある音がする、エンストが増えた、ヘッドライトの明るさが以前より暗い、クラクションの音が以前より小さいなど。

 

トラックのバッテリー寿命を延ばすには、日ごろのメンテナンスと適切な使用が重要です。

バッテリーを選ぶ際には、大きさ、性能、保証期間を確認し、適切なものを選びましょう。

 

バッテリーを買い替えるときには、大きさや端子の位置が合っていないと取りつけられないため、しっかりと自分のトラックの形式番号を確認してください。

 

バッテリーの寿命の兆候が見られたらすぐに点検し、バッテリー液の量などを確認してください。

バッテリーの不具合など部分的な修理が必要になった場合、トラックの買い替えを検討する

のもおすすめです。

 

トラックの購入や買取はグットラックshimaへおまかせください!

リース契約も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

 

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