2023.08.22
トラックは死角対策が重要!ポイントと注意すべき死角を紹介
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックは運転する時、死角が非常に多いです。
トラックを運転する機会がある方の中には「トラックの死角について、どんな対策をすれば良いだろう」と考えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、トラックにどんな死角があるのかやその対策について解説します。
トラックの安全運転を行うために重要なポイントなので、ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
トラックは死角が多い!気を付けるポイント
トラックは車体が大きく、運転席も高い位置にあるため、死角が発生しやすい車です。
ここでは、トラックにどんな死角があるかと、車両の構造上注意するべきポイントを解説します。
トラックの「前方」の死角
トラックの運転席は一般的な車両よりも高くなっています。
これは、ドライバーの視界を広く確保して疲れにくくするためや、エンジンを運転席の下に配置して積載スペースをできるだけ広く確保するため。
運転席が高いことにより遠くはよく見えるものの、トラックの目の前の空間は死角になってしまいます。
トラックの「左側」の死角
運転席の反対側は、運転手からは確認しづらく死角となります。
特にトラックは車体が左右に大きいため、運転手が助手席側の窓を覗いたとしても見える範囲は限定的です。
場合によっては自転車やバイクなどが隠れてしまうほどの大きな死角ができてしまうこともあります。
トラックの「真後ろ」の死角
一般的な自動車であれば、後部座席にも窓があるため後方を確認することが可能です。
しかし、トラックでは運転席のすぐ後ろが荷台になっているため振り返って確認することができません。
そのため、運転席から後方を確認するのが難しく、死角となってしまいます。
特に大型トラックでは、運転席から車両の後方を確認するのが困難です。
内輪差による巻き込みに注意!
内輪差とは、車が曲がる際、前のタイヤが通ったところよりも後ろのタイヤが内側を通ることを指します。
トラックなどの大きな車両ほど内輪差は大きくなります。
歩行者や自転車が左折するトラックの死角が大きい左側に入り込んでしまうと、運転席から歩行者や自転車を確認することができず、内輪差によって巻き込んでしまう恐れがあります。
早めにウインカーを使用して、歩行者や自転車に曲がる意図を伝えることで、死角に入り込むことを防ぐことができます。
トラックの死角対策をチェック
トラックは車体が大きく、重い荷物を運搬しているため、乗用車よりもいっそう気持ちを引き締めて安全確認を行う必要があります。
特にトラックでは車両の構造上必ず死角が発生してしまうため、その対策が重要です。
トラックの死角対策についてみていきましょう。
運転姿勢を正す
運転中は上体を正面に向け、正しい姿勢を保つことが重要です。
姿勢を崩したり側方や下方に顔を向けたりすると、視界が狭まり死角が生じる可能性があります。
また、姿勢が悪いと疲労が蓄積し、注意力や視界が低下する可能性があります。
シートポジションを適切に調整し、快適に姿勢を保つよう工夫しましょう。
窓を開けて目視確認
トラックは運転席の反対側に死角が多いため、運転席側への注意が散漫になってしまうことがあります。
運転席側の確認は、窓を開けて目視でしっかりと行うよう心がけましょう。
ミラーやバックカメラでは見えにくい場所もありますので、常に目で確かめる習慣を身につけることが大切です。
バックカメラ、バックソナーを取り付ける
自動車の安全基準の見直しにより、2021年6月からバックカメラやバックソナーなどの後退時車両直後確認装置の設置が義務付けられました。
バックカメラとは、車の後方を映してモニターに表示するための装置、バックソナーとは後方との距離によって警報音を出すための装置です。
これにより運転席から死角になりやすい車両の後方を確認し、安全に走行することが可能となります。
ミラーを調整する
トラックにおいてミラーは死角を補う重要な役割を果たします。
トラックのミラーには「サイドミラー」「サイドアンダーミラー」「アンダーミラー」の3つがあります。
- サイドミラー:通常の自動車同様、左右の後方確認のために使用します。
- サイドアンダーミラー:サイドミラーだけでは死角になってしまう部分を補うためのミラーです。
- アンダーミラー:トラックの死角である前方タイヤ付近を確認する役割を持っています。
それぞれを適切に調整することで、死角を最小限に抑えて安全に運転することができます。
トラックのミラーは運転席から手をのばして調整できないため、調整は2人組で行うようにしましょう。
トラックのミラーの調整方法や詳しい内容は「トラックの3つのミラーの調整方法は?注意したい死角も解説!」でも解説していますので、ぜひチェックしてくださいね。
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トラックの死角対策を行なって安全に運転しよう!
トラックは、運転席の位置が高く後ろに積荷を載せていることから一般的な自動車よりも死角が多い車両です。
車体自体が大きいため運転手からは助手席側や後方は運転席からは確認しづらくなっています。
運転時の安全を確保するべく、2021年6月からは後退時車両直後確認装置の設置が義務化されました。
これにより、後方の死角の解消が見込まれています。
また、トラックに設置されている3つのミラーを適切に調整することで、死角を極力減らして安全に運転することが可能ですよ。
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