2023.05.13

燃費向上!トラックの省エネ運転のコツと事例を解説!

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

近年、燃料費が高騰し、トラックの燃料費に頭を悩ませている会社も多いかと思います。

 

そこで実践したいのが「省エネ運転」。

燃費向上で燃料費削減はもちろん、環境面や安全面にもメリットがあります。

 

今回は、省エネ運転のポイントと取り組み事例についてご紹介します!

 

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トラックの省エネ運転をしたほうが良い理由

トラックの省エネ運転を行うメリットは主に「環境面」「安全面」「コスト面」の3つです。

 

環境面

トラックの排気ガスには二酸化炭素や窒素酸化物などの温室効果ガスが含まれています。

温室効果ガスは地球温暖化や大気汚染など、環境に悪影響を与えます。

トラックの省エネ運転を行うことで排気ガスを削減し、環境への負荷軽減が期待できます。

 

安全面

省エネ運転は道路状況の先を見越した予知運転や、急発進・急停止をしないといった安全運転を心がけるのも大事なポイントです。

省エネ運転を意識することで、事故の防止にもつながります。

 

コスト面

トラック運送事業でかかるコストのうち燃料費が約15%を占めており、人件費の次に多い経費となっています。

 

また、中小企業の多くは年式が古いトラックを利用しており、新型車と比べると燃料費がかかってしまいます。

ドライバーが省エネ運転を行えば燃費が向上し、燃料費の削減が期待できます。

 

 

トラックの省エネ運転のコツ

トラックの省エネ運転をする際のポイントを6つご紹介します。

 

①ゆっくりとした発進と早めのシフトアップ

急な発進や加速は必要以上の燃料を消費します。

 

アクセルは柔らかく踏み込み、ゆっくりと発進するよう心がけましょう。

アクセルの踏み込み量は、大型車なら70〜80%程度、中型車なら50%程度が目安です。

 

トラックが動き出したら早め早めにシフトアップするのも省エネ運転のポイント。

 

加速時はグリーンゾーン内の回転数で素早くシフトアップし、高速ギアに入れることで

燃費が向上しますよ。

 

②アイドリングストップ

アイドリングの燃料消費量は、1時間当たりエンジン排気量の約1/10Lと言われています。

 

また、エンジン始動に必要な燃料はアイドリング約5秒と同じ量なので、10秒以上停車するならエンジンを切っておくと省エネ運転になりますよ。

 

その他にも、以下の点を心がけると燃料の削減が可能です。

  • 車両から離れるときはエンジンを切る
  • 休憩施設を積極的に利用する
  • 停車時に冷暖房は使わず、蓄熱マットや蓄冷クーラーなどの補助器具を活用する

 

③予知運転で早めに減速

信号や前の車両など、道路の状況に注意しながら予見性をもって運転する「予知運転」で早めの減速が可能です。

 

減速の際はエンジンブレーキ・排気ブレーキ・リターダーを使うと燃料を消費せずにすみますよ。

 

エンジンブレーキで減速するときはギアは入れたままで、クラッチもつないだ状態にしましょう。

 

また、排気ブレーキ・リターダーが常にオンになっていると逆に燃費が悪くなってしまいますので、通常はオフにして必要なときだけオンにしてください。

 

リターダーについては「トラックのリターダーとは?操作方法や故障の対処法も知っておこう!」で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧くださいね!

 

④一定の速度で走行

「波状運転」と呼ばれる加速と減速を繰り返す運転は、燃費悪化の原因となります。

一定の速度で運転できるように、車間距離に余裕をもって走行しましょう。

 

また、同じ速度でもギアを1段上げるとエンジン回転数が下がり、燃費が向上します。

走行中はできるだけ高速段の活用を心がけてくださいね。

 

⑤スピードは控えて走行

高速道路を走行する際、スピードを10㎞/hアップすると燃費が10%悪化すると言われています。

 

制限速度を守り、ゆとりある運行スケジュールを組むことで燃料費を抑えることができますよ。

 

⑥必要な分だけ荷物を積載

トラック全体の重量が重くなるほど、必要とする燃料は増えていきます。

余分な荷物は積載せず、トラックを軽くしておくだけでも燃費は向上しますよ。

 

上記の省エネ運転をドライバーが意識して行うだけでなく、自動で省エネ運転をしてくれるトラックを導入するのも1つの方法です。

 

UDトラックスの「エスコット」とは?その特徴や魅力、種類を解説」で、燃費性能の高いトラック「エスコット」について詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください!

 

 

トラックの省エネ運転の取り組み事例を紹介!

トラックで話す男性

燃費向上や環境・安全対策のために、さまざまな企業でトラックの省エネ運転を行っています。

 

ここでは、省エネ運転に関する取り組み事例をいくつかご紹介します。

 

エコドライブコンクールを実施

企業内でエコドライブコンクールを実施し、2ヶ月間の燃料保持キロを前年同期間と比較。

成績の良かった営業所の表彰に加えて、個人賞には旅行券を贈って褒賞した事例です。

 

エコ・ミーティングで燃費向上

社内を約50のグループに分け、グループリーダーのもと「エコ・ミーティング」を実施。

各人が省燃費などの具体的な数値目標を掲げ、それに対する成果や反省点を話し合いを行いました。

 

目標が達成された成功例はノウハウを共有し、全車両平均燃費の向上を実現しています。

 

法定速度遵守で燃料費削減

「急発進・急ブレーキを避ける」「エンジンブレーキを多用し、アイドリングを減らす」といった「環境運転」をドライバーに浸透させるため、「環境運転実体験研修」を実施。

 

また、燃料消費量が最大となる急加速の防止に焦点をあて、走行中のスピードは一般道路は制限速度内、高速道路は普通車・大型車を問わず80㎞/hと規定しました。

 

その結果、1ヶ月の燃料費を約160万円削減することに成功しています。

 

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トラックの省エネ運転を心がけて燃費を向上させよう

トラックの省エネ運転を行うことで、環境面、安全面、コスト面でメリットが得られます。

 

省エネ運転のポイントは以下の6つです。

  • ゆっくりとした発進と早めのシフトアップ
  • アイドリングストップ
  • 予知運転で早めに減速
  • 一定の速度で走行
  • スピードは控えて走行
  • 必要な分だけ荷物を積載

 

また、企業によってさまざまな省エネ運転の取り組みを行っています。

メリットだらけの省エネ運転、ぜひ積極的に取り入れてみてくださいね!

 

トラックの購入や今の車両の買取、各種手続きのご相談まで、ぜひグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!

 

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