2020.09.05

トラックの緑ナンバーとは?白ナンバーとの違いや取得法などを解説

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

トラックの緑のナンバープレートは、何を意味しているか知っていますか?

 

緑ナンバーは、運送業に携わる方など車両をしようして貨物を運送する事業者に装着義務があります。

 

そこで今回は、トラックの緑ナンバーについて、白ナンバーとの違いや取得法などを詳しくご紹介します。

 

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トラックの緑ナンバーとは?白ナンバーとの違い

 

トラックの緑ナンバーは正式には一般貨物自動車運送事業、別名を営業ナンバーと言います。

 

一般的な白ナンバーは行動を走る一般車両に装着義務がありますが、対して金銭が生じた上で車両を使用して貨物を運送する一般貨物自動車運送業の事業者は、緑ナンバーの装着義務があります。

 

トラックの緑ナンバーと白ナンバーの違いについて、具体的に見ていきましょう。

 

運搬物

 

先ほど解説した通り、緑ナンバーは有償で他人の貨物を運ぶ場合に装着しなくてはいけません。

その一方で、他人のものではなく自分(自社)のものを運ぶ場合は白ナンバーでOKです。

 

税金

 

税金の面でも緑ナンバーと白ナンバーは異なります。

積載量によって金額は変動しますが、ここでは2t〜8tまでのトラックを例にご紹介します。

 

自動車税は緑ナンバーの場合が年間9,000円〜29,500円、白ナンバーの場合は年間11,500円〜40,500円。

 

また、自動車重量税は緑ナンバーの場合が年間10,400円〜41,600円、白ナンバーの場合は年間13,200円〜65,600円となり、どちらにしても緑ナンバーの方が税金は安くなります。

※新車新規登録等時・エコカー外・2年事業用もしくは2年自家用の場合

 

エコカーの条件に当てはまる場合や継続車検を受ける場合などは金額が変わってきますので、国土交通省ホームページ自動車重量税額にてご確認ください。

 

車検

 

車検に関しては、緑ナンバーも白ナンバーも頻度は全く同じで、どちらも車両総重量によって車検回数が異なります。

 

トラックにかかる税金や維持費については、こちらでも詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

トラックの自動車税は積載量がポイント!知っておきたい税金の話

トラックの維持費はどのくらい?トラックの種類別に解説します!

 

 

トラックの緑ナンバーのメリット・デメリットとは?

 

次に、トラックが緑ナンバーを取得した際のメリットとデメリットについて解説します。

 

緑ナンバーのメリット

 

企業の信用が高まる

 

緑ナンバーを取得するためには厳しい条件をクリアする必要があるため、その分企業への信頼度が高まります。

 

従業員の福利厚生の向上

 

緑ナンバーを取得すると同時に、その事業者は従業員の社会保険ならびに雇用保険加入義務が発生します。

 

営業先を広げられる

 

厳しい条件を経て緑ナンバーを取得すると国から許可を受けた運送業者として認められます。

公共事業の仕事や緑ナンバー取得業者とのみ取引を行う民間大手企業の仕事も受けられるため、白ナンバーに比べて営業の規模が拡大します。

 

緑ナンバーのデメリット

 

自賠責保険料の増加

 

トラックの自賠責保険料は緑ナンバーになると増加します。

2t超のトラックの場合、白ナンバーが22,570円、緑ナンバーになると30,530円と1万円近く高くなります。

※保険期間12カ月の場合

 

消費税対象経費が減る

 

緑ナンバーになると従業員の給与は消費税控除対象経費にならないため、白ナンバー時に比べて消費対象経費が減少するので、消費税の支払いが増加します。

 

日々の業務負担が増える

 

緑ナンバーになると対面点呼・点呼記録簿や乗務記録を記した日報、運転者台帳などさまざまな業務が義務化されます。

これらを行わなかった場合は行政処分され、トラックを停止しなくてはいけません。

 

 

トラックの緑ナンバーの取得方法は?手順や費用を解説!

 

契約書にサインする人物の手

 

トラックが緑ナンバーを取得するためには、取得申請を行い、厳しい条件をクリアする必要があります。

 

<緑ナンバーの取得方法>

 

①取得条件となる許可要件を確認する

 

必要資金・車両台数・営業所・車庫など、まずは許可基準を確認します。

 

②申請書類を作成する

 

事業計画書・見積書・賃貸借契約書など申請書類を準備します。

書類の作成は行政書士に依頼することも可能です(行政書士報酬は約60万円)。

 

③法令試験を受験する

 

事業者として適していることを証明する法令試験を受けて合格する必要があります。

 

④運輸局での審査

 

すべての申請書類を運輸支局に提出します。

審査結果が出るまで3〜5カ月ほどかかります。審査結果に問題がなければ、運送業を行う許諾を得られます。

 

⑤登録免許税を納付する

 

登録免許税12万円を国土交通省運輸局に入金します。

 

⑥許可書交付式

 

許可証交付式で許可証を受け取ります。

 

⑦緑ナンバーの取得

 

運行管理者と整備管理者の選任届を提出し、運輸開始前確認報告や事業用自動車等連絡書を発行してもらいます。

その後、車検証を自社名義の事業用に書き換え、緑ナンバーを受け取ります。

 

⑧運輸開始届を提出する

 

運輸開始届を運輸局に提出すればすべての手続きが完了です。

 

上記で記載した費用以外に印紙代やナンバー代、法人等本代など合わせて1万円ほど費用が発生します。

 

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トラックの緑ナンバーで事業の拡大も可能!

 

トラックの緑ナンバーは正式には一般貨物自動車運送事業、別名を営業ナンバーと言います。

 

緑ナンバーは有償で他人の貨物を運ぶ場合に装着しなくてはいけませんが、他人のものではなく自社のものを運ぶ場合は白ナンバーでOK。

 

緑ナンバーを取得するためには厳しい審査にクリアする必要がありますが、企業の信用が高まったり、営業規模を拡大できたりと、さまざまなメリットがありますよ。

 

トラックの購入や今の車両の買取を検討されるのなら、ぜひグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!

豊富な品揃えと安心・信用・満足をお客様にお届けするため、スタッフ一同、心よりお待ちしております。

 

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