2022.12.01
トラックのローンが返済中でも乗り換え可能!方法や注意点・コツを解説
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックなどの車両を購入する際、「一括支払い」「ローンを組む」の二通りの支払い方法があります。
トラックは乗用車と比べて大型なので、費用が大きくなりやすく、主に支払い方法にはローンが選択されます。
しかし、乗り換えをしたい場合などは、ローン返済中であってもトラックの売却を迫られることも。
そこで今回は、ローン返済中のトラックを乗り換える方法や、その注意点・コツを解説します。
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目次
ローン返済中のトラックでも乗り換え可能!
トラックは大型の自動車なので、乗用車と比べて費用がかかります。
そのため、ローンを組んで毎月返済していくのが一般的。
ただ、ローンを組んでトラックを購入し返済を続けていく中で、さまざまな事情からトラックを乗り換える必要のあるケースも見受けられます。
36回払いのローンを組んだ場合、普通はローンを36回きっちり払い終えないと売却できません。
しかし実は、ローン返済中のトラックでも乗り換えることが可能です。
条件があるので詳しく見ていきましょう。
ローン返済中でもトラックを売却できるための条件は、トラックの所有権がトラックの利用者に帰属していることです。
金融機関でローンを組んだ際は、トラックの購入と同時に所有権が利用者に移っていますが、トラックディーラーやローン会社のローンはそうではありません。
通常、ローンを完済するまでは、ローンの借入元が所有権を持っています。
利用者からローンを回収できない場合は、借入元は所有権を行使してトラックを売却し、差額を請求できます。
では、ローン返済中のトラックの名義をトラックの利用者に変更するためにはどうすれば良いのでしょうか?
次の章では、方法について見ていきましょう。
トラックのローンを返済中でも乗り換えする方法とは
先ほど、トラックのローンを支払い終えていない段階でも売却するには、トラックの所有権を有する必要があることを述べました。
所有権を移す際、ローンが支払い途中ならその残額を一括で支払う必要があります。
しかし、ローンで支払った回数が少なく、残高が多い場合などは、なかなか一括での支払いは難しいもの。
ローンの即時完済が難しいケースで乗り換えをしたい場合、「乗り換える車のローン残高に上乗せする」「借り換え」という方法があります。
それぞれ、説明します。
乗り換える車のローン残高に上乗せする方法
新たに購入して乗り換えるトラックのローンに、現在のトラックのローン残高を上乗せして支払います。
現在のトラックの支払いは完済したことになるので、所有権解除を行うと売却ができます。
売却後のローン残高は増えるものの、トラックの売却ができれば売却資金が入ってくるので、ローンの返済にあてることができます。
借り換えを行う方法
借り換えとは、現在残っているトラックのローン残高を返済するために、新しいローンを組むことです。
借り換えのメリットは、以下のとおり。
- 新しく組んだローンを残高の返済にあてられる
- 総支払金額が安くなることがある
- 月々の支払いを調整できる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
新しく組んだローンを残高の返済にあてられる
ローン返済中にトラックを売却したい場合、ローン残高を一括で支払う必要があります。
これまでにいくらか支払っているとはいえ、トラックは高額な乗り物。
ローン残高を一括で支払うとなると、なかなか厳しいケースも多いです。
そういった場合でも、借り換えを行い新しくローンを組むことで、ローン残高を返済することができます。
総支払金額が安くなることがある
借り換えのメリットとして、総支払金額を安く抑えられる可能性があるという点もあげられます。
現在組んでいるローンよりも金利の低いローンに乗り換えられた場合、金利を数%下げることが可能です。
例えば、トラックディーラーのローンの金利が5%だった場合、銀行で金利3%のローンを新しく組めば、2%金利を下げられます。
2%といえど、トラックのような高額な買い物なら、結果的に総支払金額を安く抑えられます。
ただし、経済状況などにより、金利の上昇が起こっている場合などは、借り換えることで逆に総支払額が高くなることもありますので注意が必要です。
月々の支払いを調整できる
借り換えを行えば、新しくローンを組むことになるので、月々の支払いを調整することもできます。
特にディーラーローンは借り換え期間が短いケースが多いため、その他のローンに切り替えることで返済期間を延長し、月々の負担を減らすこともできます。
借り換えの審査の基準と流れ
借り換えでは新しくローンを組む必要があるので、支払い能力が見られます。
まずは仮審査で事業内容や営業利益、他に借入があるかなどをチェックされます。
これらを総合的に踏まえ、返済能力に問題がないと判断される場合には本審査を通ることができるでしょう。
借り換えの流れは、以下のとおりです。
- 仮審査の申し込み
- 仮審査に通れば本審査
- 本審査に通ればローン残高の返済
- 借り換えしたローンの返済開始
借り換え審査には手間や時間がかかるので注意が必要
借り換えの審査には、手間と時間がかかります。
審査に必要な書類は、主に以下のとおり。
- トラックの車検証
- 会社の営業利益が確認できる書類(確定申告書)
- どれくらい借入しているかわかる書類
- ローンの返済予定表
- 事業概要書(企業概要書)
Webで申し込みできるタイプのローンもありますが、店舗の窓口での手続きが必要な場合もあります。
店舗の窓口での手続きは、多くの手間と時間がかかる可能性があるでしょう。
トラックのローン返済中に乗り換える際の注意点・コツとは
ローンが残っているトラックの乗り換えでは、いくつかの注意点とコツがあります。
トラックを乗り換える際の注意点
残高の返済後は、トラックの所有権をローン借入元からトラック利用者に移す必要があります。
所有権解除の手続きを行わないと、トラックの所有権がローン借入元にあると判断され、トラックを売却できません。
また、トラックの名義変更(移転登録手続き)も行わなければなりません。
この段階では、トラックの名義はローン会社であり、所有権もローン会社にあると見なされます。
名義変更では、ローン会社の所有権解除の書類が必要になりますので、所有権解除を行ってから名義変更をしましょう。
トラックを乗り換える際のコツ
ローン返済中でもトラックを乗り換えるコツは、以下のとおりです。
- コストを抑える
- 売却先を入念に選ぶ
- ローン内容を吟味する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
コストを抑える
乗り換えで新しいトラックを購入する場合、売却も同じ会社にするのがおすすめです。
中古トラック販売店の多くは、買取も行っています。
現在のトラックを査定し、下取りしてもらうことで、トラックの売却費用を新しいトラックの購入費用にあてて安く購入できます。
また、中古車販売店の立場からしても、トラックの売却をしに来た方は、新たにトラックを売れる「見込み客」ですので、値引きをしてくれたり、下取り価格を高くしてくれたりする可能性が高いでしょう。
売却先を入念に選ぶ
トラックを売却する際は、売る先を入念に選ぶ必要があります。
トラックを扱う業者によって、買取金額が変わるので、なるべく高価買取してくれるところを選ぶと良いでしょう。
売却した資金で、ローン残高の返済をするので、売却先の選定は重要。
トラックを専門的に扱い、豊富な買取実績がある業者に売却するのがおすすめです。
ローン内容を吟味する
先ほど紹介したように、借り換えを行うメリットの1つに「金利を下げられる」というものがあります。
そのメリットを活かすためにも、ローンの内容をしっかりと比べて、条件の良いものにしましょう。
借り換えを行えば、必ず総支払金額が安くなるわけではないので、ローンの内容、特に金利について調べることが重要です。
特に、ローンの支払い期間が長く完済まで期間が短い場合は、借り換えにかかる手数料などを加味すると、あまりお得にならないこともあります。
中古トラック一覧
トラックのローン返済中でも乗り換えはできる
トラックのローン返済中でも乗り換えることは可能です。
ただし乗り換えができるための条件は、所有権を有していること。
ローンを借りている場合は、トラックの所有権はローンの借入元にあるので、所有権をトラック利用者に移さなければ売却はできません。
ローン返済中のトラックを売却する方法は、ローンの借り換えを行う方法と、乗り換えるトラックのローンに現在のローン残高を上乗せする方法があります。
借り換えには手続きが必要で、いくつかの注意点もありますが、上手く活用すればローン
返済中でもトラックを乗り換えられる、総支払金額を抑えられる可能性があるといったメリットがあります。
現在、トラックのローン返済中で乗り換えたい方は、今回の内容を参考に借り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
その際は、ローンの内容をしっかり確認し、トラックを高値で買取してくれる業者を選ぶようにしてくださいね。
グットラックshimaでは、トラックの購入・買取を行っております。
トラックの乗り換えをご検討されている方は、ぜひご利用ください!