2022.01.05

トラックのアウトリガーとは?ユニック車についても解説!

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

トラックのアウトリガーという装置をご存知でしょうか?

 

アウトリガーとは、車体からまるで腕のように張り出して接地させる装置のことで、トラックが転倒しないように支える役割があります。

ユニック車や高い場所で作業を行う高所作業車などが安全に作業するためにはかかせない装置です。

 

今回は、トラックのアウトリガーについて。

あわせて、アウトリガーの付いているユニック車自体についてもご紹介します。

ユニック車

 

 

トラックのアウトリガーとは?ユニック車の基本も解説

まずはユニック車についてご紹介します。

 

ユニック車とはトラッククレーンの一種で、クレーンを装備したトラックのこと。

 

正式名称は「搭載型トラッククレーン」ですが、上物メーカーである古河ユニックの人気商品「ユニック」から、クレーン車の総称として呼ばれるようになりました。

 

長さを調整できるブームと言うクレーンを使って、荷物を荷台に積み込んで運搬するユニック車は、さまざまな現場で活躍するトラックです。

なお、ブームは最大4段まで伸びるタイプがメジャーですよ。

 

そんなユニック車にとってなくてはならない装置が「アウトリガー」。

 

アウトリガーは一般的には車体前側の両側面に搭載されている装置で、作業時に張り出して地面に接地することで、トラックの転倒を防止する役割があります。

 

トラックが重量物の運搬作業をする際に、重心が取れなくなり不安定な状態になったり、タイヤがパンクしたりする場合があります。

なお、アウトリガーには車体の前方と後方にアウトリガーを搭載した「リアアウトリガー」と、アウトリガーの下部(ジャッキ)が四角い「差し違いアウトリガー」、長いアウトリガーによって車体を高く持ち上げられる「ハイアウトリガー」の3種類があります。

 

グットラックshimaではさまざまな差し違いアウトリガーの中古トラックを販売しています。

ぜひ在庫をチェックしてくださいね!

 

中古アウトリガー一覧

 

 

アウトリガーがある「ユニック車」についても詳しく紹介

アウトリガー

ユニック車とクレーン車は、呼び方が違うだけで同じトラックのことをいいます。

 

ユニック車には、主に次の3つの種類があります。

 

・キャブバック型

運転席と架装の間にクレーンがあるタイプです。

レッカーにも使用される一般的なユニック車です。

 

・ハイアウトリガー型

長いアウトリガーを搭載することで、車体を高く持ち上げて作業できます。

 

・荷台内架装型

架装内にクレーンを装備することで、狭い場所での作業が可能です。

 

ユニック車を使用してクレーン作業を行う際は、吊り上げる荷物の重量によって必要な免許や講習が異なります。

 

・小型移動式クレーン運転の特別教育

吊り上げる荷物が0.5t~1t未満の場合、受講が義務付けられています。

 

・小型移動式クレーン技能講習

吊り上げる荷物が1t以上5t未満の場合、受講が義務付けられています。

 

・玉掛け技能講習

吊り上げる荷物が1t以上のクレーンの場合、受講が義務付けられています。

 

・移動式クレーン運転士免許

吊り上げる荷物が5t以上の場合、こちらの国家資格が必要です。

 

 

トラックのアウトリガーのセット方法もチェック!

アウトリガー

トラックの車体を支えることで安定した作業を叶えるアウトリガーの、セット方法と注意点について見ていきましょう。

 

アウトリガーのセット方法

アウトリガーを設置する際に接地面が不安定だと大変危険なうえ、アウトリガーの力を発揮できません。

 

地面がぬかるんでいる場合など不安定なときは、鉄板や角材で地面に足場を作りましょう。

 

アウトリガーを出す際は、アウトリガーの挟み込み事故を防ぐため、周囲に人がいないか確認することが大切です。

 

また、地面にしっかり設置できるよう、慎重に操作してください。

 

アウトリガーを出す際は、左右のアウトリガーを最大限まで伸ばします。

片方のみ出してしまうと、車体の重心がずれて横転する危険性があり非常に危険です。

 

作業する際は、周囲の確認と慎重な操作を心がけましょう。

 

アウトリガーの注意点

アウトリガーを設置するのが坂道の場合は、重心を考えて作業しないと横転してしまうため注意が必要です。

 

進行方向が坂道の場合は、ユニック車から見て坂道の低い方向に、楕円状の範囲で作業を行います。

 

また、アウトリガーを坂道に設置する場合は水平に保つ必要があるため、バンクが低い場所に角材などを敷きましょう。

 

 

トラックのアウトリガーとは安全に作業するためにかかせない装置

 

ユニック車とはトラッククレーンの一種で、クレーンを装備したトラックのこと。

 

長さを調整できるブームと言うクレーンを使って、荷物を荷台に積み込んで運搬します。

 

ユニック車にとってなくてはならない装置「アウトリガー」は、一般的には車体前側の両側面に搭載されている装置で、作業時に張り出して地面に接地することで、トラックの転倒を防止する役割があります。

 

アウトリガーを出す際は、足場や周囲の確認をし、左右のアウトリガーを最大限まで伸ばすことで安全に作業できます。

 

アウトリガーを取り扱う際は、周囲の確認と慎重な操作を心がけましょう。

 

トラックの購入や今の車両の買取、各種手続きのご相談まで、ぜひグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!

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