2020.09.07
トラックの自家用と事業用(営業用)の違いを比較!
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックは主に自家用と事業用(営業用)の2種類がありますが、その違いをご存知でしょうか?
それぞれ用途が異なるのはもちろんですが、ナンバープレートや税金なども異なるため、トラックに乗るうえで違いについてしっかり把握しておくことが大切です。
今回は自家用トラックと事業用トラックの違い、それぞれの手続き方法などを詳しくご紹介します!
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目次
自家用トラックと事業用(営業用)トラックの違いはどこ?
トラックの自家用と事業用(営業用)の違いについて、項目別に詳しく見ていきましょう。
用途の違い
自家用トラックと事業用トラックは「誰の荷物を運ぶのか」によって分類が異なります。
自家用トラック
自家用トラックは、「自分の荷物」を運ぶために使用するトラックのことをいいます。
トラックの所有者が個人でも事業者でも関係なく、あくまで自分の荷物を運ぶ場合という定義で自家用トラックとなります。
事業用(営業用)トラック
事業用トラックは、「お客様の荷物」を有償で運ぶために使用するトラックのことをいいます。
たとえば、顧客の荷物を運ぶ宅配便のトラックなどが事業用に該当します。
ナンバープレートの違い
自家用トラックと事業用トラックは、ナンバープレートを見れば一目でどちらか分かりますよ。
自家用トラックは通称「白ナンバー」と呼ばれ、乗用車と同じく白地のプレートに緑の数字が書かれています。
軽トラックの場合は、黄色地に黒い数字が書かれています。
これも乗用車と同じですね。
一方、事業用トラックは「緑ナンバー」や「青ナンバー」と呼ばれ、緑地に白の数字が書かれています。
軽トラックの場合は、自家用の軽トラックと色が反転し、黒地に黄色の数字が書かれています。
保険料の違い
トラックは乗用車と同じく、自賠責保険と任意保険があります。
自家用トラックなのか事業用トラックなのかによって、自賠責保険も任意保険も保険料が異なり、事業用の方が若干高くなります。
また、事業用トラックを何台も所持している場合は、運転手を限定せず補償を受けられる「法人用任意保険」もあります。
保険によっては顧客の荷物に対する補償が付くものもありますので、用途に合わせてしっかり検討してみてはいかがでしょうか。
自動車重量税の違い
トラックの自動車重量税は、車両総重量のほかに自家用か事業用(営業用)かによっても変わります。
エコカー減税の施行によって、わかりづらくなった自動車重量税額ですが国土交通省の税額表を見ると、新車新規登録等(2019年5月1日から2021年4月30日までに)におけるエコカー対象外のトラックの自動車重量税は、車両総重量が1トン以下の場合で1年自家用トラックが4,100円、1年事業用トラックが2,600円となり、事業用の方が安くなっています。
トラックの自家用と事業用の手続きも違いが?自家用を事業用にも変更可能!
自家用と事業用(営業用)のトラックは登録の手続き方法も異なるため、違いがある点についてもご紹介します。
自家用トラックの登録は、名義人の居住地(または法人の所在地)を管轄する陸運支局で行います。
この際さまざまな書類が必要になりますが、陸運支局に書類を提出して不備がなければ手続きは完了し、比較的登録は簡単です。
事業用トラックの手続きの場合は、名義人が一般貨物自動車運送事業か、特定貨物自動車運送事業運送事業者など運送事業者としての許可を得た法人であるかなど、いくつかの要件をクリアする必要があります。
必要書類を陸運支局に提出し、5営業日ほど審査が行われるため、自家用トラックと比べて手続きに時間を要します。
しかし先ほどご紹介した通り、事業用トラックの方が自家用トラックに比べて税金が安いなどメリットもあります。
自家用トラックを事業用トラックへ変えることも可能です!
自家用トラックを事業用トラックに変更する場合は、運輸局で自動車運送事業の開業許可を取り、その後運輸局で事業用トラックの申請を行う必要があります。
ただし、運搬する荷物によってトラックの規格が決まっており、規格を満たさない場合は事業用トラックとしては登録できない場合もあるため気を付けましょう。
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自家用トラックと事業用(営業用)トラックの違いをおさらい!
自家用トラックと事業用(営業用)トラックの違いは以下の通りです。
自家用トラック
- 「自分の荷物」を運ぶために使用するトラック
- ナンバープレートは通称「白ナンバー」と呼ばれ、乗用車と同じく白地のプレートに緑の数字が書かれている(軽トラックの場合は黄色地に黒い数字)
- 自動車重量税額は事業用トラックよりも自家用トラックの方が高い
事業用トラック
- 「お客様の荷物」を有償で運ぶために使用するトラック
- ナンバープレートは通称「緑ナンバー」や「青ナンバー」と呼ばれ、緑地に白の数字が書かれている(軽トラックの場合は黒地に黄色の数字)
- 保険料が自家用トラックよりも事業用トラックの方が若干高い
- 事業用トラックを何台も所持している場合は、運転手を限定せず補償を受けられる法人用任意保険の加入が必要
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