2021.10.27

トラックのサイドブレーキが解除できない!原因や対処法を解説!

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

トラックを駐車する際に欠かせないサイドブレーキ。

ブレーキが機能しない場合の非常用ブレーキとしても、重要な役割があります。

 

もしサイドブレーキが解除できない(上がらない)場合は、異常が発生して故障した可能性があります。

 

そこで今回は、トラックのサイドブレーキが解除できない場合について。

故障の原因や対処法などを詳しくご紹介します。

サイドブレーキ

 

 

トラックのサイドブレーキの役割や種類、操作方法とは?

トラックだけではなく、すべての車両に搭載されているサイドブレーキ。

サイドブレーキの正式名称はパーキングブレーキと呼び、手動式のものはハンドブレーキと呼ぶこともあります。

 

サイドブレーキの基本的な役割は、駐車する際にトラックをしっかりその場に停車するためにあります。

 

しかし、ブレーキが異常を起こして操作できない場合は、非常用ブレーキとしてサイドブレーキを使用することもあります。

 

また、MT車の場合は坂道発進時に使用することもあり、車によってサイドブレーキの役割は異なります。

 

サイドブレーキの種類と基本の操作方法

サイドブレーキには主にブレーキを手で引き上げるレバー式と、足で踏み込むペダル式という2つの種類があり、操作方法が異なります。

 

レバー式は、ブレーキを踏みながらサイドブレーキのレバーを思い切り引き上げることで制御できるもの。

解除する際は、ブレーキを踏みながらサイドブレーキのレバーを少しだけ引き上げたあと、解除ボタンを押して下まで戻します。

 

ペダル式は乗用車AT車限定の装備で、左下にあるサイドブレーキのペダルを思い切り踏み込むことで制御できるもの。(※トラックにはペダル式のサイドブレーキはありません)

 

解除する際は、同じくサイドブレーキのペダルを踏み込みます。

 

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トラックのサイドブレーキが解除できない原因

注意

では次に、トラックのサイドブレーキが解除できない原因について見ていきましょう。

 

万が一サイドブレーキが解除できず制御した状態で走行すると、ブレーキを引きずりながら走行することになり、非常に危険です。

 

サイドブレーキが解除できない原因として1番の原因は経年劣化ですが、ブレーキシステムの種類によっても異なります。

 

ワイヤー制御方式の場合

サイドブレーキを制御することでドライブシャフトを固定し、後輪をロックするのがセンターブレーキです。

 

ワイヤー制御方式は、センターブレーキがワイヤーで作動するもの。

ワイヤー制御方式で解除できない場合は、このワイヤー部分に切れるなど異常が発生した可能性があります。

また、寒冷地ではワイヤーに水滴が付いて外の冷気で凍ってしまうことで、解除できなくなるケースもあります。

 

エア制御方式の場合

サイドブレーキを制御することで圧縮エアを排出し、後輪をロックするのがホイールパーキングブレーキです。

 

ホイールパーキングブレーキは圧縮エアでサイドブレーキを解除するエア制御方式。

エア制御方式のサイドブレーキが解除できない場合は、エア循環機関に異常が発生してエア圧が排気されていない可能性があります。

 

 

トラックのサイドブレーキが故障した場合の対処法や予防策

トラックのサイドブレーキが故障して正常に動かなくなってしまった場合は、安全な駐車が不可能になるだけではなく、ブレーキを引きずることで車両火災につながる恐れも。

 

サイドブレーキが解除できない場合は、早急に点検・修理を行いましょう。

 

トラックのサイドブレーキの故障の予防策は、先ほどご紹介したブレーキシステムの種類によって異なります。

 

ワイヤー制御方式の場合、故障の原因はワイヤーの異常です。

ワイヤーが伸びたり切れたりしないよう、定期的な給油やワイヤーの調整を行いましょう。

 

エア制御方式の場合は、エア循環機関に異常が起きないよう、定期的にエアドライヤーの交換をするなどメンテナンスを行うことで予防できます。

 

定期的な点検とこまめな部品交換で、サイドブレーキは大きな故障をすることなく長く使い続けることができます。

 

ただし、トラックのサイドブレーキの1番の故障原因は経年劣化です。

サイドブレーキの解除ができない場合は経年劣化の目安でもあるため、トラックの買取査定や乗り換えを検討するタイミングと考えましょう。

 

 

トラックのサイドブレーキが解除できないときは早急に点検・修理を!

駐車する際にトラックをしっかりその場に停車するためや非常用ブレーキなど、重要な役割を持つサイドブレーキ。

 

万が一サイドブレーキが解除できず制御した状態で走行すると、ブレーキを引きずりながら走行することになり、最悪の場合車両火災を引き起こすため非常に危険です。

 

サイドブレーキが解除できない原因は、ブレーキシステムの種類によって異なります。

 

ワイヤー制御方式:ワイヤーが切れるなど異常が発生した可能性があります

エア制御方式:エア循環機関に異常が発生してエア圧が排気されていない可能性があります

 

定期的な点検とこまめな部品交換で、サイドブレーキは長く使い続けることができますが、トラックのサイドブレーキの1番の故障原因は経年劣化です。

 

サイドブレーキの解除ができない場合は経年劣化の目安でもあるため、トラックの買取査定や乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

トラックの買取や購入、各種手続きのご相談まで、ぜひグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!

安心・信用・満足をお客様にお届けするため、スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

 

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