2021.10.25

トラックの車検証の見方を詳しく!項目ごとの見方や書き方をチェック

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

車を所持し使用するのに欠かせない「車検証」。

普通乗用車の車検証は比較的見やすく、車に詳しくなくてもわかることが多いですね。

 

しかし、トラックの車検証は普通乗用車のものとは異なり、項目が多く見て理解するのが難しいと思われがちです。

 

そんなトラックの車検証について、今回は見方や書き方、保管場所まで詳しく見ていきましょう。

 

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トラックの車検証とはどんなもの?

車検証とは、正式名称「自動車検査証」と言われる公文書です。

この車検証は、所有者や使用者を証明をしたり、自動保安基準(車検)に適合していることを証明することができます。

 

車検証にはさまざまな項目があります。

 

トラックの車検証項目は、項目の一番下の備考欄を含めて33項目。

トラックの自動車登録番号や登録、交付年月日はもちろんのこと、初度登録年月なども載っているため、トラックの経歴が記されている履歴書のようなものです。

 

また、備考欄には項目には記載されていない、さまざまな追加情報が載っているので、中古トラック購入の際には欠かせないチェックポイントもあります。

 

車検証は各種手続きに使う重要書類でもあり、道路運送車両法で走行時にトラックに積んでおかなければならないと定められている書類です。

トラックを購入したら、必ずトラックのグローブボックスなどに入れておきましょう。

 

 

トラックの車検証の見方を詳しくチェック!

チェック

とても重要で、走行時には必ず携帯していなければならない車検証。

中古トラックの購入や買取をお願いする際にも必要なので、中身をしっかりと理解しておきましょう。

 

ここでは、車検証の33項目の記載内容について、詳しく解説します。

 

項目①自動車登録番号又は車両番号

車検証の左上部に記載されている項目です。

トラックのナンバープレートの番号が記載されています。

中古トラックの購入の際は、実際見ているトラックと車検証が合っているかを、この部分を見て確認しましょう。

 

項目②登録年月日/交付年月日

項目①の右隣に記載されています。

トラックの新規登録や名義変更が行われた年月日が記載されています。

次で説明する初度登録年月と同じ場合は、ワンオーナーです。

異なっている場合は、名義変更が行われたことのあるトラックだとわかります。

 

項目③初度登録年月

項目②の右隣に記載されています。

そのトラックが日本国内で初めて登録された年月が記載されています。

つまり、新車で最初に登録された年と月です。

項目②の記載年月と同じ場合は、ワンオーナーです。

 

項目④自動車の種別

項目③の右隣に記載されています。

小型、普通、大型特殊の3種類あり、車検時の印紙代を決定するために必要です。

 

項目⑤用途

項目④の右隣に記載されています。

乗用、貨物、特殊などがあり、重量税を割り出すときに必要です。

 

項目⑥自家用・事業用の別

項目⑤の右隣に記載されています。

トラックの車両区分が、自家用なのか事業用なのかがわかります。

自家用ならば白のナンバー、事業用ならば緑のナンバーです。

 

項目⑦車体の形状

車体の形状は、車検証の右上に記載されています。

トラックの代表的な形状は、キャブオーバーやバンです。

他にもダンプ、冷蔵冷凍車などさまざまな形状があります。

 

項目⑧車名

車検証の2段目、左側の記載です。

車種名が記載されるのではなく、トヨタ、マツダなどの車両の製造メーカーが記載されています。

代表的な車名は、日野、いすゞ、三菱ふそう、UDトラックスなどです。

 

項目⑨乗車定員

項目⑧の右隣に記載されています。

トラックに乗車出来る人数です。

定員を超える人数の乗車は、道路交通法違反となりますので注意が必要です。

 

項目⑩最大積載量

項目⑨の右隣に記載されています。

トラックに積める荷量の最大の重量です。

貨物車の場合のみ記載され、この重量を超える積載をした場合には厳しい処罰が課せられます。

 

項目⑪車両重量

項目⑩の右隣に記載されています。

トラック自体の重量です。

車検時の重量税を算出する際に必要です。

 

項目⑫車両総重量

車検証の2段目、右側に記載されています。

「車両総重量=車両重量+最大積載量+55kg×乗車定員」で算出した重量です。

※最大積載量を加えるのは記載があったときのみ

 

項目⑬車台番号

車検証3段目、左側に記載されています。

全ての自動車に割り当てられている、固有の製造番号です。

トラックのフレームに付けられた番号で、国産車の場合、エンジンルームにも打刻されています。

詳しく知りたい場合は、「トラックの車台番号(車体番号)とは?見方や調べ方、職権打刻まで解説」を合わせてご覧ください。

 

項目⑭長さ、項目⑮幅、項目⑯高さ

項目⑬の車台番号の右側に順番に記載されています。

トラック全体の長さ、幅、高さが記載され、車庫証明を取るときに必要となる項目です。

 

項目⑰前前軸重、項目⑱前後軸重、項目⑲後前軸重、項目⑳後後軸重

項目⑯の右側に順番に記載されています。

軸にかかる重量のことです。

項目⑰前々軸重…最前部の車軸にかかる重量で、特殊車両通行許可申請時にはA軸となります。

項目⑱前後軸重…車両前部が2軸のトラックの後軸にかかる重量。

項目⑲後前軸重…車両前部から3軸目にかかる重量。

項目⑳後後軸重…最後部の車軸にかかる重量。特殊車両通行許可証申請時には2軸であればB軸、3軸であればC軸、4軸であればD軸と呼ばれます。

 

項目㉑型式

車検証4段目、左側に記載されています。

アルファベットと数字で表された車両の識別ネームです。

 

項目㉒原動機の型式

項目㉑の右隣に記載されています。

トラックのエンジンの型式番号です。

並行輸入車などでエンジンの型式がわからない場合は「不明」と記載。

 

項目㉓総排気量又は定格出力

項目㉒の右隣に記載されています。

トラックのエンジンの排気量です。

項目㉔燃料の種類

項目㉓の右隣に記載されています。

種類は、ガソリン、軽油、LPガスなどがあります。

 

項目㉕型式指定番号、項目㉖類別区分番号

項目㉔の右側から順番に記載されています。

項目㉕型式指定番号…国土交通省に指定された番号。

項目㉖類別区分番号…同一形式でも仕様の異なる車両が記載。オプション装備などがあるかの判断基準になります。

 

新車登録や中古車で売買される際に、取得税を計算するために必要です。

 

項目㉗所有者の氏名又は名称、項目㉘所有者の住所、項目㉙使用者の氏名又は名称、項目㉚の使用者の住所、項目㉛使用の本拠の位置

車検証の5段目以降、順番に記載されています。

以下の項目の中で、同じ内容のものがあれば***となっています。

横目㉗所有者の氏名又は名称…トラックの所有者の名前が記載。ローン中はローン会社の名義となります。

項目㉘所有者の住所…トラックの所有者の住所。

項目㉙使用者の氏名又は名称…トラックの所有者と使用者が異なる場合、使用者の名前が記載。

項目㉚使用者の住所…トラックの使用者の住所が記載。

項目㉛使用の本拠の位置…一般的に使用者の住所が記載。

 

項目㉜有効期間の満了する日

項目㉜の下、備考欄の上に記載されています。

トラックの受けた車検の有効期間の終了日が記載されており、この期日の前に車検を更新する必要があります。

 

項目㉝備考欄

車検証の一番下の段に記載されています。

新規登録、継続検査、移転登録などの手続きなどの手続き情報、税金や車検時までの走行距離・排ガス等のデータが記載されていることもあります。

 

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車検証の見方を知って、今後のトラックライフに役立てよう!

トラックの車検証に記載されている33項目、どれも車検時や中古トラック購入時などに必要な情報ばかりでしたね。

 

一見複雑そうに見えますが、わかってしまえばとても重要で便利な車検証。

トラックの経歴を知る上で大切な書類です。

 

また、走行中に携帯するよう法律で義務付けられている書類でもあるので、しっかりとした管理のもと、トラックのグローブボックスなどに入れて保管しましょう。

 

トラックの買取や購入、各種手続きのご相談まで、ぜひグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!

安心・信用・満足をお客様にお届けするため、スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

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