2022.02.18
トラックのフルフラットローとは?特徴やメリット・デメリットを紹介
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックを購入する際に、選ぶ基準の1つでもあるのが地面から荷台床面までの高さ。
高さによって特徴が異なるため、トラックの用途に応じて選ぶことが大切です。
その高さの1つが「フルフラットロー(全低床)」。
今回は、トラックのフルフラットローについて、その特徴やメリット・デメリット、高床や低床との違いなどとともにご紹介します。
目次
トラックのフルフラットローとは?
トラックは地面から荷台床面までの高さによって、高い順から「高床」「全低床」「低床」「超低床」の4つに分けられます。
このうち、「全低床」のことを「フルフラットロー」と呼びます。
フルフラットローの特徴は、次の3つです。
- 前輪と後輪の大きさが同じ
- タイヤ口径が小さい
- トラックの高さが全体的に低い
フルフラットローは全体的に低いため、運転席部分の高さも低くなっています。
しかし、フルフラットローのトラックは地上からの高さでは判別しにくいため、自分で判別する際にはタイヤの大きさを見て確認しましょう。
中古フルフラットロー一覧
トラックのフルフラットローのメリット・デメリットとは
トラックのフルフラットローには、メリットはもちろんデメリットもあります。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
トラックのフルフラットローのメリット
・作業・乗り降りが楽
フルフラットローはタイヤが小さく、運転席部分が低くなっています。
そのため、積荷作業や乗り降りを楽に行うことができますよ。
・低床トラックに比べて衝撃が少ない
タイヤが小さいといっても、同じく高さが低い低床トラックよりはタイヤの口径が大きいです。
そのため、フルフラットローは路面の衝撃を吸収しやすく、悪路を走行する際も衝撃が少ないというメリットがあります。
・スペアタイヤは1種類でOK
タイヤの大きさが前後で同じなので、スペアタイヤは1種類だけ用意すれば良く、経済的負担が少ないです。
トラックのフルフラットローのデメリット
・荷台が高いと感じる場合もある
フルフラットローの荷台は低床や超低床と比べると高さがあるため、業務内容や人によっては荷台が高いと感じる場合があります。
・高床に比べて走行時に衝撃がある
フルフラットローよりもタイヤが大きい高床に比べると、走行時に衝撃を感じることが多いでしょう。
フルフラットロー(全低床)と高床・低床・超低床との違いは?
フルフラットロー(全低床)と高床・低床・超低床の違いについて、項目別に見ていきましょう。
高さ・タイヤの大きさ
高さありタイヤがもっとも大きいのは高床です。
フルフラットローは前と後ろに同じ大きさの小さいタイヤが取り付けられていますが、低床は前と後ろのタイヤの大きさが異なり、後ろのタイヤが小さくなっています。
超低床は最もタイヤが小さく、高さが低くなっています。
使用用途
タイヤが大きく高さのある高床は、荷物の積み下ろしが少ない長距離運転におすすめです。
低床や超低床は荷台が低いため手作業による積み下ろしには向いていますが、乗り心地は悪いため短距離運転の際に良いでしょう。
一方、高床と低床・超低床の中間に位置するフルフラットローは、それぞれのいいとこどりであり、手作業での業務はもちろん、クレーンを使った積み下ろしにも向いています。
トラックのフルフラットローとはメリットが豊富なトラック
トラックのフルフラットローとは、いわゆる「全低床」のことで、高さの種類はそのほかに「高床」「低床」「超低床」があります。
フルフラットローの特徴は3つ。
- 前輪と後輪の大きさが同じ
- タイヤ口径が小さい
- トラックの高さが全体的に低い
トラックのフルフラットローには、「作業・乗り降りが楽」「低床トラックに比べて衝撃が少ない」といったメリットがありますが、一方で「荷台が高いと感じる場合もある」「高床に比べて走行時に衝撃がある」といったデメリットも。
フルフラットロー(全低床)と高床・低床・超低床の違いを知って、最適な一台を見つけましょう。
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