2022.08.10
ポールトレーラーとは?特徴や用途、免許・運転のコツなど詳しく解説!
こんにちは!グットラックshimaです!
たくさん種類があるトレーラーの中でも車体が大きく、長い荷物を運ぶ際に活躍するポールトレーラー。
鉄骨やレール、鉄道車両を運ぶのに適しています。
今回はそんなポールトレーラーについて特徴や用途、構造を詳しく解説!
必要な免許や運転のコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
ポールトレーラーとは?特徴・用途を解説
冒頭でも紹介した通り、ポールトレーラーは長いものを運ぶのに適した大型車両です。
鉄骨・レール・銅材・基礎杭などを運搬する際に、よく使用されます。
鉄道車両や橋げたの運搬もできるため、工事現場や事故車両の運搬などにも使用されることの多い車両です。
車体は運転席のある「トラクター」と、荷物を乗せる「トレーラー」を連結させた形になっており、荷重はトラクターの構造によって異なります。
さらに、荷台部分の長さを調整することができるため、40mを超えた荷物を運搬することも可能です。
ポールトレーラーのサイズ
ポールトレーラーをはじめとするセミトレーラーの長さは、警察署から道路通行許可を取得した際に限り、一般道は25mまで、高速道路は21mまで可能ですが、無許可で道路を走行できる長さは下記の通りです。
- 高速道路:12mまで
- 一般道路:16mまで
これより長いものを運ぶ際には警察からの許可を取得する必要があるので注意が必要です。
また、通行許可を得るためには下記のような書類が必要になります。
- 特殊車両通行許可・認定申請書
- 車両の旋回軌跡図
- 車両内訳書
- 車両諸元表・外観図
- 通行経路がわかる表や図
- 車検証の写し
上記以外の書類を提出するよう求められるケースもあるため、事前に確認しておくようにしましょう。
ポールトレーラーの最大積載量
ポールトレーラの最大積載量は構造によって異なりますが、どのポールトレーラーでも車検証に記載されています。
最大積載量以上の重量の荷物を載せてしまうと取り締まりの対象となるだけでなく、大きな事故につながる恐れもあります。
運転前にかならずチェックし、運搬する荷物の重量が最大積載量を超えないように注意しましょう。
ポールトレーラーの構造も詳しく解説!
前述したとおり、ポールトレーラーはトラクターとトレーラーを連結させて走る車両です。
基本的に運転するのはトラクター部分のため、トレーラーのみで走行させることは不可能です。
しかし、トレーラー部分にも駆動やブレーキ機能が付いており、緊急時には制御することができる仕組みになっています。
トラクターとトレーラーを連結させている部品を「ステアリングドローバー」といい、連結には「ヒルトンフック」というフック状の部品が使われています。
ポールトレーラーは、連結部分であるステアリングドローバーの長さを変えることによって、さまざまな大きさの荷物を運搬することができるのです。
また、トレーラーの後輪に「ステアリング」という部品が付いているタイプのポールトレーラーもあります。
ステアリングは基本的にラジコンでの操作が必要になるため、運転者と別でステアリング担当を用意しなければいけませんが、ステアリング整備のポールトレーラーは小回りが利くようになるため非常に便利です。
「グットラックshima」でもさまざまなタイプのポールトレーラーを販売しておりますので、気になる方はぜひトレーラーの在庫一覧をチェックしてみてくださいね!
ポールトレーラーに必要な免許、運転のコツもチェック
ポールトレーラーを運転するためには、「大型免許」と「けん引免許」を持っている必要があります。
ポールトレーラーのトレーラー部分は大型特殊自動車の分類になりますが、ポールトレーラーを運転する際には特殊免許は必要ありません。
大型免許の取得には、「満21歳以上であること」「普通免許などの免許取得から3年以上経過していること」「両目0.8以上、固め0.5以上の視力があること」「深視力検査の平均が2センチ以内であること」という条件があります。
大型免許の取得を取得すると、ポールトレーラーを含む車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上の車両を運転することができます。
また、けん引免許には「満18歳以上」という年齢条件があります。
他にも条件はありますが、すべて大型免許の条件と同様です。
ポールトレーラーの運転のコツは?
ポールトレーラーは車体が非常に大きく、重量も大きいため運転時には注意すべき点が複数あります。
ポールトレーラーを運転する際には主に下記の注意点に気を付けながら運転するようにしてくださいね。
- ジャックナイフ現象(トレーラーとトラクターの連結部分を境にくの字に折れ曲がってしまうこと)やトレーラースイング(トレーラー部分が左右に揺れること)を起こさないために、急ブレーキや急ハンドルは避ける
- 内輪差が非常に大きいことを理解しながら運転する
- 死角が広いため、特に左折時にはミラーだけでなく目視でも安全確認を行う
- カーブで横転しないようにカーブ前にはスピードを落とす
ポールトレーラーの事故は運転手の危険だけでなく、周囲の人や車、建物を巻き込む可能性も十分にあり得ます。
慣れているからと油断せず、常に安全運転を心がけましょう。
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ポールトレーラーとは長い荷物の運搬に便利なトラック
数あるトレーラーの中でも特に車体が大きく、長い荷物を運ぶのに適している「ポールトレーラー」は、鉄骨やレール、鉄道車両を運ぶのに適しています。
連結部分であるステアリングドローバーが伸び縮みする仕組みになっていて、荷物の大きさにあわせて大きさを変えることが可能です。
ただし、ポールトレーラーの全長は、警察署から道路通行許可を取得した際に限り、一般道は25mまで、高速道路は21mまで可能ですが、無許可の場合は高速道路で12mまで、一般道路で16mまでとなっています。
ポールトレーラーは大型免許とけん引免許を持っていれば運転可能ですが、運転時には安全運転を心がけましょう。
通常の車やトラックよりも危険度が高いため、慣れている人でも安全確認は決して怠ってはいけません。
グットラックshimaでは、ポールトレーラーをはじめとする中古トラック・中古トレーラーの販売・買取を行っておりますので、トラックの購入を検討している方はぜひお気軽にお問い合わせください!