2022.10.08
タイヤの保管方法を解説!保管前のお手入れや保管場所のおすすめも
こんにちは!グットラックshimaです!
タイヤは季節や路面の状況にあわせて交換するため、交換前のタイヤを一時的に保管する必要があります。
タイヤを保管する際には「何かお手入れをしてから保管した方が良いのか」「どんな場所に保管するのが良いのか」など、さまざまなことが気になりますよね。
実は、タイヤを正しく保管することで、タイヤの劣化を防ぐ効果があるんです!
今回は、タイヤの正しい保管方法について解説。
保管前のお手入れや置き方、おすすめの保管場所や便利グッズについてもご紹介します。
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目次
タイヤの保管方法は長持ちさせるためにも重要!
タイヤは季節によっても違いがあり、「夏タイヤ(サマータイヤ)」「冬タイヤ(スタッドレスタイヤ、スノータイヤ)」「オールシーズンタイヤ」の3種類があります。
特に雪の降る地域では季節や路面の状況にあわせて、夏用タイヤから雪道を走るための冬用タイヤに交換する必要がありますよね。
タイヤを交換した後、次回使用するまで保管している方も多いと思いますが、タイヤは正しく保管しないと劣化が進み、寿命が短くなってしまいます。
お手入れも何もせず、タイヤをそのまま野外に置いておくのは1番良くない例です。
タイヤのゴムの劣化が進むと、スリップしやすくなったり、空気圧が不足してバースト※しやすくなったりと、運転のトラブルにもつながりかねません。
※タイヤが破裂すること
正しいお手入れをしてから、環境の良い場所に保管することは、タイヤの寿命を伸ばすことにつながります。
タイヤを良い状態で長持ちさせるためにも、これから紹介する保管前のお手入れ方法、置き方のコツ、おすすめの保管場所を参考に、正しく保管しましょう。
タイヤの正しい保管方法を確認!保管前のお手入れや置き方も
タイヤを長持ちさせるために、保管する前のお手入れ方法やタイヤの置き方(積み方)をご紹介します。
タイヤを保管する前のお手入れ方法
タイヤの保管前にお手入れをするだけで、タイヤの劣化を防ぐことにつながります。
①タイヤをキレイに洗う
タイヤに砂や泥といった汚れや、油汚れが残っていると劣化の原因となります。
保管をするときは、キレイに洗ってから収納することが大切です。
基本的には、砂や泥などの汚れは水洗いのみで落とすことができます。
なかなか落ちない頑固な汚れに関しては、薄めた中性洗剤を使用しましょう。
洗剤が残っていると劣化の原因になるため、しっかりと洗い流すように注意してくださいね。
また、保管前にタイヤワックスをする必要はありません。
ワックス剤に入っている化学物質が残ったままタイヤを長期間保管してしまうと、劣化が進んでしまいますので気をつけましょう。
②水分を取り除いてしっかり乾燥させる
タイヤに水分が付いたままだとカビの原因となっていまいます。
タイヤ内部に水分が残っていると、スチールコードが錆びて劣化の原因になることも。
タイヤを水洗いをした後には、タオルやクロスで水分をしっかり取り除くことが大事です。
日陰で十分に乾燥させてから保管しましょう。
タイヤを保管する際のポイント・置き方
タイヤを保管する際のポイントや、置き方(積み方)についても確認しておきましょう。
タイヤの空気圧を適正値の半分ほどにしておく(ホイール付きタイヤの場合)
タイヤは運転するために荷重に耐えられる空気圧になっているため、外した場合にそのままにしておくと、内圧でゴムに負担がかかります。
ホイール付きタイヤの場合は、保管する前に空気圧を適正値の半分くらいになるよう空気を抜いておくと、保管中にタイヤにかかる負荷を和らげることができますよ。
ちなみに、適正なタイヤの空気圧のことを「車両指定空気圧」といいます。
タイヤサイズではなく、車両によって空気圧が異なりますので、必ず確認しておきましょう。
※車両指定空気圧は、給油口や運転席側のドア開口部などに貼ってあるラベルに表示されていることが多いです。
タイヤの負担の少ない置き方(積み方)にする
タイヤを保管をするときには、タイヤのホイールを付けておくか・外しておくかによって、置き方に違いがあります。
ホイールを付けて保管する場合には、ホイールの重みが縦方向にかかるとタイヤが変形する可能性があるので、横積み(平積み)にして保管するようにしましょう。
その際、下のタイヤにばかり重さがかからないよう、4週に1度ぐらいの頻度で順番を変えて、負担の度合いを均等にしましょう。
横積みをするのが難しく縦積みで置く場合は、定期的にタイヤの接地面を入れ替え、1カ所に負担が掛からないようにしてください。
ホイールを外してタイヤ単体で保管する場合には、逆に縦積みで保管するのがおすすめです。
横積みで保管してしまうと、タイヤのサイドウォールに負担が掛かってしまいます。
直接床に置いて保管しない
タイヤはゴムでできているので、直接床に置いておくと床が変色する恐れがあります。
また、床と接している部分に湿気が溜まり、カビが発生してしまう可能性も。
タイヤは段ボール・すのこの上に置くようにしましょう。
タイヤの保管方法をさらに詳しく!おすすめの保管場所や便利グッズも
タイヤが劣化しづらいおすすめの保管場所についてご紹介します。
自宅に保管スペースがない場合の保管場所、保管する際の便利グッズもお伝えしますね。
タイヤの保管におすすめの場所は?
タイヤは特に紫外線や水に弱いため、屋外で保管することはなるべく避けましょう。
直射日光や雨風を防げる屋内保管がおすすめです。
以下のような条件の場所を選びましょう。
湿気が少なく換気が可能な場所
梅雨の時期や雨が降ったときなどに湿気が溜まりやすい場所、風通しの悪い場所は、タイヤの劣化が進みやすいです。
できるだけ換気が可能な、湿気のこもりにくい保管場所を選びましょう。
ドアもずっと閉めっぱなしにはせず、定期的に空気の入れ替えを行うと良いですね。
オゾンが発生しない場所
エアコンの室外機やモーター使用機器、バッテリーなど、オゾンが発生する機器の近くにタイヤを保管するとひび割れの原因となります。
タイヤを保管する際は、保管環境についてもチェックしてみてくださいね。
紫外線・熱・油類の影響を受けない場所
直射日光に含まれる紫外線(UV)に長時間当たったり、高温になりやすい場所の近くでタイヤを保管すると、タイヤのゴムが劣化してしまうことも。
そのためタイヤの保管は、直射日光を避けた日陰で涼しい場所や、熱がこもりにくい場所が適しています。
また、タイヤは油を吸収しやすい性質があるので、石油ストーブといった熱源の近くには置かないように注意してくださいね。
自宅にタイヤを保管するスペースがない場合は?
自宅にタイヤを保管するスペースがない場合の対処方法も確認しておきましょう。
これからタイヤの保管場所を考える方には、物置としても使える「コンテナ」もおすすめです。
オールシーズンタイヤを使用する
タイヤを保管する場所がなく保管が難しい場合には、1年を通して使用できるオールシーズンタイヤに変更する方法があります。
オールシーズンタイヤは季節を問わず使えるため、雪が降ったからと冬タイヤに交換する手間が減り、タイヤを保管する場所も不要になります。
タイヤ保管サービス利用する
自宅に保管する場所がない場合には、タイヤを専門倉庫で保管してもらえる「タイヤ保管サービス」を利用する方法もあります。
タイヤ保管サービスはタイヤ専門店だけでなく、ガソリンスタンドやカー用品店などで行っていることも。
お店によってはタイヤ交換サービスも利用することができます。
サービス利用料金やタイヤ保管料金はお店によって異なりますが、タイヤを安全に保管したいという方におすすめです。
コンテナを購入して保管する
タイヤを保管するためにコンテナを購入して、物置として利用する方法もおすすめです。
コンテナの大きさは用途に合わせて選ぶことができ、窓を付けるなどアレンジの仕方も豊富にあります。
コンテナはタイヤの保管をする場所だけでなく、例えばガーデニングが好きな方は肥料などの保管場所にしたり、バイクのガレージしたりと利用方法はさまざまです。
「コンテナの活用法はさまざま!使えるアイデアから面白アイデアまで」でコンテナの多彩な活用法をご紹介しているので、ぜひ見てみてください。
グットラックshimaでは物置コンテナを販売しています。
タイヤを保管するスペースを新たに設置したいと考えている方は、お客様の実際の使用例などもぜひご覧ください。
タイヤの保管をする際に便利なグッズ
小さいスペースでもタイヤを保管しやすくするグッズや、タイヤの劣化を防ぐための便利グッズを紹介します。
タイヤラック
省スペースでタイヤを収納可能にする、タイヤ専用の収納ラックです。
タイヤの交換時期に一時的な置き場所として利用でき、見た目もスッキリとします。
タイヤラックは屋内保管での使用はもちろん、「どうしても屋外で保管したい」という場合にもおすすめです。
収納方法は、縦置きタイプと横置きタイプの2種類から選べます。
キャスター付きだと移動させる際に便利ですよ。
タイヤカバー
タイヤカバーは、タイヤが劣化する原因である紫外線や雨風、ほこりといった汚れなどを防ぐ効果があります。
タイヤを1個ずつ保護するタイプと複数まとめて保護するタイプがあります。
タイヤカバーは、先ほどご紹介したタイヤラックとあわせて使うことがおすすめです。
中古コンテナ一覧
正しい保管方法でタイヤの劣化を防いで長持ちさせよう!
タイヤは正しく保管しないと劣化が進み、寿命が短くなってしまいます。
タイヤを保管する前のお手入れ方法として、劣化させないためにもしっかりと汚れを落とし、十分に乾燥させましょう。
ホイール付きタイヤの場合は、保管する前に適正量の半分の空気圧に調整しましょう。
タイヤに負担をかけないよう、置くときの向きにも気をつけてくださいね。
1カ所に負担が集中しないためにも、定期的に向きを変えてあげることが大切です。
直射日光の当たる場所や湿気の多い場所などに置かないしないようにすると、タイヤが長持ちします。
ご自宅でタイヤの保管場所を確保するのが難しい場合には、オールシーズンタイヤに変更する、タイヤ保管サービスを利用する、コンテナを購入するなどの方法もあります。
タイヤを正しく保管し、タイヤの劣化を防ぎましょう!
タイヤを保管するための中古コンテナの購入を検討中の方は、ぜひお気軽にグットラックshimaにお問い合わせください。
窓の取り付けや冷凍冷蔵コンテナもございますので、物置以外の用途や目的に合わせてお選びいただくことができますよ!