2025.05.19
高所作業車のリースのメリット・デメリットを解説!知っておきたい基礎知識
こんにちは!グットラックshimaです!
電気工事や通信工事など、高い場所での作業にかかせない「高所作業車」。
購入となると大きな初期費用が必要になり、資金繰りに悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで注目したいのが「高所作業車のリース」です。
リースには初期費用を抑えつつ、毎月の支払いを定額にできるメリットがありますが、デメリットもあるため正しく理解する必要があります。
今回は、高所作業車のリースについて、メリット・デメリットや選び方のポイントを詳しく解説します。
高所作業車のリース導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
高所作業車の特徴とは?
高所作業車は文字通り高い場所での作業をする際に使用する建設車両で、次のように定義されます。
- 2m以上の高さに上昇できる作業床(作業用バスケット)を備えている
- 走行機能や昇降機能を搭載している
- 不特定の場所を自走する際や上昇・下降時に動力を使用する
また、高所作業車は動力・構造・走行方式によってさまざまな種類に分類されます。
動力装置による種類
高所作業車の動力装置には「エンジン式」「バッテリー式」「バイエナジー式」の3種類があります。
エンジン式はディーゼルエンジンが主流で、走行時の動力やブームの油圧を作り出します。
バッテリー式は複数のバッテリーを搭載し、モーターを動かして油圧を作り出すため、排気ガスの発生がなく、静かなので屋内でも安全に使用可能です。
バイエナジー式はエンジンとバッテリーの両方を搭載し、必要に応じて切り替えられるタイプで、近年増加傾向にあります。
昇降機構の構造による種類
高所作業車には、昇降し高さを変える装置である「昇降機構」があります。
大きく分けると、まっすぐ上下に昇降する「垂直昇降式」と、上下だけでなく水平方向にも伸び縮みできる「ブーム式」の2種類。
垂直昇降式には「シザース式」や「マストブーム式(垂直マスト式)」があります。
シザース式はパンタグラフ方式の昇降機構を取り入れ、はさみを開いたような形状の支持脚を組み合わせています。
マストブーム式は主に小型の作業車に採用され、何段かに分けられて収納されているマストが油圧によって昇降する仕組みです。
ブーム式にはブームがまっすぐに伸びるタイプの「直進ブーム式(伸縮ブーム型)」や、ブームの中間が屈折している「屈折ブーム式(屈伸ブーム型)」があります。
走行方式による種類
走行方式は大きく分けて「トラック式」と「自走式」があります。
トラック式は、トラックの荷台に高所作業機能のある機械を架装したもので、公道でも走行でき、通常のトラックと同様に移動もスムーズに行えます。
自走式は「クローラ式」と「タイヤ式(ホイール式)」に分かれ、一般道を走行できないため、移送するためのトラックやトレーラーといった車両が別途必要になります。
高所作業車に乗る前に知っておくべき注意点
高所作業車を運転する際や高所での作業をする際には、労働安全衛生法で定められた資格が必要になります。
資格は高所作業車の作業床の高さによって異なります。
- 作業床高10m以上の高所作業車:「高所作業車運転技能講習」を修了する必要がある(Cコースの場合は学科試験も含めて12時間・実技6時間)
- 作業床高10m未満の高所作業車:「高所作業車特別教育」を修了する必要がある(学科6時間・実技3時間)
また、高所作業車は、労働安全衛生法第45条により定期に自主検査を行うことが義務付けられており、特定の機械については1年以内に1回「特定自主検査(年次点検)」という法定点検を受ける必要があります。
有資格者による自主検査を行い、特定自主検査記録票に記載した検査結果は、3年間保存する必要があることも知っておきましょう。
なお、トラック式高所作業車を公道で走行する場合は準中型以上の運転免許証も必要となります。
高所作業車の特徴や注意点については、「高所作業車の種類とは?種類ごとの特徴や乗る前の注意点を解説」でも詳しくご紹介しています。
ぜひあわせてご覧ください。
高所作業車をリースするメリット・デメリット
高所作業車のリースには、大きく分けて「ファイナンスリース」と「メンテナンスリース」の2種類があります。
ファイナンスリースは、毎月のリース料金に高所作業車の車両代や税金・保険関係の費用のみが含まれるリース。
一方メンテナンスリースは、毎月のリース料金に車両代や税金・保険関係の費用に加え、車検・定期点検・故障修理といった点検整備も含まれるリースです。
高所作業車をリースで導入する場合のメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
高所作業車をリースするメリット
トラックリースのメリットは以下の通りです。
初期費用を抑えられる
高所作業車は通常のトラックよりも高額になりやすい傾向がありますが、リースであれば初期投資を大幅に抑えられます。
契約内容によっては初期費用を負担しなくても高所作業車を利用することが可能です。
これにより、手元の資金を温存しながら必要な車両を導入できるメリットがあります。
コストが定額である
リースでは毎月定額の支払いとなるため、高所作業車の利用にかかるコストも毎月一定で、突発的な出費を抑えられます。
税金や保険料なども月々のリース料金に含まれているため、管理が楽になり、資金繰りが立てやすくなります。
契約期間ごとに別の高所作業車に乗り換えられる
リースの契約期間が満了すると、業務内容により適した高所作業車への乗り換えも容易です。
常に最新の車両を使用することができ、業務の効率化やイメージアップにもつながります。
節税効果がある
リース料金は全額を経費として計上できるため、高所作業車の購入よりも節税効果が期待できます。
自社で購入した場合は資産として減価償却する必要がありますが、リースの場合は毎月のリース料をそのまま経費として計上できるのです。
高所作業車をリースするデメリット
トラックリースのデメリットは以下の通りです。
長期的にはコストが高くなる可能性がある
リースは手数料などが含まれる傾向にあるため、長期契約の場合はコストが高くなる可能性があります。
購入した場合の総支払額と比較すると、長期間使用するほどリースの方が割高になることも考えられます。
自由度が減る
リースでは車両の所有者はリース会社となるため、カスタマイズもできないことが多く、自由度が落ちるデメリットもあります。
契約内容によっては走行距離制限などもあり、使用方法に制約が生じることもあります。
原則中途解約できない
契約内容によっては、中途解約ができないため、柔軟性に欠けてしまうこともデメリットといえるでしょう。
事故による全損ややむを得ない事情で中途解約する場合でも、残り期間中の料金などが含まれた解約金が一括で請求されることがあります。
なお、トラックリースではリース後の買取も可能です。
「トラックリース終了後は買取できる?買取のメリットデメリットも解説」で詳しくご紹介しているので、あわせてご覧ください。
高所作業車のリースなら、グットラックshimaにお任せ!
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さらに、現在所有している車両を高額下取りすることもできます。
営業ナンバーにできることや、短期リースにも対応しているので、用途に合わせて最適な契約を行えます。
契約までの流れもシンプルで、お問い合わせ後はお打ち合わせとお見積りし、ご納得いただけると契約となります。
高所作業車のリースを検討している方は、ぜひ一度グットラックshimaへご相談ください。
高所作業車をリースして効率的な事業運営を
高所作業車のリースは、初期費用を抑えて導入でき、毎月定額のリース料金で資金計画が立てやすくなるメリットがあります。
また、契約期間ごとに別の車両に乗り換えることもでき、節税効果も期待できます。
一方で、長期的にはコストが高くなる可能性や自由度が減ること、原則中途解約できないというデメリットも。
高所作業車の導入を検討されている方は、業務内容や使用頻度、資金状況などを考慮し、購入かリースかを選択すると良いでしょう。
グットラックshimaでは、独自の信用調査や最短3日納車、高額下取りなど、お客様にとって最適なリースプランをご提案いたします。
高所作業車のリースについて、ご不明な点やご相談がございましたら、ぜひ一度グットラックshimaへお気軽にお問い合わせください。
