2021.12.27
高所作業車とは?種類ごとの特徴や乗る前の注意点を解説
こんにちは!グットラックshimaです!
電気工事や通信工事など、高い場所での作業にかかせない高所作業車。
高所作業車はさまざまなタイプがありますが、中でもトラック式の高所作業車は、昇降装置がトラックに搭載されているというものです。
今回は、高所作業車について。
高所作業車の特徴や用途、種類、そして運転資格などとともにご紹介します。
高所作業車とは?動力・構造・走行方式での種類もある!
高所作業車とは、文字通り高い場所で作業をする際に使用する建設車両です。
さまざまなタイプがありますが、高所作業車の定義は次の3点となっています。
<高所作業車の定義>
- 2m以上の高さに上昇できる作業床(作業用バスケット)を備えている
- 走行機能や昇降機能を搭載している
- 不特定の場所を自走する際や上昇・下降時に動力を使用する
以上の定義に該当する車両は高所作業車に該当しますが、使用する用途や場所に応じた種類があります。
動力・構造・走行方式の種類
高所作業車の動力、昇降機構の構造の種類、走行方式について、それぞれ見ていきましょう。
動力
エンジン式
主にディーゼル式になっているエンジン式。走行時の動力のほか、高所作業時に使用するブームの油圧も作り出します。
排気ガスがあり騒音を伴うため、屋外での使用に適しています。
バッテリー式
バッテリーを複数搭載することで、モーターを動かしたり油圧を作り出したりするバッテリー式。そこから走行時の動力や、高所作業時に使用するブームの動力として作用しています。
排気ガスがなく静かなため、屋内でも安全に使用できます。
バイエナジー式
エンジンとバッテリーをどちらも搭載しているバイエナジー式は、近年増加傾向にあります。エンジンとバッテリーを必要に応じて切り替えることが可能です。
そのため、屋外ではエンジン式に、屋内ではバッテリー式にと、使い分けることができますよ。
昇降機構の構造
シザース式
パンタグラフ方式と取り入れているシザース式。バスケット(作業床)を2点で支えることで、高所でも揺れが少なく、垂直に昇降できます。
垂直マスト式
主に小型の作業車に採用している垂直マスト式。マストは何段かに分けられて収納されており、油圧によって昇降できます。
直進ブーム式
ブームは何段かに分けられて収納されており、油圧によって伸縮することで昇降できます。
屈折ブーム式
ブームは何段かに分けられて収納されており、油圧によって伸縮することで昇降できます。屈折可能なブームや旋回機能も付いていることから、狭い場所や障害物がある場所でも効率よく作業できます。
走行方式
トラック式
トラックの荷台に高所作業機能のある機械を架装したもの。通常のトラックと同様に、一般道でも走行できます。
自走式
走行機能を持っている重機で、ほかの動力は使用しません。一般道は走行できません。
クローラ式
キャタピラが付いているため、足場の悪い場所でも高所作業が可能です。
タイヤ式
自動車感覚で走行できるタイヤ式。床に走行跡を残さないノンマーキングタイヤを選べば、屋内でも使用できます。
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高所作業車に乗る前の注意点は2つ!
高所作業車に乗る前の注意点として、法定点検についてしっかり知っておく必要があります。
高所作業車は、「特定自主検査(年次点検)」という法定点検が年1回義務付けられています。
有資格者による自主検査を行い、特定自主検査記録票に記載した検査結果は、3年間保存しなくてはいけません。
また、高所作業車を運転する際は、資格が必要になります。
資格は高所作業車のバスケット(作業床)の高さによって異なります。
- 10m以上の高所作業車:「高所作業車運転技能講習」(学科11時間・実技6時間)を修了する必要あり
- 10m未満の高所作業車:「高所作業車特別教育」(学科6時間・実技3時間)を修了する必要あり
高所作業車とは走行・昇降機能を搭載している車両のこと
高所作業車とは、文字通り高い場所で作業をする際に使用する建設車両のこと。
高所作業車の定義は次の3点です。
<高所作業車の定義>
- 2m以上の高さに上昇できる作業床(作業用バスケット)を備えている
- 走行機能や昇降機能を搭載している
- 不特定の場所を自走する際や上昇・下降時に動力を使用する
高所作業車は動力、昇降機構の構造の種類、走行方式が異なるさまざまなタイプがあるため、使用する用途や場所に応じてベストな一台を選びましょう。
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