2023.09.25

トラックのサーモスタットの故障時の症状・対処法を徹底解説!

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

オーバーヒートを起こさせないために、重要な役割を果たすサーモスタット。

 

サーモスタットが故障してしまうと温度調節が難しくなり、トラックのエンジンは不具合を起こしたり、最悪事故に繋がる恐れもあるため危険です。

 

知らないうちに故障しないために、故障の前兆や対処法をしっかり知っておきたいですよね。

 

今回はトラックのサーモスタットについて、故障時の症状や対処法を詳しくご紹介します!

安全運転を行うためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

 

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トラックのサーモスタットの役割とは?

サーモスタットは、トラックのエンジンがオーバーヒートしてしまわないように温度を下げる役割や、エンジンの始動時に温める役割があります。

 

オーバーヒートとはエンジンが熱くなりすぎることで、放っておくとエンジンが壊れてしまい、事故につながってしまったり、廃車になってしまうことも。

 

トラックや車のエンジンは「水冷式」が多いのですが、

サーモスタットはエンジンを循環している冷却水の温度にあわせて、水温を適温に調節するためにラジエーターへ冷却水を送る役割です。

 

その冷却水の量を調整することで、熱くなりすぎることを防ぎます。

 

また、エンジンの始動の際に冷えているとなかなか稼働しませんが、冷えたエンジンを温めて始動を促してくれます。

 

そのため、トラックの運転には欠かせない部品です。

 

 

トラックのサーモスタット故障時の症状

トラックのタイヤ

トラックのサーモスタットが壊れても、見た目にはわかりません。

 

前兆としては、なかなかエンジンが暖機しない、燃費が急に悪くなった、ヒーターが効きにくいなどの症状があります。

サーモスタットが閉じているか開いているかによっても、故障した際の症状が異なります。

 

サーモスタットが開いた状態で故障したら?

冷却水を循環する役割のサーモスタットが開きっぱなしで故障してしまうと、流れ続けてしまうと、エンジンがなかなか暖まらないという状況に。

このエンジンが暖機しない状態を「オーバークール」といいます。
オーバークールになるとエンジンが温まるまで時間がかかるだけでなく、カーボンの発生量が増えたり、オイルの劣化・汚損、オイル寿命が低下してしまうことにもなります。

サーモスタットが閉じた状態で故障したら?

サーモスタットが閉じた状態のまま故障してしまうと、冷却水が循環できず、エンジンの温度が規定値の90℃前後に安定することができなくなります。

そのままエンジンの温度は上がり続け、エンジンの焼き付けなどが起こってオーバーヒートを起こします。

オーバーヒートが起こったまま運転を続けてしまうと、エンジンが停止してしまったり、最悪のケースでは火災につながってしまうことも。

熱くなりすぎると水温計の警告灯が点灯するので、いったん走行を止める必要があります。

次で対処法をお伝えしますね!

 

 

トラックのサーモスタット故障時の対処法

エンジンが熱くなり、水温計の警告灯が点灯してしまったら、安全なところに停車させてエンジンを停止し、エンジン温度が低くなるまで待ちます。

 

火災の可能性を避けるため、周囲に可燃物がない場所を選ぶのも重要です。

 

エンジンを停止してもエンジン部分の温度が一向に下がらないという場合は、ロードサービスや最寄りのディーラーなどに相談しましょう。
チェックをしてもらい、冷却システムに二次被害が発生していなければ、新品に交換すればOKです。

 

サーモスタットの寿命は、使用開始から10年または10万kmといわれているため、それ以上の場合はメンテナンスや交換をおすすめします。

 

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トラックのサーモスタットの故障は放置せずにすぐ対応!

サーモスタットは、トラックのエンジンの温度を下げる役割や、エンジンの始動時に温める役割があります。

 

温度調整ができないまま放っておくと、エンジンが壊れてしまったり、事故につながる可能性があるので危険です。

 

なかなかエンジンが暖機しない、燃費が急に悪くなった、ヒーターが効きにくいなどの症状があります。

 

水温計の警告灯が点灯したら故障の可能性があるため、車を停めて、エンジン温度が低くなるまで待つなどの対処法になりますが、なかなかエンジンが暖機しない・ヒーターが効きにくいという場合も故障が疑われます。

 

なるべく早めに点検をしてもらいましょう。

 

エンジンのパーツをはじめ、トラックの部品購入をお考えならグットラックshimaへもお気軽にお問い合わせくださいね。

 

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