2023.03.28

トラックの1ナンバー・4ナンバーの違いは?車検や保険も異なる!

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

トラックのナンバープレートを見てみると、上にある2〜3桁の数字は1か4から始まる番号が書かれていますよね。

 

自動車に使われている数字は0から9までありますが、貨物自動車であるトラックについては、1ナンバーか4ナンバーと決まっています。

同じトラックでも1ナンバーと4ナンバーにはどのような違いがあるのでしょうか?

 

今回はナンバー表記の違いとそこに付随する税金や保険料の違いを探っていきます。

ナンバー表記の違いを理解して、無駄のない車両選びにつなげましょう。

 

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トラックの1ナンバー・4ナンバーの違いとは?基本から解説!

ナンバープレートの上部分の2〜3桁の分類表記(品川◯◯◯の部分)は、0から9までありますが、それぞれの割り当ては以下のようになっています。

  • 0ナンバー:大型特殊自動車における建機
  • 1ナンバー:普通貨物自動車
  • 2ナンバー:普通乗用車(定員11人以上)
  • 3ナンバー:普通乗用車(定員10名以下)
  • 4ナンバー:小型貨物車・軽貨物車
  • 5ナンバー:小型乗用車・軽乗用車
  • 6ナンバー:4ナンバーの予備番号
  • 7ナンバー:5ナンバーの予備番号
  • 8ナンバー:特殊用途自動車
  • 9ナンバー:大型特殊自動車

この内トラックに該当するのは1ナンバーか4ナンバーです。

一部特殊装置を搭載した冷凍冷蔵車やパッカー車、散水車などは特殊車両に該当するため8ナンバーとなっている場合もあります。

 

また、同じトラックでも緑ナンバーと白ナンバーがありますが、こちらは事業用登録の場合は緑ナンバー、自家用登録の場合は白ナンバーが交付されます。

 

緑ナンバーと白ナンバーの違いについては「トラックの緑ナンバーとは?白ナンバーとの違いや取得法などを解説」で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね!

 

では1ナンバーか4ナンバーの違いについて、さらに深掘りしていきましょう。

 

トラックの1ナンバー・4ナンバーの違いは?

1ナンバーと4ナンバーは、車のサイズや排気量の違いによって取得条件が異なります。

これにより、かかる税金や保険料、高速料金などが変わってくるため、業務で使用する場合はランニングコストが変わってきます。

 

長期にわたって使用するトラックは、ランニングコストの違いで利益が大きく変わってきますので、違いを理解して車両を選びましょう。

 

4ナンバーの取得条件・車両サイズ

4ナンバーのトラックは、小型貨物車や軽貨物車に適用されます。

全長4,7m、全幅1,7m、全高2,0m以内であることが条件で、ディーゼルエンジン以外は排気量が2,000cc以下でなければいけません。

 

4ナンバーには軽車両以外にも、平ボディといわれる荷台に箱がないタイプの2トントラックやレッカー車、ダブルキャブと呼ばれる5〜6人乗りのトラックもあります。

 

排気量の制限はありますが最大積載量の制限はないため、最大積載量が3tの4ナンバートラックも存在します。

 

1ナンバーの取得条件・車両サイズは?

4ナンバーに対して1ナンバーは普通貨物自動車に分類されます。

4ナンバーの小型貨物・軽貨物車の登録条件を超過する大きさで、全長12.0m、全幅2.5m、全高3.8m以内のトラックは1ナンバーが交付されます。

 

 

トラックの1ナンバー・4ナンバーは高速料金や車検・保険も異なる

高速料金所

ここまでトラックの1ナンバー、4ナンバーの車両サイズの違いについて解説してきましたが、他にも以下のコストに違いがあります。

  • 高速料金
  • 車検期間
  • 保険料
  • 税金

それぞれ確認していきましょう。

 

1ナンバー・4ナンバーの高速料金の違いは

荷物の配送が主な業務のトラックですが、車両サイズによって高速料金が異なります。

高速の使用頻度が多い業務に使用する場合は、1ナンバーと4ナンバーとではランニングコストに大きな差が発生します。

 

1ナンバーの場合、中型や大型料金。

4ナンバーのトラックの場合は、普通車料金となります。

 

例えば東名高速で東京インターから名古屋まで向かった場合、普通車であれば7,320円ですが、大型車の場合11,900円かかります。

 

荷物が少なく高速道路を使う頻度が高い場合は、4ナンバーの車両を用意すると良いでしょう。

 

1ナンバー・4ナンバーの車検・保険費用を比較

続いて車検や保険費用を確認していきましょう。

トラックの車検については、ナンバーによる分類ではなく重量によって期間が変わります。

 

軽自動車については、2年に1回の車検となりますが、車両総重量8t未満の場合、初回は2年後、2回目以降は毎年の車検となります。

また、車両総重量が8t以上の場合は、初回から1年、その後も毎年車検を通す必要があります。

 

また、車検のときに支払う自賠責保険については、以下のように違いがあります。

  • 1ナンバー (営業用普通貨物車2トン超):28,380円
  • 1ナンバー(営業用普通貨物車2トン以下):20,580円
  • 4ナンバー (営業用小型貨物車) :18,160円

※いずれも営業用12ヶ月の保険料
※2022年12月26日時点

 

さらに任意保険については、保険内容や加入者の条件などで割引率が変わりますが、一般的には1ナンバーのほうが4ナンバーより高い傾向にあります。

 

 

トラックの1ナンバー・4ナンバーは税金にも違いがある

高速を降りたトラック

最後にトラックの維持にかかる税金についても確認してみましょう。

基本的に1ナンバーと4ナンバーでナンバーによる区分による税率の違いはありません。

 

しかしながら、毎年年度初めに納める自動車税は、最大積載量の多さで税率が高くなります。

また、車検の度に支払う重量税については、車両総重量によって税率が決まっています。

 

例えば重量税の場合、2tまでの事業用トラックは1年で5,200円なのに対し、8tになると20,800円となります。(2022年12月26日時点)

※継続検査等時、1年自家用、13年経過未満の場合

※エコカー減税の適用がない場合

 

どちらも、大きくなればなるほど上がる税率となりますので、ナンバーの区分はないものの、4ナンバーよりも1ナンバーのほうが税金が高くなる傾向にあります。

 

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1ナンバー・4ナンバーは運ぶ荷物にあわせて適切に選びましょう

トラックの1ナンバーは普通貨物自動車、4ナンバーは小型貨物車・軽貨物車という分類になります。

 

高速料金や車検時に支払う自賠責保険や重量税、毎年支払う自動車税などそれぞれで、サイズが大きい1ナンバーのほうが費用がかかることをご理解いただけたかと思います。

1ナンバー車については、サイズが大きい分一度に運べる荷物が多いため、作業効率が良いです。

 

しかし、その分ランニングコストが高くなるためトータルでの費用も考慮に入れて車両選びを行ったほうが良いでしょう。

 

トラックのサイズ変更については、中古トラックで乗り換えの検討をしてみるのもおすすめします。

 

グットラックshimaでは、豊富なラインナップで中古トラックの買取や販売をしています。

ぜひ、ホームページで確認してみてくださいね!

 

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