2021.04.14
ダイナの燃費や維持費を詳しく!内訳や総額、節約の方法も
こんにちは!グットラックshimaです!
トヨタ自動車が販売する小型トラックのダイナ。
さまざまな安全技術の標準装備化を推進し、高水準の安全・安心な走りには、長きにわたりドライバーからの定評があります。
ダイナの購入を考えたとき、燃費も含めてその維持費がどのくらいかかるかは知っておきたいところですよね。
トラックの維持には、普通自動車とは違った費用が必要です。
今回はダイナの燃費や維持費、その節約方法などをまとめてお伝えしていきます。
ぜひご参考くださいね。
目次
ダイナのトラック、燃費はどのくらい?
ハイブリッド専用ディーゼルエンジンの採用やエネルギー回生の効率化、さらには主要部品の小型・軽量化などによって、ハイレベルな低燃費を実現しているダイナ。
燃費は8.10~12.40km/Lで、ディーゼルハイブリッド車では13.60km/Lです。
燃費性能と細部までのクオリティーを追求したハイブリットシステムは、平成27年度燃費基準+15%を達成。
バッテリー残量や走り方に応じてモーターのみ走行を実施するなど、燃料消費量を低減しつつ、静かでスムーズな走りを実現しています。
また、省燃費運転支援機能「エコモード」も搭載。
先行車の状況を的確に判断し、適切な速度と車間距離を制御することでブレーキの使用頻度を低減し、エネルギー回生量を増加させることで燃費を向上させています。
ダイナの販売車両
ダイナのトラック、燃費を含めた年間の維持費は?
ダイナのトラックには1tトラックと2tトラックがありますが、今回は人気の2tトラックの年間維持費についてご紹介します。
燃費も含めて確認していきましょう。
トラック維持に必要な燃料費・メンテナンス費
まずは、年間の燃料費から。
先述した燃費と燃料単価、およその年間走行距離がわかれば算出することができます。
例えば燃費13.60km/Lで計算すると、仮に軽油代が110円/Lだとして、年間走行距離30,000㎞と仮定した場合【燃料費110円×走行距離30,000km÷燃費13.60km/L】という計算で算出され、年間の燃料費は約24万円です。
メンテナンス費としては車検料や消耗品費用、点検・整備費用があります。
2tトラックは登録の2年後から毎年、車検があります。
法定費用と整備・点検費用がかかり、1回の車検にかかる費用は小型トラックの場合100,000円〜が目安となります。
当然ながら、車両の状態によって金額が前後する場合があります。
また、オイル交換やタイヤ交換など、点検・整備費用も考慮しておきましょう。
オイル交換やエレメントといった消耗品の交換になると、1回で30,000円ほどかかります。
タイヤを交換する場合は、タイヤの脱着・組み換え・廃タイヤ処分料なども含めると、10万円前後かかることを知っておきましょう。
トラックのタイヤについて詳しくは、こちらのコラムをご覧ください。
トラック維持に必要な税金
毎年4~5月に自動車税を必ず納めます。
トラックの自動車税は、最大積載量に応じて金額が異なります。
また、自家用なのか営業用なのかといった用途によっても金額の違いがありますので、下記の表をご参考ください。
トラック(標準税率:年額) | 営業用 | 自家用 |
最大積載量 1トン以下 | 6,500円 | 8,000円 |
1トン超~2トン以下 | 9,000円 | 11,500円 |
2トン超~3トン以下 | 12,000円 | 16,000円 |
3トン超~4トン以下 | 15,000円 | 20,500円 |
4トン超~5トン以下 | 18,500円 | 25,500円 |
5トン超~6トン以下 | 22,000円 | 30,000円 |
6トン超~7トン以下 | 25,500円 | 35,000円 |
7トン超~8トン以下 | 29,500円 | 40,500円 |
8トン超~ | 1トン毎に 4,700円加算 |
1トン毎に 6,300円加算 |
(引用:国土交通省:自動車税 自動車税額)
また、新規登録時と車検時に納める必要があるのが自動車重量税で、こちらも自家用車と営業用で金額が違います。
ダイナは車両総重量2t台から7t台までありますが、中でも多い4t台・5t台については以下の金額になります(※新車新規登録時)。
【5t以下】
- 自家用(白ナンバー):1年20,500円、2年41,000円
- 営業用(緑ナンバー):1年13,000円、2年26,000円
【6t以下】
- 自家用(白ナンバー):1年24,600円、2年49,200円
- 営業用(緑ナンバー):1年15,600円、2年31,200円
エコカー減税対象車であれば、金額は大幅に下がります。
※重量によって変わるため、詳しくは国土交通省の自動車重量税額でもご確認ください。
自動車税や自動車重量税は13年を超えると税額が上がるため、中古トラックを購入の際は、注意が必要です。
トラック維持に必要な保険料
自賠責保険は加入が義務付けられています。
白ナンバーの自家用と緑ナンバーの営業用で金額が変わります。
離島以外の地域では、最大積載量2tの車両は12カ月契約で自家用の場合は20,370円、営業用(事業用)の場合は21,970円です。
任意保険については、会社により保険料が異なります。
車両が大きく、事故を起こせば大事故に繋がる可能性の高いトラックですので加入をオススメしますが、年間保険料の平均は350,000~400,000円程度です。
少しが高めの設定ではありますが、万が一の備えは万全にしておきたいですね。
年間のトータル維持費
以上のことから、ダイナの2tトラックの年間のトータル維持費は、車検料からメンテナンス費用、税金や保険料、燃料費などを含めて、約800,000円台~900,000円台前後になるかと思われます。
もちろん車両の状態や走行距離などによって、数万円~数十万円の単位で金額が変わる可能性は十分にあります。
できる限り余裕を持って予算を計上しておきたいですね。
ダイナの維持費を少しでも節約する方法
維持費の節約においてオススメなのは、4ナンバーの取得です。
4ナンバー取得の条件はいくつかあります。
ひとつは用途が貨物であること。もうひとつは排気量が2,000cc以下であること。
ただしディーゼル車は制限がありません。
あとは、車両のサイズが全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2.0m以下であること。
上記の条件を満たしていれば、4ナンバーを取得できます。
取得できれば、自動車税、高速道路の料金、保険料などの維持費を格段に安く抑えることができるので、検討してみましょう。
また、エコカー減税対象車種をご検討されることもおすすめです。
自動車重量税と取得税が免除、または減税される可能性があります。
ダイナシリーズのほとんどの車両は、エコカー減税対象車種として認定されており、50%の減税が認められています。
ダイナの維持費や節約方法を知って、検討や見直しを!
安心・安全の走りと低燃費を追求したトヨタのダイナ。
世界のトヨタのクオリティーがそこここに搭載されたトラックですので、維持費もしっかり把握して購入を検討したいですね。
ポイントをおさらいしておきます。
- 最大積載量2tのダイナの燃費値は8.10〜12.40km/Lで、ディーゼルハイブリッド車では13.60km/L
- ダイナの2tトラックの年間維持費は、約800,000円台~900,000円台前後
- 4ナンバー取得とエコカー減税車の購入が維持費節約のコツ
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