2023.07.05

トラックの外輪差とは?運転の注意ポイントもご紹介

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

トラックの運転時に注意したい、外輪差と内輪差をご存じでしょうか?

内輪差は乗用車の運転でもよく耳にすると思いますが、外輪差は車体が大きなトラックだからこそ、なおさら注意したいポイントです。

 

今回は、トラックの運転で注意したい外輪差、そして内輪差についてもあわせて解説!

 

外輪差・内輪差によって起きやすい事故や、事故を防ぐための注意点などもお伝えします。

「免許取得時に勉強したはずだけど忘れてしまった」という方も、ぜひあらためて確認しましょう。

 

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トラックの外輪差とは?

トラックの外輪差とは、トラックが右左折するときに生じる、外側の前輪と後輪の軌道の差です。

 

前進しているトラックが左折するときは、後輪が前輪よりも内側を通るのであまり気にすることはないかもしれません。

 

しかし、外輪差に注意したいのは、バックで右折・左折するとき。

バックで右左折するときは、外側の前輪が後輪よりも外側の軌道を通ります。

 

バック中は後方確認に気をとられていることが多いので、外輪差で膨らんだ前方を周りの車や壁などにぶつけてしまうことがあるのです。

 

特にトラックは車体が長いため、見えにくい後方確認に意識が集中し、外輪差への不注意による事故が起こりやすいです。

 

バックで右折・左折をしながら駐車する「車庫入れ駐車」が、代表的なシチュエーションでしょう。

 

前輪の軸から後輪の軸(ホイールベース)までが長いほど、つまり車体が長いほど外輪差は大きくなるため、狭い場所で大きなトラックを運転するときは注意が必要!

 

発生する外輪差の目安は、【ホイールベースの長さ×1/4】で計算できます。

例えば、ホイールベースが6mある大型トラックの場合、外輪差は1.5mとなります。

ハンドルを切っている方向と逆の前方は、想定以上に膨らんでいると思ってください。

 

 

トラックの内輪差とは?

対して、内輪差とはトラックが右左折するときに生じる、内側の前輪と後輪の軌道の差です。

 

トラックが右左折するときには、後輪が前輪よりも内側を通ります。

内輪差は、巻き込み事故防止などで特に注意している方も多いのではないでしょうか。

 

内輪差も、ホイールベースの長さに比例して大きくなります。

さらに、外輪差よりもその差が大きいため、大きなトラックを運転する際には特に注意が必要です。

 

発生する内輪差の目安は、【ホイールベースの長さ×1/3】で計算できます。

先ほどと同様、ホイールベースが6mの大型トラックを想定すると、内輪差は2m。

前輪と後輪の軌道は、乗用車1台分の横幅よりもずれることになります。

 

右左折する際には内側に車や歩行者がいないか、ガードレールなどに近くないかなど、よく確認した上で曲がる必要があるでしょう。

 

トラックの内輪差については、以下のコラムでもさらに詳しく解説しています。

事故に繋がるトラックの内輪差とは?安全運転のコツや計算方法も!

 

 

トラックの外輪差・内輪差で起きる事故とは?

トラックの外輪差・内輪差で起きやすい事故の例をご紹介します。

 

外輪差による事故

主に、バックで右左折しているときに起こります。

  • 車庫入れ(バック駐車)時に、前方が思った以上に膨らみ、フロントバンパーをぶつける
  • 頭から駐車した「前向き駐車」状態からバックで出る際に、隣の車に車体をぶつける

 

内輪差による事故

右左折時の巻き込み事故や後輪の脱輪などに特に注意が必要です。

  • 右左折時にバイクや自転車、歩行者との後輪が接触する(巻き込み事故)
  • 右左折時に後輪が歩道へ乗り上げる、脱輪する
  • 右左折時に内側のガードレールに車体をこする

 

大きなトラックではその分オーバーハングも膨らみやすいので、こちらも注意が必要。

オーバーハングとは、車体の前輪から前の部分と、後輪から後ろの部分です。

オーバーハングの解説と運転時の注意点は「トラックのオーバーハングとは?原因や運転の注意点をチェック!」でも詳しくご紹介しています。

 

 

トラックの外輪差・内輪差による事故を防ぐコツ

トラックの外輪差・内輪差による事故を防ぐには、前輪・後輪の位置をしっかり確認しながら、角度やスピードに注意してハンドルを切ることが大切です。

 

バックでは、見えにくい後方確認に意識が行きがちですが、外輪差が発生していることも忘れず、ハンドルを切っている方と逆側の前方も確認しながらバックしましょう。

 

また、ハンドルを切る角度がきついほど外輪差・内輪差が生じてしまうので、ハンドルを切る角度はきつすぎず弱すぎず。

ハンドルをきつく切りすぎたと思ったら、ハンドルを戻して少しずつズレを調整しましょう。

 

前進しながらの右左折では、サイドミラーを下向きに調整しておき、後輪の位置を確認しながら曲がるのもおすすめです。

カーブで後輪が通る軌道をイメージし、周りのものや車に当たらない位置からカーブに侵入しましょう。

 

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トラックの外輪差・内輪差に注意して安全運転を!

トラックの外輪差・内輪差とは、トラックが曲がるときの前輪と後輪の軌道の差です。

 

外輪差は外側の前輪が膨らむもので、バックの際に注意が必要。

バックで車庫入れをする際や、前向き駐車からバックで出る際に、周りの車にぶつけてしまう事故が発生しやすいです。

 

内輪差は曲がったときに後輪が前輪よりも内側を通るもので、いわゆる「巻き込み事故」に注意が必要です。

トラックの車体が長いほど内輪差が大きくなるので、右左折時の脱輪や歩道への乗り上げなどに注意しましょう。

 

トラックの外輪差・内輪差による事故を防ぐためには、タイヤの軌道をイメージし、前輪・後輪をしっかり確認しながら曲がることが重要です。

ハンドルを切る角度がきついほど外輪差・内輪差が大きくなるので、カーブに合わせた運転を心がけてください。

 

トラックの購入や今の車両の買取、各種手続きのご相談まで、ぜひグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!

 

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