2023.09.16
トレーラーのジャックナイフ現象とは?原因や防止策、注意点も解説!
こんにちは!グットラックshimaです!
トレーラーは連結部があるので、運転の際にはさまざまな注意点があります。
事故につながる現象も起こりやすいため、事前に知識を得ておくと少し安心でしょう。
「ジャックナイフ現象」と聞いただけで怖いネーミングですが、操縦不能に陥るとても危険な現象のため、防止策も知っておくことが重要です。
今回はそんな「ジャックナイフ現象」について詳しく解説します。
その他に気をつけたい現象やトレーナーの運転時の注意点についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
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トレーラーのジャックナイフ現象とは?原因も解説
ジャックナイフ現象とは、その名前の通りトレーラーヘッド(運転席)と荷台部分がジャックナイフのように「く」の字型に曲がってしまい、操縦不能になる現象です。
なぜ、そんなことが起こってしまうのか気になりますよね。
さまざまな要因があるといわれますが、主な原因は急ブレーキ・急ハンドル・急旋回などの急な行動、積荷の偏りです。
トレーラーはカプラという装置によって連結されています。
そのため、急ブレーキ・急ハンドルなど急な行動を起こすと、運転するトレーラーヘッド側は曲がっていても荷台部分は直進しようとすることで、横滑りして「く」の字に曲がってしまうのです。
また、トレーラーは安定をさせるためにタイヤの真上に重めの荷物を配置することが多いですが、少しでも偏りがあるとバランスを崩し、急な行動をした際にジャックナイフ現象が起こってしまいます。
ジャックナイフ現象が起こると、走行ができなくなったり転倒で大事故に繋がってしまう可能性があるため、防止策を知っておくことが重要です。
防止策については、次でご紹介しますので事前に防げるようにしておきましょう。
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トレーラーでジャックナイフ現象を防ぐ対策もチェック
メーカーではジャックナイフ現象を起こさない対策として、横滑り防止装置が装着されるようにはなっていますが、やはり運転に気を付ける必要があります。
カーブでの旋回時はトレーラーヘッドと荷台部分が別々に動くことを意識し、できるだけスピードを落として慎重に行いましょう。
また、下り坂を走行するときや、路面が雨や雪で濡れている際にも、注意が必要です。
あらかじめ危険そうな場所があるなら、事前に下り坂の長さや傾斜を確認しておいたり、車間距離を十分に取ったり、減速しながらハンドル操作とブレーキ操作を慎重に行うなどの対策を取りましょう。
荷物を積みすぎないこと、バランスが偏らないこと、崩れないよう固定をしっかりすることも重要です。
トレーラーの運転でジャックナイフ現象以外の注意点はある?
ジャックナイフ現象以外でも気をつけたい現象や、トレーラーならではの運転の注意点もあるのでご紹介します。
ジャックナイフ現象以外に気をつけたい現象
起こりやすい現象として、トレーラースイング現象、プラウアウト現象、スネーキング現象などが挙げられます。
トレーラースイング現象
タイヤがロックされることで、進路の外側にトレーラーが大きくスイングしてしまう現象で、他の車両を巻き込む事故に繋がりかねません。
カーブでの急ブレーキや悪路すぎることで起こるケースが多いため、気をつけましょう。
プラウアウト現象
前輪がロックしてしまうことで、ハンドルやブレーキの操作ができなくなり、スリップしてしまう現象のこと。
起こってしまったら、ブレーキを解除してハンドル操作で修正をします。
急ブレーキが原因になることが多いので、安全運転を心がけましょう。
スネーキング現象
スピードの出し過ぎ、急ブレーキ、タイヤバランスの崩れなどで、連結部がヘビのように曲がったまま操縦不能になってしまう現象です。
ほかの現象と同様に慎重な運転を意識するのはもちろん、荷物のバランスに気を配ること、タイヤの摩耗がないか点検することも大切です。
スネーキング現象については「トレーラーのスネーキング現象とは?原因や防ぐ方法も詳しく解説」でも詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね!
トレーラーの運転での注意点
まず第一に、長い車体が連結されていることを常に意識しておくことが重要です。
カーブや旋回は内輪差があること、死角があること、ブレーキを踏んでから止まるまでに時間を要することを理解し、その上で慎重な操作をしましょう。
また、信号などで停車する際には、ブレーキを強く踏みすぎてしまうと前輪にロックがかかるケースがあるので、加減に注意が必要です。
運転感覚をつかむまでは経験が必要なので、事前に時間があれば道を確認しておいたり、タイヤや車体に不備がないかを点検しておくと安心ですよ。
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トレーラーのジャックナイフ現象は慎重な運転で回避
ジャックナイフ現象は、トレーラーヘッド(運転席)と荷台部分がジャックナイフのように曲がってしまうことです。
そのため、操縦不能に陥ったり、最悪転倒などの大事故につながる可能性も。
主な原因は急ブレーキ・急ハンドル・急旋回などの急な行動、積荷の偏りといわれており、慎重な運転をすることや荷物のバランスに気を付けることが重要です。
カーブではできるだけスピードを落として気を配り、車間距離を十分に取って走るようにしましょう。
ほかの現象も起こさないために、事前にタイヤや車体の点検をしておくと安心です。
点検時に車体に異常があったり、走行しにくく感じる場合はトラック自体が交換時期である可能性もあるので、買い替えもおすすめですよ。
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品揃えも豊富なので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね!