2023.09.17

トレーラーのプラウアウト現象とは?原因や防ぐ方法も詳しく解説

facebook

twitter

line

こんにちは!グットラックshimaです!

 

トレーラーは長く連なっているので運転にコツが必要です。

そのため、横転・転落の割合が高いといわれています。

 

プラウアウト現象とは、トラクターとトレーラーが一直線になってカーブから外れ、ハンドル操作もブレーキも効かない状態になり、そのまま直進し続けてしまうこと。

 

今回はトレーラーに起きやすいプラウアウト現象について、原因や予防策を解説します。

その他に気をつけたい現象や運転のコツなどの情報も合わせてお伝えしますので、トレーラーに興味がある方は参考にしてくださいね。

トラック

 

トレーラーのプラウアウト現象とは?

トレーラーは連結部があり、通常のトラックよりはるかに大型です。

 

そのため、積載時と空車時では軸重差が非常に大きく、車両のバランスが大きく変化するため、乗りこなすまでには時間がかかります。

難易度の高いトレーラー免許(けん引免許)も必要です。

 

事故につながる現象も起こりやすいため、詳しく知識を得ておくことが大事でしょう。

 

気になる「プラウアウト現象」とは、トラクターとトレーラーが一直線になってカーブから外れ、ハンドル操作もブレーキも効かない状態になり、そのまま直進し続けてしまうこと。

 

止まらず周囲に衝突してしまったり、山道の場合はそのまま崖から転落という恐れもあり、危険性の高い現象です。

プラウアウト現象は「トラクターフロントロック現象」とも呼ばれており、カーブなどで急ブレーキを踏んだ際に前輪がロックし、スリップしてしまうことが原因で起こります。

 

十分な車間距離を取っていなかった、悪路でスピードを出していた、カーブで減速をしなかったという要因もあるでしょう。

 

長く連結していることで、ドライバーは後ろでの異常発生に気づきにくいため、常に安全運転を心がけることが重要です。

この現象の対処法や防止策について、次でご紹介していきます!

 

中古トラック一覧

 

 

トレーラーのプラウアウト現象への対処法や防止策は?

トラック運転

プラウアウト現象が起きてしまったらブレーキを解除し、ハンドルを極端に切って車線に戻そうとせず、ゆっくり軌道修正していきます。

 

プラウアウト現象を起こさないためには、まず急ブレーキを使わない走りを心がけることが第一です。

前方との車間距離をしっかり取り、カーブでは対向車線のはみ出しに注意し、減速しながら慎重にハンドル操作を行いましょう。

 

車体の長さを常に頭に入れておき、早く動けないことも計算して運転します。

 

また、悪路であることもプラウアウト現象を加速させやすいため、事前に安全な道を選んだり、天気が悪ければスピードを落とすなどの対策も取れると安心ですよ。

 

 

トレーラーでプラウアウト現象以外で注意したい現象

他に気をつけたい現象もいくつかあります。

 

トレーラースイング現象

トレーラーがゴルフのスイングのように進路の外側に大きく振られる現象。

スピードが出たままトレーラーブレーキをかけるなど、急ブレーキをかけた際にタイヤがロックして起こります。

 

ジャックナイフ現象

ジャックナイフ現象も急ブレーキをかけることで起こり、ジャックナイフ型に折れ曲がって操縦不能になります。

 

急激にハンドルを切るとトレーラーヘッドは曲がっているのに後ろのトレーラーは慣性の法則で直進してしまうことが原因です。

 

詳しくは「トレーラーのジャックナイフ現象とは?原因や防止策、注意点も解説!」でもご紹介しています。

 

スネーキング現象とは

こちらも名前を聞けば少し想像できそうですが、まさに左右にヘビのようにうねってしまう現象のことです。

急なハンドル操作やブレーキが主な原因ですが、荷物の積みすぎや偏り、片方のタイヤの摩耗などで起こるケースもあります。

 

スネーキング現象については「トレーラーのスネーキング現象とは?原因や防ぐ方法も詳しく解説」でも詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね!

 

どの現象も、スピードの出し過ぎや急ハンドル・急ブレーキ・急旋回によって起こることが多いため、普段から車間距離を意識して、慎重に運転することが大事です。

 

 

トレーラーのプラウアウト現象は安全走行で防ごう

トレーラーは車体が大きく連結部があるため、運転や旋回時に注意が必要です。

 

プラウアウト現象とは、トラクターとトレーラーが一直線になってカーブから外れ、ハンドル操作もブレーキも効かない状態になってしまうこと。

 

急ブレーキを踏んだ際に前輪がロックし、スリップしてしまうことで起こります。

起こってしまった場合は、ブレーキを解除してゆっくり軌道修正をしましょう。

 

大きな事故に繋がりかねない現象なので、急ブレーキを使わない走り・スピードを出しすぎない走りを意識し、不安な場合は悪路を避けたコースを選ぶと安心ですよ。

 

グットラックshimaでは、トラックの購入・買取を行っています。

品揃えも豊富なので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね!

トラック買取

facebook

twitter

line

閉じる