2023.09.15

トラックのロールオンとは?特徴や用途を詳しく確認!

facebook

twitter

line

こんにちは!グットラックshimaです!

 

突然ですが、ロールオンというトラックをご存知ですか?

ロールオンは、荷台部分のコンテナを脱着できる脱着ボデー車の1種。

フック付きワイヤーで巻き上げることで荷台にコンテナを載せられるトラックです。

 

ちなみに「ロールオン」という名称は、新明和工業が販売するロールオンタイプのトラックの商品名であり、登録商標です。

 

今回は着脱ボデー車であるロールオンについて、特徴やその用途を解説していきます。

他の着脱ボデー車についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

ロールオン中古車一覧

 

 

トラックのロールオンとは?特徴や用途を解説!

ロールオンは、荷台部分のコンテナを脱着できるタイプのトラックです。

フックの付いたワイヤーを巻き取ることでコンテナを脱着します。

 

荷台のコンテナを脱着できるタイプの車を「脱着ボデー車」と呼び、ロールオンは脱着ボデー車の1種です。

また、「ロールオン」という名称は新明和工業の登録商標です。

 

続いて、ロールオンの特徴や機能、用途についてさらに詳しくご紹介していきましょう。

 

ロールオンの特徴

ロールオンの特徴は、荷台部分のコンテナが脱着可能なことです。

ロールオンの荷台部分には、フックの付いたワイヤーと、ワイヤーを巻き上げるためのウインチが設置されています。

 

荷台のフックをコンテナに取り付けてワイヤーを巻き取ることで、荷台の上にコンテナを引き上げて載せられます。

 

その他、引き上げたコンテナを支えるフレーム部分があり、角度を変えることでダンプカーのようにコンテナの中身を一気に降ろせる構造になっていることも特徴です。

 

ワイヤーの巻き取りやフレーム部分の角度変更は、運転席からリモートで出来るようリモコンが設置されているのが一般的です。

積み上げたコンテナを安全に運搬するために、ロック機能も充実しています。

 

ロールオンは他の脱着ボデートラックと比べて、脱着作業に大がかりなスペースを必要としないことがメリットです。

狭い場所に置かれたコンテナも、ワイヤーで引っ張って載せられます。

 

そのため、トラックの入れない狭い場所や高さ制限のある場所での作業にも対応していることもメリットとしてあげられます。

 

しかし、ロールオンはコンテナの重さや無理なけん引でワイヤーに負荷がかかるとワイヤーが切れる可能性があるため注意が必要です。

 

ロールオンの用途

ロールオンのコンテナには、商品などの荷物だけでなく、食品や液体、ゴミなどさまざまなものを積載できます。

 

ロールオンの場合、積載物を荷台に直接載せるのではなく、まずコンテナに積んでから載せる形式をとります。

 

そのためコンテナを変えることで、さまざまなものが1台のロールオンで運搬できるのです。

 

運搬するものによってトラックを変える必要がないため、ロールオンは費用を抑えつつさまざまなものを運搬したい場合に最適ですよ。

 

ロールオン中古車一覧

 

 

ロールオンで作業をするコツもチェック!

ロールオンで作業をするには、まずウインチを利用するために「巻上げ機運転特別教育」を受けることです。

 

「巻上げ機運転特別教育」を受けていなければウインチが使用できません。

ロールオンで作業するために必ず受けておきましょう。

 

ウインチを使ったワイヤーの巻き上げ・巻き下げについての知識を習得していれば、コンテナの上げ下ろしの際のトラブルを防げます。

 

そして、コンテナへ積載物を積む際やコンテナから積載物を降ろす際には、安全を考慮して十分な場所を確保することを心がけましょう。

 

コンテナを載せたり降ろしたりする際も、同様に余裕のある場所を確保する必要があります。

 

また、どういったトラックの操作であっても、慣れによる確認不足や不注意には注意が必要です。

使用時には毎回、不具合がないか確認を怠らないようにしましょう。

 

 

ロールオンは脱着ボデー車の1種!その他の種類は?

トラックのロールオン

最初に説明した通り、ロールオンは積載コンテナを脱着できる、「脱着ボデー車」の

1種です。

 

ロールオン以外には、アームロール(フックロール)とグランデッカーという2種類の脱着ボデー車が存在します。

 

こちらでは、ロールオン以外の脱着ボデー車について解説します。

 

アームロール(フックロール)

アームロールは、荷台部分についたL字型の鋼鉄製アームでコンテナを上げ下ろしできるタイプの脱着ボデー車です。

 

「アームロール」とは、新明和工業株式会社のアームロール式のトラックの名称であり、同じタイプの脱着ボデー車でも極東開発株式会社のものは「フックロール」といいます。

アームロールもフックロールも商品名が違うだけで同じタイプの脱着ボデー車です。

 

ロールオンとは違い、鋼鉄製アームでコンテナを動かすため、上げ下ろしの動作が比較的安定しています。

そして、ロールオンに比べ、コンテナの上げ下ろしに必要なスペースを広めに確保する必要があることがデメリットです。

 

アームロール(フックロール)については「フックロールとは?特徴や種類をチェック!」もぜひ参考にしてください。

 

グランデッカー

グランデッカーは、荷台部分のシャシ前方が持ち上がり、後方に下がっていくことでコンテナを上げ下ろしするタイプの脱着ボデー車です。

極東開発株式会社が製作しています。

 

シャシ部分の動きが、セーフティローダーの荷台に似ていることが特徴です。

 

上げ下ろしの際のコンテナの角度が12〜13度程度と緩やかなため、内容物を大きく動かしたくないコンテナを運搬するのに適しています。

 

衝撃を緩和する機構も搭載されていること、組み立て式の積載物を組み立ててから安心して運搬できることもメリットです。

 

ロールオン中古車一覧

 

 

ロールオンはコンテナを脱着できる便利なトラック

ロールオンはフックの付いたワイヤーをコンテナにつけ、ウインチで巻き上げたり巻き下げたりすることによってコンテナを脱着するトラックです。

 

ワイヤーで引っ張って載せるため、コンテナに積載物を積む場所にトラックが入らない場合でも作業できることがメリットとしてあげられます。

 

積載物によってコンテナを変えられるため、1台のトラックでさまざまなものを運搬できるところもメリットです。

 

ロールオンはウインチを使用するため「巻上げ機(ウィンチ)運転特別教育」を受講して慎重に操作しましょう。

 

ロールオンの他には「アームロール」と「グランデッカー」という脱着ボデー車もあります。

 

ロールオンなど、脱着ボデー車のトラック買取・中古車購入はぜひ、グットラックshimaをご利用ください!

あなたにあったトラックがお得に見つかりますよ。

トラック買取

facebook

twitter

line

閉じる