2020.11.27

トラックの燃料タンクの規制とは?増設の注意点を解説!

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

トラックの運転を職業にしている場合、長距離輸送する機会も多くなります。

その際に気になるのが燃料タンクの容量や増設。

 

燃料タンクを増設することで1回の給油で走行できるなどメリットがありますが、燃料タンクの増設には法律や規制が定められているため、注意が必要です。

 

今回はトラックの燃料タンクの増設について、規制容量や注意点など詳しくご紹介します。

トラックの燃料タンク

 

 

トラックの燃料タンクの特徴や基本容量とは?

ガソリンや軽油などの燃料を蓄えるために搭載されている燃料タンク。

 

大型トラックの場合、燃料タンクは車体の下部に取り付けられ、外から丸見えになっています。

タンクバンドとブラケットで固定しただけの簡素な構造になっていますが、これはトレーラーなど全長の長い大型トラックがカーブを曲がる際にかかるねじれの力が、燃料タンクに伝わって破損しないようにするためです。

 

燃料タンクの容量はトラックの大きさによっても異なりますが、10トントラックなら一般的には300~400L程度の燃料タンクが搭載されています。

 

中古トラック一覧

 

 

トラックの燃料タンクは増設も可能!だけど規制や注意点も

レッドカードを出す男性

トラックの燃料タンクは増設することが可能です。

燃料タンクは、カーショップや通販サイトなどで販売されています。

取り付けに関しては業者へ依頼するのが安心でしょう。

 

ただし燃料タンクの増設には法律によって規制があり、ガソリンの場合は200Lまで、軽油の場合は1000Lまでと決められているため、十分に気をつけましょう。

 

また、トラックは最大総重量が法律で決まっており、車体部分の重さ+最大積載量が最大総重量の制限以下でなくてはいけません。

そのため燃料の容量を増やした分、積載量を減らして登録をしなおす必要があります。

 

最大積載量をそのまま減らさずにいると、積載量の水増しということで「道路運送車両法違反」となり罰則を受けることに!

増設後は構造変更の手続きと積載量の変更を忘れずに行いましょう。

 

詳しくは「トラックの燃料タンクの交換はいつ必要?費用や交換方法もご紹介!」をぜひご覧くださいね。

 

 

トラックの燃料タンク増設のメリット・デメリット

トラックの燃料タンク増設のメリット・デメリットがあります。

それぞれ見ていきましょう。

 

メリット

燃料タンク増設の最大のメリットは燃費です。

 

大型トラックが燃料タンクを増設することで、1回の給油で走行できる距離が伸びます。

給油のために停車する回数が減ると、輸送効率アップや燃費の向上にもつながるため、長距離輸送の多いトラックには大きなメリットがあります。

 

デメリット

先ほどもご紹介した通り、トラックは車体部分の重さ+最大積載量が最大総重量の制限以下でなくてはいけません。

 

燃料タンクを増設するとその車体は多少重くなるため、その分だけ積載量が減ってしまいます。

燃料タンクを増設した重さの分だけ最大積載量を減らさなければいけないので、こちらも注意したうえで増設を検討してくださいね。

 

 

トラックの燃料タンク増設には規制あり!事前にしっかり確認を

ガソリンや軽油などの燃料を蓄えるために搭載されている燃料タンクは、増設することが可能です。

 

燃料タンクの増設は、ガソリンの場合は200Lまで、軽油の場合は1000Lまでと法律で決められています。

 

トラックの燃料タンク増設のメリットは1回の給油で走行できる距離が伸びること。

デメリットは車体が重くなるため、その分だけ積載量が減ること。

 

しっかり規制やメリットデメリットを把握したうえで、増設を検討しましょう。

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