2020.11.30
トラックのオイルランプ点灯の原因は?対処法や予防法も紹介!
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックの運転中にオイルランプが点灯したという経験はないでしょうか?
オイルランプの点灯はオイルの異常を知らせる警告灯。
すぐに対処しないとエンジンの停止など重度の故障につながってしまう場合もあり、大変危険です。
そこで今回はトラックのオイルランプの点灯について、その原因や点灯した際の対処法など詳しくご紹介します。
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目次
トラックのオイルランプとは?点灯の原因は?
トラックにはさまざまな警告灯が存在しますが、その一つがオイルランプ。
ランプの形をした警告灯で、エンジンオイルに異常が発生すると点灯します。
点灯の原因について、いくつかのケースをご紹介します。
①エンジンオイルの量が減少している
オイルランプが点灯する原因で最も多いのが、エンジンオイル量の不足によるものです。
エンジンオイルが減少するとエンジンの焼き付きなどが発生する場合もあり、大変危険です。
②オイルが漏れている
オイルバンの破損などによってエンジンオイルが漏れた場合にも、オイルランプが点灯します。
この場合は早急にトラックを停車しなければ、エンジンが重大なダメージを受ける可能性があります。
③ポンプが故障している
エンジンオイルの循環ポンプが故障すると、正常なオイル量がエンジンの内部に行き渡らず、エンジントラブルに繋がります。
オイルランプが点灯する原因はさまざまですが、共通しているのはエンジンが正常に機能していないということ。
オイルランプが点灯した際は、すぐに対処する必要があります。
次に、オイル残量別の対処法について詳しく解説しますね。
トラックのオイルランプが点灯した時の対処法は?
トラックのオイルランプが点灯した際は、まずは落ち着いてトラックを安全な場所に停車しましょう。
オイルランプ点灯時の対処法はオイル残量によって異なりますので、トラックを停車したらボンネットを開けて、オイル残量を確認します。
オイル残量別の対処法は以下の通りです。
・オイル残量が「EとF」または「HとL」の間にない場合
この場合はオイル不足によってオイルランプが点灯していますので、オイルを補充しましょう。
・オイル残量が「EとF」または「HとL」の間にある場合
この場合はオイル量は十分な状態にも関わらず、オイルランプが点灯しています。
オイル系統が故障している可能性がありますので、ディーラーや整備工場でしっかり確認してもらってくださいね。
トラックのオイルランプの点灯を防ぐ方法は?
ではトラックのオイルランプが点灯しないためには、どうすればよいでしょうか。
先ほども解説した通り、オイルランプが点灯するということは「オイル残量不足」もしくは「オイル系統の故障」のどちらかです。
どちらの場合にしても、日頃からトラックのメンテナンスが大切になっていきます。
エンジンオイルの量をこまめに確認したり、エンジンオイルの品質を保つために定期的に交換したりと、日々の点検を行なっていればオイルランプの点灯は予防できます。
そのなかでオイルの温度を適度に保ち、120度ほどまで上がってしまったら休ませることも大事。
オイルチェックランプや油温計がなくて温度が確認できないトラックの場合は、2年に1回を目安に冷却水を交換するといいでしょう。
なお、もしエンジンオイルが急激に減っている場合は、エンジンオイルが漏れている可能性もありますので、車両の下を覗き込んで確認してみてくださいね。
トラックのオイルランプ点灯、放っておくとどうなる?
トラックのオイルランプが点灯しても対処せずに放っておくと、オイル機能に重大なトラブルが発生し、マフラーから白い煙が出たり、走行異常が起きたりしてしまうことも。
そして、最悪の場合はエンジン内部に大きなダメージを受ける「エンジンブロー」を発生してしまいますので注意が必要です。
エンジンブローになるとトラックが走行不能になったり、シリンダーブロックに穴が開いた場合は火災が発生したりなど、さまざまな症状が起こります。
最悪の場合はエンジンが再起不能に陥ってしまう恐れもあり、非常に危険です。
トラックのエンジンブローについては「トラックのエンジンブローの症状や前兆は?原因や対策、修理費用も」で詳しくご紹介していますので、あわせてチェックしてくださいね。
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トラックのオイルランプ点灯はオイル系統異常のサインかも!?
トラックのオイルランプは、エンジンオイルに下記のような異常が発生すると点灯します。
- エンジンオイルの量が減少している
- オイルが漏れている
- ポンプが故障している
オイルランプが点灯した際は、オイル残量によって対処法が異なりますので、トラックを停車してオイル残量を確認しましょう。
トラックのオイルランプ点灯を放置してしまうと、最悪の場合エンジンブローを起こしてしまうこともありますので、日頃からエンジンオイルのメンテナンスをこまめに行ってくださいね!
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