2023.08.17

トラックドライバーは熱中症になりやすい!対策やおすすめグッズなどを紹介

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

トラックドライバーは熱中症になりやすいのをご存じでしょうか?

 

車内でクーラーが効いているからといって油断は禁物です!

 

今回のコラムは、トラックドライバーの熱中症対策について解説します。

 

熱中症が起こりやすい状況やその症状、熱中症になってしまった場合の対処法もあわせて確認していきましょう。

 

トラックドライバーは熱中症になりやすい

屋外作業が多く、肉体的な負担も大きいトラックドライバーの仕事は、熱中症になりやすいので注意が必要!

 

厚生労働省の「令和4年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況(確定値)」によると、2018年~2022年の熱中症による業種別死傷者数は建設業、製造業に次いで運送業が多く、全体の14%を占めています。

2022年は熱中症による死傷者827人中、129人が運送業です。

 

トラックドライバーは運転による緊張状態で汗をかきやすいですが、長時間運転でトイレに行きにくいために水分補給を控える傾向があり、気付かぬうちに脱水状態になっているケースもあります。

 

車内はエアコンで涼しいですが、その分乾燥していますし、エアコンの効いた車内と夏の暑い屋外作業との温度差は体への負担も大きいです。

 

また、休憩中や待機中にはトラックのエンジンを切る「アイドリングストップ」を義務付けている会社もあり、車内の冷房が切れて暑くなってしまうことも少なくありません。

 

夏の暑い時期の業務では、気温・車内の温度の上昇+水分不足から熱中症になってしまうことがあるのです。

 

熱中症の症状もチェック

熱中症になると、以下のような症状が起こります。

 

軽症

  • めまい、立ちくらみ
  • 失神
  • 筋肉痛、筋肉のこむら返り
  • 手足のしびれ
  • 気分の不快

 

中等症

  • 頭痛
  • 吐き気、おう吐
  • 倦怠感、虚脱感
  • 軽い意識障害

 

重症

  • 意識障害、けいれん
  • 歩けないなど運動障害
  • 高体温

 

トラックドライバーは運転や待機など1人で行動している時間が長く、異変に気付きにくいことがあります。

 

熱中症は放置すると重大事故や死亡にもつながる恐れがあるため、特に夏の暑い時期などは注意が必要です。

 

このような状態になっていることに気づいたら、早めに水分補給や休憩をし、体調が戻らない場合は病院へかかりましょう。

 

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トラックドライバーの熱中症対策やおすすめグッズを紹介!

トラックに乗っているときに熱中症にならないための対策もご紹介します。

 

定期的な水分・塩分補給をする

トラックドライバーの熱中症対策の基本は、こまめな水分補給です!

エアコンの効いた車内は乾燥しているので、喉が渇いた実感がなくても「かくれ脱水状態」になってしまうことがあります。

 

経口補水液やスポーツドリンクなどを用意し、喉が渇いていなくてもこまめに水分補給をしましょう。

 

クーラーボックスなどを活用して、飲み物や保冷剤を冷たく保管しておくのがおすすめです。

塩アメなど、塩分を補給できるアイテムも一緒に準備しておくとさらに良いですね。

 

アイドリングストップをするなら涼しい場所で休憩!

夏場の待機や休憩は涼しい場所を心がけるのも大切。

 

休憩や待機で停車中に冷房をつけるためにはアイドリングが必要ですが、近年は環境への配慮などからアイドリングストップを義務化している会社も増えています。

 

休憩中にアイドリングストップを実施すると冷房も切れて車内が暑くなってしまうので、できるだけ日陰になっている場所へ移動しましょう。

 

仮眠をとる際も、エンジンを切った車内では睡眠中の熱中症リスクが上がって危険です。

休憩中はトラックの窓を日よけやサンシェードで覆っておけば、車内の温度上昇を抑えることができますよ。

 

ちなみに、トラックのアイドリングについては「トラックのアイドリングが不安定になる原因は?対処法も解説!」で詳しく解説しています。

 

前日までの健康管理も重要

睡眠不足や疲労の蓄積、体調不良の状態だと、熱中症のリスクも高まります。

 

業務の前にはしっかり休息をとり、体調不良の場合には無理をせずに休むことも熱中症対策として重要です。

 

また、トラックに乗る前の日にお酒を飲みすぎるのも控えましょう。

お酒を飲みすぎると利尿作用が起こって、脱水症状を起こしやすくなります。

 

体を冷やすグッズも揃えておく

アイドリングストップが必要なら、USBで充電できる小型の扇風機があると重宝します。

 

また、通気性の良い服を選んだり、首を継続的に冷やすタオルや電動式のネッククーラーを用意しておくのも良いでしょう。

 

あらかじめ車内用の遮光カーテンを付けておくのもおすすめです。

 

もし熱中症になってしまったら、軽症の場合は涼しい場所に移動し、水分や塩分を補給して安静にしましょう。

症状が重い場合はすぐに病院にかかる、救急車を呼ぶなど迅速な対応を心がけてくださいね。

 

 

トラックドライバーはこまめな水分補給で熱中症対策を!

トラックドライバーは運転の緊張や荷物の積み降ろし作業などで汗をかきやすいことや、トイレに行きにくいために水分摂取を控える傾向があることなどから脱水になりやすく、夏の暑い時期には熱中症の危険も大きいです。

 

厚生労働省の調査によると、業種別の熱中症発生数は建設業、製造業に次いで3位となっています。

 

休憩や待機中のアイドリングストップを義務化している会社もあり、冷房が切れていると車内の温度が上がるため、熱中症のリスクも上がってしまいます。

 

熱中症は重症化すると重大事故や死亡にもつながる恐れがあるため、しっかり対策をして身を守りましょう。

 

トラックドライバーの熱中症対策は、こまめな水分補給!

休憩や待機は涼しい場所で行い、日頃の体調管理にも努めてくださいね。

 

熱中症の症状を感じたら涼しい場所で安静にし、症状が重い場合は救急車を呼ぶなど迅速で適切な対応を心がけましょう。

 

トラックの購入や今の車両の買取、各種手続きのご相談まで、ぜひグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!

 

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