2020.12.22
各トラックメーカーの特徴は?いすゞ、日野、三菱ほかの人気車両も
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックを購入する際、トラックメーカーを基準に選んでいる方も多いのではないでしょうか?
現在日本では「トヨタ、いすゞ、日野、三菱ふそう、UDトラックス」の5大メーカーが人気を博していますが、それぞれの特徴をご存知でしょうか?
そこで今回は、日本で人気のトラックメーカーについて、メーカーの特徴や人気車種などを詳しく解説します!
目次
トラックメーカーには2種類ある!
トラックメーカーと一言で言っても、トラックの車体部分を製造するメーカーとボディ部分(上物)を製造するメーカーの2種類あることをご存知でしょうか?
車体部分とは、運転室(キャブ)やエンジンなどシャシー部分で、ボディ部分(上物)とは平ボディや冷蔵冷凍車、クレーン、バン、ダンプなどのことを指します。
実は車体部分とボディ部分は別のメーカーで製造されていることも多々ありますが、“トラックメーカー”というと、車体部分を製造するメーカーのことを指すことが多いです。
次では、その車体部分を製造するトラックメーカーについて詳しくご紹介していきます!
中古トラック一覧
日本で人気のトラックメーカーの特徴とは
車体部分を製造する日本のトラック5大メーカーである「トヨタ、いすゞ、日野、三菱ふそう、UDトラックス」について、特徴や人気車種を見ていきましょう。
トヨタの特徴
「日野自動車」を連結子会社に持ち、乗用自動車でも国内シェア率No1を誇る「トヨタ自動車」のトラックは、馬力の強さと安定感に定評があります。
トヨタのトラック事業は小型を中心にモデル展開しているため、大型トラックの常時販売はしていません。
現在では乗用自動車の需要・供給が多くなっていますが、元々はトラックやバスシャーシー部門も主軸として展開していました。
トヨタ自動車のトラックの特徴は、ずばり「馬力の強さと安定感」!
都市間を移動する際に感じる馬力の強さと走行感、そして、一時停車から再始動までの動作がスムーズという点もメリットの一つです。
また、トヨタで市販されているトラックは小型トラックです。
大型は受注販売もしくは連結子会社の日野自動車といったように、住み分けをしていますので注意しましょう。
トヨタのトラックといえば「ダイナ」を挙げる方も多い人気車種。
専用エンジンを搭載した、ディーゼルハイブリッドシステムを採用し、環境性能はもちろんのこと、燃費性能も抜群の小型トラックです。
いすゞの特徴
国内シェア率No1を誇る「いすゞ自動車」は、トラック・バスを中心とした車両の製造販売を主軸に、船舶・産業用エンジンの製造販売も手掛けています。
いすゞ自動車は良質な大型ディーゼルエンジンが特徴。
大きな車体を動かすエンジンの開発には長けており、積載制限に近い車両でもスムーズに坂道を上ることが可能です。
また、パワーのあるディーゼルエンジンを持ちながら、環境に配慮した静かなエンジン音も魅力ですよ。
そんな「ディーゼルエンジンの実力」を最も実感できるのが、いすゞの大型トラック「ギガ」。
大型ディーゼルエンジンによる力強い駆動力を持ちながら、プリクラッシュブレーキや全車速ミリ波車間クルーズといった安全・運転支援技術を集結。
また、長距離走行でも“疲れない車”を目指し、新設計のハイルーフや高機能シート等を採用することで居住性と快適性を実現しました。
日野の特徴
特徴的なCMで小型トラックの知名度をさらに上げた「日野自動車」。
国内外でも人気が高く、トヨタの連結子会社でもあるトラックメーカーです。
主に商用車(トラック・バス)の製造販売を行い、馬力がありながらも低振動で耐久性が高い日野のトラックは、販売台数および大型車の顧客満足度で1位を獲得しています。
自動変速機能の「Pro Shift 6」や自動発進機能の「Pro Shift 12」の搭載車では、さらなる低燃費と走行サポートが可能ですよ。
日野の中で中核的存在のトラックといえば、中型トラック「レンジャー」。
軽量でありつつも馬力の強さはそのまま残した、クリーンディーゼルエンジン「A05Cエンジン」を搭載。
一般ユーザーはもちろん、消防車などの特殊車両のシャーシとしても採用される一台です。
三菱ふそうの特徴
三菱自動車工業株式会社から2003年に分社化・独立したトラック・バス部門に特化したメーカー「三菱ふそう」。
メルセデス・ベンツでおなじみの、ドイツの自動車メーカー・ダイムラー社の連結子会社です。
三菱ふそうのトラックのエンジンは、安定した走行感が得られるうえに、低ノイズゆえに長距離でも気にならない「駆動力」が特徴。
新エコカー減税にも対応した環境性能と、パワフルでありながら省エネ構造も魅力です。
また、広い居室空間と座りやすく快適な標準シートが、長距離や走行時間の長いドライバーの運転をアシストしてくれます。
パワーがありながらも省エネを意識したエンジンなど、最新技術を駆使して新しい車両を作り続け、「スーパーグレート」のエンジンは小排気量ながらも高レベルのパワーと低燃費に定評があります。
高速走行や積載量が多いなら総排気量10.7L、中距離走行や積載量は中程度という場合は総排気量7.7Lを選ぶなど、ドライバーの使用シーンに合わせて選べますよ。
UDトラックス
世界60か国以上で輸送ソリューションを提供する日本の商用車メーカー「UDトラックス」。
2019年のボルボといすゞ自動車の資本提携により、UDトラックスはいすゞの傘下となりました。
UDトラックスのトラックの特徴は独自のパワーを誇る「エンジン」。
独自のパワルフなエンジンはもちろんのこと、高級感のある内装へのこだわりにも定評があるメーカーで、大型車に一番定評があります。
国産大型トラックとして初めて、全輪ディスクブレーキを全車標準装備したUDトラックスの「クオン」は代表的。
トラフィックアイブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)やドライバーアラートサポート(ふらつき注意喚起装置)といった安全システムを搭載し、ドライバーの安全運転をサポートする機能が充実しています。
ギアチェンジ制御「ESCOT-Ⅵ」を搭載し、熟練ドライバーのようなギアチェンジが可能に!
燃費を抑えて、かつスムーズな走行が実現できますよ。
5大トラックメーカーの特徴を知って最高の1台を見つけよう
トラックメーカーは、トラックの車体部分を製造するメーカーとボディ部分(上物)を製造するメーカーの2種類があります。
車体部分を製造する日本のトラック5大メーカーとしては、「トヨタ、いすゞ、日野、三菱ふそう、UDトラックス」が挙げられます。
機能や乗り心地など、それぞれが魅力的!
購入の際はしっかり比較して、自分にぴったりのトラックを見つけてくださいね。
トラックの購入や今の車両の買取、各種手続きのご相談まで、ぜひグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!