2022.05.03
アルミウイングとは?特徴や用途、購入時のチェックポイントも確認
こんにちは!グットラックshimaです!
荷台をアルミで囲み、側面部分がまるで羽のように左右に開く「アルミウイング」のトラック。
荷物の積み下ろし作業をスムーズに行えるため、運搬業や引越業などさまざまな業務で使用されています。
今回は、アルミウイングのトラックについてのお話です。
アルミウイングの特徴や用途をはじめ、アルミウイングの種類や購入時のポイントなどについて、詳しくご紹介します。
目次
アルミウイングとは?特徴や用途を解説
効率的に荷物の積み下ろしができる「ウイングボディ」のトラック。
荷台の側面が翼のように左右に開くため、運搬業や引越業、宅配便の週配送業など、さまざまな用途で使用されています。
ウイングボディのトラックについては「トラックのウイングボディとは?普通のトラックとは何が違う?」でも詳しくご紹介しています。
あわせてチェックしてくださいね!
アルミウイングの特徴は、荷台がアルミパネルで囲まれていること。
側面が左右に開くことで荷物が積み下ろしやすいのはもちろん、さまざまなメリットがあります。
詳しく見ていきましょう。
アルミウイングのメリット・デメリット
アルミウイングのトラックには、メリットはもちろん、デメリットもあります。
それぞれ解説していきます。
アルミウイングのメリット
アルミパネルを使用することで、荷崩れを防いだり、雨風など外部からの影響や汚れから荷物を守ったりと、さまざまなメリットがあります。
荷物をしっかりと守ってくれるアルミウイングは、長距離輸送にも適していますよ。
また、荷物を横から積み込むこともできるので、大きな荷物なども効率的に積み下ろすことができるのはもちろん、狭い場所での積み下ろしにも便利です。
なお、アルミパネルは軽量な素材のため、そのぶん車両重量が軽くなり、最大積載量がアップするというメリットも。
最大積載量がアップすれば、一度に運べる荷物の量も増えるため、輸送コストの削減にもつながります。
アルミウイングのデメリット
アルミウイングはコストが高くなりがちな点がデメリットの一つ。
アルミウイングは特殊な機構を装備しているため初期費用が高い傾向にあり、さらにラッシングレールやジョルダーレールといった部品は消耗が早く、交換費用もかさみがちになってしまうことも。
また、アルミウイングのトラックは、ウイングの動作確認や荷台部分の防水性など、定期的なメンテナンスが必要になります。
トラックを安全に使用するためには必ず行わなくてはいけないため、メンテナンスが手間と感じる方にとってはデメリットになるでしょう。
メンテナンスの詳細については、後ほど詳しく解説します。
ウイングトラック販売車両
アルミウイングの種類もチェック!
アルミウイングにはいくつか種類があります。
アルミウイングは、最大積載量の違いによって次のような種類があり、荷物の量に合わせて選ぶことができます。
- 2tウイング
- 4tウイング
- 10tウイング など
また、アルミウイングの側面部分の開閉方法も3種類あり、それぞれ特徴が異なります。
・フレキシブルオープンタイプ
ウイングが開く方向や角度を細かく調整できるため、狭いスペースでの積み下ろしにも便利です。
・ターンオーバータイプ
片側のウイングが最大で約160度開くため、クレーンを使った積み下ろしにオススメのタイプです。
・上昇開閉タイプ
天井が上昇するため、開口を大きくとることができます。
アルミウイングの類似モデル
アルミウイングに似たモデルのトラックとして、次のようなトラックもあります。
・冷蔵冷凍ウイング
生鮮食品や冷凍食品などの運搬に便利な「冷蔵冷凍車」にも、アルミウイングタイプがあります。
ウイングがあることで効率的に荷物の積み下ろしができ、庫内の温度変化が少なく済むので、傷みやすい食品や精密機器などの運搬に適しています。
・アルミバン
車体の後部に、アルミ製の箱型の荷台を装備しているトラック。
見た目はアルミウイングと似ていますが、ウイングはないため、荷台の後方にある扉から荷物の積み下ろしを行います。
それぞれ特徴が異なるため、積荷の種類や使用シーンに応じて選ぶと良いでしょう。
アルミウイングの購入時のチェックポイント、メンテナンス方法は?
アルミウイングを購入する際には、失敗しないために見ておくべきポイントがあります。
車両区分を確認する
お持ちの運転免許とベース車両の車両区分が合っているか確認しましょう。
適合していない場合は運転できないこともあるため注意が必要です。
最大積載量を確認する
アルミウイングのトラックは、ゲートや荷室重量の増加などによって、最大積載量が少なくなることがあります。
想定より最大積載量が減少すると業務に影響を及ぼす恐れがあるため、最大積載量や荷室の全長・全幅・全高などは必ずチェックしましょう。
動作確認をする
ウイングなど装備に不備があった場合は、購入後に余分に修理費用が発生する恐れがあります。
購入前の動作確認を徹底しましょう。
グットラックshimaでは、中古アルミウイングを多数取り揃えています!
ぜひ、在庫をチェックしてみてくださいね。
アルミウイングに必要なメンテナンスとは?
アルミウイングのトラックを安全に使用するためには、次のような定期メンテナンスがかかせません。
ウイングの開閉について
ウイングの開閉は電動モーターと油圧機構で行っています。
正常に作動するか確認するほか、油圧機構の定期的なオイル交換や異音の有無などを確認し、必要があれば整備しましょう。
特に、アルミウイングが10cm以上下がってしまっている場合、油圧機構に問題が生じている可能性が高いので、早急な対応が必要です。
荷室の防塵防水について
荷室に使用しているアルミパネルは防塵防水性が高い素材ですが、荷物を安全に運ぶためには、防塵防水性が保たれているのか点検することが大切です。
パネルやシールゴムの破損などがあれば、すぐに新しい部品に交換しましょう。
アルミウイングとはさまざまな業務で活躍する便利なトラック
アルミパネルで囲まれた荷台の側面が翼のように左右に開くため、アルミウイングのトラック。
効率的に荷物の積み下ろしができるため、運搬業や引越業、宅配便の週配送業など、さまざまな用途で使用されています。
荷崩れを防いだり、雨風など外部からの影響や汚れから荷物を守ったりと、さまざまなメリットがあるアルミウイングは、長距離輸送も安心!
ただし、アルミウイングのトラックを安全に使用するためには、ウイングの開閉や荷室の防塵防水性など、定期的なメンテナンスを行いましょう。
トラックの購入や今の車両の買取、各種手続きのご相談まで、ぜひグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!
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