2025.07.12
ダンプ荷台を鉄板(鋼板)で補強!施工事例もご紹介
こんにちは!グットラックshimaです!
ダンプトラックの荷台は、使用とともにどうしても劣化してしまうものです。
安全かつ快適に荷台を使用するためには、劣化がみられる場合、鉄板(鋼板)で床の補強を行うのがおすすめです。
そこで今回は、ダンプ荷台の床を鉄板(鋼板)で補強するメリットから実際の施工事例、構造変更の手続きまで詳しく解説いたします。
ダンプの荷台の劣化にお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ダンプ荷台の床を鉄板(鋼板)で補強すると良い理由
ダンプ荷台に使われている鉄板は、正確には「鋼板(こうはん)」と呼ばれる素材です。
鋼板は、鉄に炭素などを加えて強度や靱性(じんせい)を高めたもので、耐久性・耐衝撃性・耐腐食性に優れているのが特徴です。
ダンプトラックの荷台は、日々重い積載物や強い衝撃にさらされるため、耐久性が高い素材であっても、経年により床面の劣化や損傷が避けられません。
そのため、荷台床へ鋼板の追加施工や張り替えをするメンテナンスは、寿命を延ばし、安全性と機能性を維持する有効な手段となります。
ダンプ荷台の床に鉄板(鋼板)で補強するタイミング
以下のような症状が見られる場合は、荷台床を鉄板(鋼板)で補強をするタイミングです。
表面の損傷や凹みが目立つ場合
重量物の落下や摩擦によって床面が変形・損傷すると、積載物の安定性に影響し、荷台自体の強度低下を招く恐れがあります。
腐食やサビの進行が見られる場合
金属部分の腐食が進行すると強度が損なわれ、事故やトラブルの原因になることも。
腐食が軽いうちに対応することで、劣化を未然に防ぐことができます。
床に穴ができてしまった場合
穴が空いていると積載物へのダメージや車両全体への水分侵入など、多くのリスクが伴います。
安全性を確保するためにも早急な対応が必要です。
上記のような場合、荷台に鉄板(鋼板)を施工することにより、水分の浸入を防いで腐食や腐朽を予防することができ、耐久性が向上します。
ダンプ荷台を鉄板(鋼板)で上貼り+三面舟底取付加工した事例をご紹介!
実際にグットラックshimaで施工した事例をご紹介します。
お客様のお悩みから解決まで、詳しく見ていきましょう。
ご依頼内容
お客様からは、「長年使ってきたダンプの荷台に凹凸ができてしまい、荷物の積み下ろしがしづらくて困っている」とのご相談をいただきました。
現地で確認したところ、長期間の使用により荷台の床面が波打つように変形し、特に小型の資材やバラ物の積載時に、砂利や砕石などを積載した際に、うまく滑り落ちず荷下ろしに時間がかかる状態でした。
このまま使用を続けると、積載効率の低下だけでなく、荷下ろし時の無駄な作業負担も大きくなるため、早急な対応が求められていました。
解決内容
今回は、既存の荷台床をすべて交換するのではなく、既存の床の上に新しい鉄板(鋼板)を上貼りする工法を採用しました。
この方法により、変形や傷みがあった床面がフラットになり、積載物の積み降ろしがスムーズに行える状態へ改善。
段差や凹凸によるひっかかりもなくなり、現場での作業時間やストレスの軽減にもつながっています。
見た目も一新され、使い勝手と耐久性の両方が向上しました。
グットラックshimaの施工ポイント
床材の全面交換ではなく上貼り施工を採用することで、工数とコストの両方を削減!
既存の構造を活かすことで、お客様への負担を最小限に抑えつつ、必要十分な補強効果を実現しました。
※上貼りによって床の高さや積載重量が変わる場合があるため、用途に応じた確認が必要です
また、三面舟底取付加工も同時に施工しました。
舟底構造は、ダンプ荷台の両側面と後面に傾斜がつくよう加工することで、積載物が隅に残りにくくなり、ダンプアップ時の排出性が格段に向上します。
特に粘性のある資材や濡れた土砂などの排出効率が高まり、日常の作業効率や清掃性にもメリットがあります。
お客様の声
施工完了後、お客様からは「これならまたしばらく安心して使えそうだね!」というお言葉をいただきました。
床面がフラットになったことで積載作業がしやすくなり、コストを抑えつつ、機能性・耐久性ともに十分な仕上がりになったことに、ご満足いただけた様子でした。
▼After
荷台に鉄板(鋼板)貼りを行うなら構造変更手続きも必要
ダンプの荷台鉄板(鋼板)貼り作業を実施する場合、忘れてはならない重要なポイントがあります。
それは、構造変更の手続きです。
構造変更の手続きとは、車両のサイズ(長さ・幅・高さ)、乗車人数、最大積載重量、車体の形状、エンジンの型式、燃料の種類、使用目的などに変更が生じる改造を行った際に求められる公的手続きです。
ダンプトラックの荷台を鉄板(鋼板)で補強し積載重量が変わった場合、構造変更の手続きは必ず行わなければなりません。
適切な届出を行わずに改造を実施した場合、法令違反車両として判定されるリスクがあるので注意しましょう。
構造変更手続きでは、車両の使用拠点を管轄する運輸支局において、改造後の車両を持参し、構造等変更検査を受検する必要があります。
構造変更手続きの詳細については、「トラックの荷台鉄板貼りの構造変更手続きと車検について解説」もぜひ読んでみてくださいね!
トラックの床板張替えならグットラックshimaがおすすめ!
ダンプの荷台鉄板(鋼板)補強をお考えの方は、ぜひグットラックshimaにお任せください。
グットラックshimaの架修・架装は、最新設備を整えた工場で、高い技術力と確実な品質でご提供しています。
さらに、構造変更手続きをはじめとした面倒な手続きも、専門知識を持ったスタッフが代行するため、安心です。
トラックの販売・買取・リースにも対応しており、トラックリースは頭金もなしです!
車両代、保険料、車検代金など、あらゆる費用コミコミの定額でコストが平準化されるため、資金計画が立てやすくなります。
また、ダンプだけでなくアルミバンや大型セルフなど、多様な車種をご案内可能ですよ♪
ダンプの荷台は鉄板(鋼板)で補強!グッドラックshimaにおまかせ
ダンプ荷台に使われている鉄板(鋼板)は、使用環境や経年で劣化します。
そのため、荷台に凹みや摩耗、腐食などの劣化が見られる場合は、鉄板(鋼板)による床面補強が効果的です。
鋼板を追加施工することで耐久性が向上し、荷台の寿命を延ばすことができるほか、全面を溶接して取り付けるため、荷重が床全体に分散されやすく、強度面でも安心です。
実際の施工事例では、既存床材の上貼り工法によるコストダウンと、三面舟底取付加工による作業効率向上を実現しました。
ただし、荷台鉄板(鋼板)貼りを行う際は、積載量の変更により構造変更手続きが必要になることを忘れないようにしましょう。
トラックの架修架装は、グットラックshimaにお任せください。
高い技術力による確実な施工から構造変更手続きの代行まで、ワンストップでサポートいたします。
ダンプの荷台補強をご検討中の方も、ぜひお気軽にご相談ください。
