2025.03.10

トラックの塩害ガード施工方法をご紹介!サビから愛車を守ろう

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こんにちは!グットラックshimaです!

 

皆さんは愛車のトラックをどのようにメンテナンスしていますか?

定期的な点検や洗車はもちろん大切ですが、なかなか目に見えない下回りのケアまで行き届いていない方も多いのではないでしょうか。

特に冬場の融雪剤や海沿いの道路を走る機会が多いトラックは、知らず知らずのうちに塩害によるダメージを受けています。

 

今回は、そんなトラックを長く安全に使用するための「塩害ガード」について事例もあわせて詳しくご紹介します。

塩害ガード

 

 

塩害とは何か?原因やリスクを知ろう

塩害とは、車に塩分が付着することで金属部分がサビてしまう現象のことです。

 

通常、金属はゆっくりと長い時間をかけて空気と反応し、サビていきますが、塩分が付着するとサビるスピードが加速し、短期間で深刻なサビが発生してしまいます。

 

塩害の主な原因

塩害の主な原因は以下の3つです。

  • 海沿いの走行
  • 融雪剤の影響
  • 台風

 

潮風に含まれる塩分が車体に付着することで、金属部分がサビやすくなってしまいます。

 

また融雪剤も同様です。

冬場に道路に撒かれる融雪剤には、塩化カルシウムや塩化ナトリウムなどの塩分が含まれています。

融雪剤が車の下回りに付着すると、塩分によってサビの進行が著しく早まります。

 

そして、台風も塩害の主な原因となるのです。

強風で海水中の塩分が巻き上げられ、内陸部まで運ばれることがあります。

塩害の原因を把握することで、適切な対処が可能です。

 

塩害のリスク

塩害が進行すると、次のようなリスクがあります。

  • サビの早期進行
  • 部品の劣化
  • 故障の原因
  • 事故のリスク

 

防錆処理をしている車でも、小さな傷や隙間からサビが発生し、急速に広がります。

そして、金属部品が劣化し、穴が開いたり部品が欠落したりする危険性もあるのです。

最悪の場合、エンジンルームの故障につながり、車の寿命が短くなるリスクもあるでしょう。

 

また、運転中に思うような操作ができず、事故を引き起こす可能性もあるため、塩害を受けにくくするための予防が大切です。

 

トラックは業務に使用する大切な道具です。

塩害による故障は、ビジネスにも大きな影響を与えかねません。

そのため、塩害対策は非常に重要なのです。

 

 

トラックのサビから守るなら塩害ガードがおすすめ!

トラックを塩害から守るには、「塩害ガード」による防錆処理が効果的です。

塩害ガードとは、車の下回りに特殊な防錆塗装を施すことで、塩分や水分の侵入を防ぎ、サビの発生や進行を抑制するサービスです。

塩害ガードの効果

塩害ガードには以下のような効果があります。

  • 防錆効果
  • 密着性
  • 衝撃吸収
  • 防音効果

 

防錆効果としては、特殊合成樹脂を配合した塗料が強力な防錆膜を形成し、塩分や水分の侵入を防げます。

塩害ガードは密着性に優れた樹脂が、車体に付着するため、長期間防錆効果を維持できることに加え、石はねや泥はねから車体の保護も行えます。

また、走行中の振動や騒音を軽減する効果も期待できるでしょう。

 

塩害ガードの施工方法

塩害ガードの施工は、専門の技術と設備を持った修理工場で行います。

具体的な施工方法は以下の通りです。

 

1. 部品取り外し

まず、下回りを高圧洗浄機で洗浄した後、マフラー、フェンダーライナー、アンダーカバーなどの部品を丁寧に取り外します。

 

車両によっては、フロントバンパーやリヤバンパーも取り外す必要があります。

これは、カバー等で隠れている裏側まで徹底的に防錆処理するためです。

 

2. マスキング作業

次に、下回りをエアブローして水分を取り除き、塩害ガードの塗料がボディやエンジンなどに付着しないように丁寧にマスキングします。

この準備作業が、綺麗な仕上がりを左右する重要な工程です。

 

3. 塩害ガード塗装

下準備が完了したら、塩害ガード専用のガンを使用して、すみずみまで均一に塗装していきます。

特にパネルのつなぎ目やタイヤハウス内など、サビが発生しやすい部分は念入りに塗装します。

 

4. 部品取り付け・完成検査

最後に、取り外した部品を元通りに組み付け、塗装状態を確認しながら作業を進めます。

取り付け状態の確認作業を実施し、完成となります。

塩害ガードは新車の時に施工するのが最も効果的ですが、既に使用している車両でも効果を発揮します。

ただし、すでにサビが発生している場合は、可能な限りサビを除去してから施工することが重要です。

 

トラックのサビのメンテナンスについて詳しく知りたい方は、「トラックの錆は放置しない!定期的に塗装メンテナンスを」をご参考ください。

 

 

グットラックshimaの塩害ガード施工事例!

塩害ガード

グットラックshimaでは、多くのトラックに塩害ガードを施工してきました。

ここでは、実際の施工事例をご紹介します。

 

お客様からの依頼内容

新車のトラックを購入されたお客様から、「新車だから今のうちにサビ止め加工をしておきたい」というご依頼をいただきました。

仕事で使用するトラックだからこそ、長く安心して使いたいというご要望でした。

 

施工内容

塩害ガードを施工することで、融雪剤(塩化カルシウム等)によるサビを防ぎ、石はねや泥はねから車体を保護しました。

密着性の良い特殊合成樹脂を配合した塗料を使用することで、高い防錆力を発揮します。

 

施工前には入念な下地処理を行い、部品を取り外して見えない部分にも塗装することで、防錆対策を実現しています。

 

施工ポイント

降雪地域に限らず、フレームのサビは車両の寿命を大きく左右します。

予防対策としての施工が最善ですが、すでにサビてしまったフレームもサビを出来るだけ除去して施工いたします。

 

下記3つのポイントを押さえることで、トラックを長期間にわたって塩害から守ることが可能です。

  • 重点箇所の念入り施工
  • つなぎ目の処理
  • サスペンション部分の保護

 

お客様の声

施工後、お客様からは「見た目もマットな感じでかっこいいね!」と大変喜んでいただきました。

見た目の良さだけでなく、これから長く使っていく上での安心感もお届けできました。

 

▼マットな仕上がり

塩害ガード

 

トラックの下回り塗装との違いを知りたい方は、「トラックの下回り塗装(アンダーコート)とは?」もあわせてご覧ください。

 

 

塩害ガードの施工方法を理解しトラックを長持ちさせよう!

トラックの塩害対策は、車両のメンテナンスの中でも特に重要な項目の一つです。

 

塩害の原因としては「海沿いの走行」や「融雪剤の影響」「台風」が挙げられます。

また、塩害は、「サビの早期進行」や「部品の劣化」「故障の原因」「事故のリスク」の4つのリスクがあります。

特に業務用のトラックは、過酷な条件で使用されることが多く、塩害のリスクも高まります。

 

塩害ガードを施工することで、「防錆効果」はもちろん、「密着性」や「衝撃吸収」「防音効果」なども得られる傾向です。

施工方法は4ステップで完了します。

 

トラックの塩害対策を施工したい方、サビ止め加工をしておきたいという方は、板金塗装が可能なグットラックshimaへぜひ一度ご相談ください。

 

架修・架装

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