2022.10.01
トラックのブレーキ引きずりの原因や見つけ方は?対処法も確認!
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックを安全に運転する上で欠かせない「ブレーキ」。
しかし、ブレーキになんらかの不具合が発生すると「ブレーキの引きずり」という状態に陥ってしまう恐れがあります。
ブレーキの引きずりを放っておくと、火災など重大な事故につながる可能性があり大変危険です。
そこで今回は、トラックのブレーキの引きずりについてのお話です。
ブレーキの引きずりが起こる原因や与える影響、対処法などを解説します。
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目次
トラックの引きずりとは?与える影響や原因から解説
トラックのブレーキの引きずりとは、トラックのブレーキをかけていないにも関わらず、不具合によってブレーキがかかったままの状態になっていること。
ブレーキの引きずりはパーキングブレーキだけではなく、フットブレーキでも発生する場合があります。
ブレーキの引きずりを放置していると、ブレーキは消耗してしまうため、車体や燃費に悪影響を与えます。
また、最悪の場合には車両火災を引き起こしてしまう恐れがあり、大変危険です。
トラックのブレーキ引きずりが起こる原因
なぜブレーキの引きずりは発生するのでしょうか。
原因として考えられるものは次の3つです。
原因①ピストンのサビ
通常、トラックのブレーキを踏むと、ブレーキキャリパーにあるピストンがスライドして制動力を調整しています。
しかし、不具合によりピストンにサビが発生すると、ブレーキを離してもピストンが元の位置に戻らず、ブレーキがかかったままの状態になってしまいます。
原因②ブレーキペダルへの異物の挟み込み
ブレーキペダルには「吊り下げ式」と「オルガン式」がありますが、どちらでも起こり得るのが、ブレーキペダルへの異物の挟み込みです。
ペダルにペットボトルや缶などが挟まってしまうとブレーキが機能しなくなり、ブレーキの引きずりにつながる場合があります。
原因③ペダルの支点のサビ
床面に設置されている「吊り下げ式」と「オルガン式」のブレーキペダルは、ペダルの支点が雨や泥などの影響でサビてしまうことも。
そのサビによってブレーキが戻りにくくなり、引きずりが発生する場合があります。
トラックの引きずりが起こっていることを早めに確認する方法
ブレーキの引きずりが重度の場合は、「ゴー」や「シャー」といった異音がするため気が付きやすいですが、軽度のトラックの引きずりはなかなか気づくことができません。
しかし、前述の通り、ブレーキの引きずりは燃費などに悪影響を及ぼすだけでなく、火災など事故につながってしまう恐れもあるため、早めに気が付くことが非常に重要です。
ブレーキの引きずりはタイヤの空転具合によって確認することができます。
ジャッキアップをしてタイヤを空転させた際にスムーズにタイヤが回らないときは、引きずりを起こしている可能性が考えられます。
また、ブレーキの引きずりは、発射時の加速が悪化や、金属が擦れるような異音や異臭、惰性で走行する距離が短くなるなど、車両にいくつかの症状を引き起こします。
さらに、ブレーキダストと呼ばれる粉塵が増えた際はトラックの引きずりが起きている可能性があります。
黒い粉塵が付着していないかや、金属が焼けたようなにおいがしないかなど、定期的にホイールをチェックするのもおすすめです。
これらの些細な変化をしっかり感じ取ることができれば、早い段階で引きずりに気が付くことができるでしょう。
トラックの引きずりの対処法は?状態によっては買い替えのご検討も!
ブレーキの引きずりを起こした際の対処法について見ていきましょう。
ピストンの不具合が原因の場合は、ブレーキキャリパーのオーバーホールを行うことで改善します。
ブレーキキャリバーを分解し、ピストンやキャリバーのサビ落としや、シールやブレーキ、ブレーキパッドの交換などを行います。
修理代はトラックのサイズや交換する場所によっても幅が出るため、費用の目安を出すのは難しいのですが、ブレーキ本体の交換が必要になる場合もあり、高額な修理費用が発生することも予想されます。
トラックのブレーキは安全な運転を左右する大事なパーツですので、オーバーホールが必要なほど状態が悪い際は、トラックを買い替えるというのも1つの選択肢でしょう。
中古トラックなら即納が可能な車両が多いです。
そのため、新車トラックの納車期間が待てない場合も、中古トラックなら納車期間を気にすることなく安心して購入できますよ!
「新車トラックの納車期間が長いのはなぜ?中古トラックの場合は?」もぜひご参考ください。
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トラックのブレーキ引きずりは危険!原因を知って早めに対処しよう
トラックのブレーキの引きずりとは、トラックのブレーキをかけていないにも関わらず、不具合によってブレーキがかかったままの状態になっていること。
ブレーキの引きずりを放置していると、車体や燃費に悪影響を与えるだけでなく、車両火災を引き起こしてしまう恐れがあり、大変危険です。
ブレーキの引きずりは、タイヤを空転してセルフチェックすることで早期発見することができます。
また、発射時の加速が悪化や、金属が擦れるような異音や異臭、惰性で走行する距離が短くなるなどの症状も、ブレーキ引きずりのサインですので見逃さないようにしましょう。
トラックのブレーキ引きずりはブレーキキャリパーのオーバーホールで改善しますが、修理代はトラックのサイズや交換する場所によっても異なり、高額な修理費用が発生することも予想されます。
ブレーキの状態によってはトラックの買い替えも検討すると良いでしょう。
トラックの購入や今の車両の買取、各種手続きのご相談まで、ぜひグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!
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