2021.09.06
コンドルとファイターを比較!走行性能や乗り心地に違いは?
こんにちは!グットラックshimaです!
適正の積載量や移動距離が丁度よい中型トラック。
色々なメーカーから、人気の代表的な中型トラックが販売されていますよね。
いざ買おうと思っても、性能がわからなくて迷ってしまうことがあると思います。
そこで今回は、コンドルとファイターについて詳しく解説します!
中古コンドル一覧
目次
コンドルとファイターの基本のスペックを比較!
まずは、基本のスペックから比較していきましょう!
コンドルの基本スペック
コンドルは、UDトラックスの中型トラックです。
UDトラックスは、いすゞ自動車の子会社。
もともとはスウェーデンのボルボグループの子会社で、2019年の資本提携でいすゞ自動車の傘下に入りました。
UDトラックスの詳しい情報は「UDトラックスのトラックの特徴とは?独自の機能や代表車種もご紹介!」でも紹介しています。
ぜひ、合わせてご覧ください。
コンドルは、ビジネスニーズに応える幅広い車種を取りそろえており、トラックに必要な燃費性能、安全性能、運転性能も充実しています。
参考にコンドルPB-MK37A(ウィング/セミワイド)の基本スペックを載せておきましょう。
- 車両寸法:全長8,700mm、全幅2,350mm、全高3,500mm
- 最大積載量:2.65t
- 車両総重量:7.97t
※設定は車型によって異なります。
ファイターの基本スペック
ファイターは、三菱ふそうの中型トラックです。
三菱ふそうは、ドイツの自動車メーカー、ダイムラー社の連結子会社です。
パワーがありながらの省エネ設計のエンジンが有名です。
三菱ふそうの詳しい情報は「三菱ふそうのトラックの特徴とは?独自の機能や代表車種もご紹介!」でも紹介しています。
ぜひ、合わせてご覧ください。
ファイターは、4気筒エンジン搭載車と6気筒エンジン搭載車があり、充実した車種ラインアップに定評があります。
また、快適な走りと新次元の効率性と経済性を追求し、トラックの理想を求めて日々進化しています。
参考にファイターTKG-FK61F(FK61FK3V)(平ボディ/標準フルキャブ)の基本スペックを載せておきましょう。
- 車両寸法:全長8,440mm、全幅2,240mm、全高2,440mm
- 最大積載量:4t
- 車両総重量:7.95t
※設定は車型によって異なります。
コンドルとファイターの走行性能を比較!
走行性能もそれぞれの魅力が満載です。
エンジンや燃費性能など、詳しく比較していきましょう!
※新型のスペックをご紹介します。設定は車型によって異なりますのでご注意ください。
コンドルの走行性能
コンドルのエンジンは、高効率で軽量コンパクト。
積載性と燃費も向上しており、輸送コストを減らすことが可能です。
燃費性能を向上させる「電子制御クルードEGR」「電子制御コモンレールシステム」は各車両に装備され、「エコストップ」「エコノモード」「START ASSIST」「VGSターボ(可変容量型ターボチャージャー)」「2ステージターボ」は、それぞれ決まった車両に搭載されています。
以上のような充実のエンジン性能で、ドライバーの運転をアシストしています。
また、ATM(機械式オートマチックトランスミッション)と6速MTを選択できるため、ドライバーのニーズに合った走りが叶います。
燃費性能に関するスペックは以下の通りです(コンドルMKLK)。
- エンジン:4HK1-TCC・4HK1-TCS・4HK1-TCH
- 最高出力:190~240PS
- 最高トルク:515・706・765
- トランスミッション:6MT、AMT
- ブレーキタイプ:空気油圧複合式、エキゾーストブレーキ
- 排ガス規制:H28年排出ガス規制適合、H27年度燃費基準+10%達成車
※設定は車型によって異なります。
ファイターの走行性能
前述した通り、ファイターのエンジンはパワーがありながらも省エネを意識し開発されています。
エンジンが2種類の気筒から選べるのも人気の秘密です。
高積載と低燃費を追求した、軽量4気筒4V20エンジンを、GVW7.5t車・8t車に搭載。
余裕あふれるハイパワー、6気筒6M60エンジンは、GVW8t車~20tクラスまで設定させれています。
また、燃費を向上させるシステムとして「トラックコネクト」があります。
トラックコネクトは、稼働中の車両情報をインターネット経由でリアルタイムにチェックできるテレマティクスサービス。
モバイル回線を経由して、トラックが発信する情報をFUSOデータベース(クラウド)に蓄積。
PCやスマートフォンで専用ページにアクセスすると、車両の現在地や運行状況を把握できます。
燃費性能に関するスペックは以下の通りです(ファイターFK)。
- エンジン:6M60
- 総排気量:7.545L
- 最高出力:162(220)/2,200・177(240)/2,500・199(270)/2,500
- 最高トルク:745(76)/1,400-2,000・745(76)/1,400・785(80)/1,100-2,400
※設定は車型によって異なります。
コンドルとファイターの乗り心地は?安全面も比較!
多くの荷物を運搬するトラックは、安全性能と乗り心地も重要です。
コンドル・ファイターでそれぞれどう違いがあるか、ご紹介していきます!
※新型のスペックをご紹介します。設定は車型によって異なりますのでご注意ください。
コンドルの安全性能と乗り心地
被害を最小限に抑える「パッシブセーフティー」、危険を予測してドライバーをサポートする「アクティブセーフティー」、日々の安全運行を支援する「ベーシックセーフティー」の3つのカテゴリーに分けられ、計18種類の安全性能でドライバーを支えています。
代表的な安全性能の「プリクラッシュブレーキ(衝突回避支援/衝突被害軽減)」は、走行中にミリ波レーダーとカメラを用いて車両前方を常に監視。
先行車との車間距離に応じて警報やブレーキ制御を自動で行い、衝突速度を低減して被害の軽減を図ってくれます。
また、「横滑り防止装置(ESC)」は、ドライバーの操作状況や車両の挙動をセンサーで検知し、横滑りや横転につながる不安定な車両姿勢と判断した場合、警報を発令して事故を防いでくれるため安心です。
内装にも定評のあるコンドルは、黒を基調とした高級感あふれる室内空間が魅力。
ワイドな視界を確保するウィンドウ、可変間欠ワイパーなどで高い操作性を実現しています。
また、運転ヘッダーコンソールボックスやドアポケット、DINボックス、カードホルダー、コンビニフック、引き出し式カップホルダーなど、車内に多彩な収納を装備。
運転以外の日々の業務負担軽減に役立っています。
車両の下部を支える「4バッグエアサスペンション」は、走行中の衝撃や振動を効果的に吸収し、荷崩れや荷痛みを低減するだけでなく、ドライバーの疲労軽減にもなっています。
※設定は車型によって異なります。
ファイターの安全性能と乗り心地
ファイターの代表的な安全性能といえば、「アクティブ・ブレーキ・アシスト5(ABA5)。
前方認識カメラと高精度ミリ波レーダーで前方の交通状況を検知し、衝突の危険を察知し、警報とブレーキで衝突被害を軽減するシステムです。
走行車両、静止車両、歩行者などに対して、衝突の危険性があるときに、対象との距離や走行状況に応じて警報ブザーとメーター内のモニター表示で警報。
ドライバーの衝突回避操作を促し、必要に応じてブレーキを作動させて、衝突回避または被害の軽減を支援します。
「アクティブ・サイドガード・アシスト」も重要な安全システムの一つです。
運転時の死角を監視し、左折巻き込み事故のリスクを低減させます。
左折時や左車線への車線変更時には、車両の通過する範囲を予測。
範囲内にあるものを検出し、危険を感知すると助手席ドアピラー部にある警報ランプが黄色に点灯して、ドライバーに注意を促します。
さらに、左方向へのハンドル操作や左折ウインカー操作を行うと、警告ブザーが鳴るとともに警報ランプが赤色に点滅して警告してくれる機能もあります。
車内はスタイリッシュで機能的。
内装仕様は選べる3タイプです。
運転席シートは、フィット感のあるシートバックや大型サイドサポートで高いホールド性を実現し、運転疲労を大幅に軽減します。
※設定は車型によって異なります。
中古ファイター一覧
コンドルとファイターを比較して自分にピッタリの中型トラックを
コンドルもファイターもエンジンに関しては定評があり、燃費性能も高いです。
コンドルのエンジンは、高効率で軽量コンパクトなのが特徴。
ATMと6速MTを選択できるため、ドライバーのニーズに合った走りが叶います。
ファイターが誇る車両の稼働状況がわかる「トラックコネクト」は、常に燃費確認をしたいドライバーには嬉しい機能です。
安全性能も日々進化しており、特にコンドル、ファイターの自動ブレーキ性能は充実。
ドライバーの運転疲労軽減に一役買っています。
各トラックのさまざまなスペックを比較し、自分に合った1台を見つけましょう!
グットラックshimaでは、コンドル、ファイターの中古トラックも取りそろえています。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください!