2022.08.20
トラックのギア鳴りとは?症状や原因、対処法をチェック!
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックのギア鳴りという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これはギアがうまく噛み合っていないときに「ガリガリ」と異音がする現象のことで、放置しておくと深刻なトラブルにつながる恐れがあります。
そのため、トラックのギア鳴りは放置せず、適切な対処をすることが重要なのです。
今回は、トラックのギア鳴りについてのお話です。
ギア鳴りの原因や放置した際に与える影響、予防策などをご紹介します。
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目次
トラックのギア鳴りとは?原因をチェック
トラックのギア鳴りはトラックのMT車(マニュアルミッション)に起こる現象です。
シフトレバーをシフトアップやシフトダウンする際に「ガリガリ」という音がすることがありますが、これがギア鳴りと呼ばれるものです。
トラックのギア鳴りが起きる原因として、次の事柄が考えられます。
シフトレバーの操作ミス
シフトレバーを操作する際に、クラッチの踏み込みが浅くてしっかり切れていないと、ギア鳴りが起こります。
また、シフトレバーを操作しているにも関わらずクラッチから足を外してしまったり、ギア段を間違ったりしたときなどにも、ギア鳴りが出ます。
シンクロリングの劣化
ギアボックスには、ギアの変速時に重要な役割を果たす「シンクロリング」と呼ばれる金属製の部品があります。
シンクロリングが劣化してサビや摩耗すると、すり減ってギア鳴りを起こします。
トランスミッションオイルの劣化
トランスミッションのオイルが減少したり劣化したりすると、ギアに摩擦が生じ、負担がかかってギア鳴りが出ます。
なお、トラックのギアが入らないという場合は、別の原因が考えられます。
「トラックでギアが入らない原因や対処法を詳しくチェック!」で詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてくださいね。
トラックのギア鳴りを防ぐ方法や対処法は?
トラックのギア鳴りは予防することが可能です。
予防策と対処法について見ていきましょう。
ギア鳴りの予防策
トラックのギア鳴りが起こる原因として多いのが、運転時のシフトミスです。
そのため、発車時は2速発進する、変速時のアクセルとクラッチ操作は丁寧に行う、不要なシフトダウンを控える、不要な半クラッチは行わないなど、日常的に丁寧な運転を心がけることで予防できます。
さらに、定期的にクラッチを調整して整備しておくことで、ギア鳴りの予防につながりますよ。
ギア鳴りの対処法
ギア鳴りが起きた際には、まずはトラックを点検・修理に出しましょう。
トラックの状態によっては、トラックのクラッチやギアボックスを交換をすることで改善が期待できます。
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トラックのギア鳴りを放置するとリスクがある!
トラックギア鳴りが慢性的に起きているにも関わらず、修理しないで放置していると、重大なリスクにつながる恐れがあります。
軽度なギア鳴りはクラッチの交換で対処できても、放置しているとトランスミッションのトラブルに発展することも。
すると、最終的にはオーバーホールが必要になる場合もあるのです。
修理費用は、クラッチ交換の場合は約15万円〜30万円と高額で、トランスミッションのオーバーホールをする場合は約5万円~50万円かかる可能性があります。
なお、トランスミッションの交換となった場合は、約80万円かかることも。
トラックのクラッチやトランスミッションの損傷が激しい場合は、トラックを買い替えるというのも1つの選択肢でしょう。
中古トラックなら納車期間を気にすることなく購入できるため、業務への支障が心配な方も安心して購入できますよ!
「新車トラックの納車期間が長いのはなぜ?中古トラックの場合は?」もぜひご参考ください。
トラックのギア鳴りは丁寧な運転で予防できる!
トラックのMT車のシフトアップやシフトダウンする際に「ガリガリ」という音がしたら、それはギア鳴りと呼ばれる現象です。
トラックのギア鳴りは、シフトレバーの操作ミスやシンクロリングの劣化、トランスミッションオイルの劣化などが原因で起こります。
ギア鳴りは日常的に丁寧な運転を心がけたり、定期的にクラッチを調整したりすることで予防できますよ。
ギア鳴りが慢性化した場合は、トラックのクラッチやギアボックスを交換をすることで改善が期待できますが、状態が悪化すると、トランスミッションのオーバーホールが必要となり、高額な費用が発生します。
修理費用が高額な場合は、修理ではなくトラックの買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
トラックの購入や今の車両の買取、各種手続きのご相談まで、ぜひグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!
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