2021.10.30

トラックの上物メーカー「トランテックス」の特徴とは?

facebook

twitter

line

こんにちは!グットラックshimaです!

 

トラックを選ぶ際に重要な、車体のや上物(ボディ)の大きさ。

運転、作業スペースと同様に気になるのが、荷台部分に取り付ける上物の性能ではないでしょうか。

 

今回は、上物メーカーである「トランテックス」について。

トランテックスは日野自動車の100%出資の連結子会社で、平ボディやアルミバンなどさまざまなトラックの上物を製造・販売しています。

 

そんなトランテックスの会社概要から製造している上物の特徴まで、詳しくご紹介します。

トランテックス

 

 

トラックの上物メーカー「トランテックス」の特徴をチェック!

トランテックスは、石川県白山市に本社のあるトラックの上物専門メーカー。

1908年に創業した自動車車体製作が起点となっている、日野自動車の100%出資の連結子会社です。

 

もともとは日野車体工業でしたが、2002年に会社分割によりトラックボディ製造事業を移管し、株式会社トランテックスに商号変更されました。

 

トランテックスの社名は、TRANSPORT(輸送)、TECHNOLOGY(技術)、SPACE(空間)、SYSTEM(輸送システム)、SUPPLIER(提供する企業)の造語で、高度の技術で高品質の車両を提供する意味が込められています。

 

トラックの上物はボディとも呼ばれ、バンやダンプ、平ボディなど大きく分けて5種類あります。

上物は車体製造メーカーだけではなく、上物専門メーカーが製造している場合もあるほど特殊なものです。

 

トランテックスでは平ボディやアルミバン、ウイングを製造販売しています。

次で、トランテックスの製造している上物について詳しくご紹介します!

 

中古トランテックス一覧

 

 

「トランテックス」が製造しているアルミバンとウイングの特徴をご紹介!

トランテックス

トランテックスが製造している上物では「アルミバン」と「ウイング」が代表的です。

ご紹介の前に、基本としてアルミバンとウイングの特徴についてもお伝えしますね。

 

トラックのアルミバン・ウイングとは?

「バン」は、箱型のボディで、後ろに観音開きの扉が付いているのが一般的。

通常運送に使用されるものから、冷蔵や冷凍のような温度管理のできるものまで、大きさ種類はさまざまです。

 

その中でもアルミバンは、その名の通りアルミ製の箱型の物をシャーシに備え付けたトラックのこと。

箱に荷物を入れて輸送するため、雨に濡れず落下の心配もありません。

 

一方、大きな荷物を荷台の隅々まで積んで運びたい場合に便利なのがウイングです。

 

バンとは異なり、上物側面の壁が上に開く構造になっており、フォークリフトや種類によってはクレーンを使って荷物の積み下ろしができるのが特徴です。

側面の開閉口は、羽のように上に開くウイング状になっています。

 

トランテックスのアルミバンをご紹介

トランテックスのバンシリーズは、一般雑貨などのドライ製品から冷蔵冷凍品などのあらゆる商品を、安全確実に輸送するトラックボディがそろっています。

 

バンシリーズの「ハイスター」は、ドライバンから冷凍車まで、長年の経験と技術の蓄積でドライバーのさまざまな要望に応えています。

 

大きさは、大型と中型の2種類。

それぞれの大きさに各3種類のアルミバンがあります。

 

大型には「ハイスター・バン(ハイスライダー付き)」、「ハイスター・冷凍(エバハウス付き)」、「ハイスター・冷凍」の3種類。

中型には「ハイスター・バン」、「ハイスター・冷凍」、「ハイスター・冷凍(床下格納式リフター付)」の3種類。

 

この中から、「大型ハイスター・バン(ハイスライダー付き)」と「中型ハイスター・冷凍(床下格納式リフター付)」を詳しくご紹介します。

 

大型ハイスター・バン(ハイスライダー付き)

大型のハイスター・バン(ハイスライダー付き)の特徴は、何と言ってもスライド式の後部扉です。

扉を90度開き、そのまま扉を側面へスライドできるので、省スペースでも全開にした扉から楽に積荷の載せ降ろしが可能。

扉を閉めた状態で直接プラットフォームに着けられるので、積荷の落下防止やドライバーの疲労軽減が図れます。

 

中型ハイスター・冷凍(床下格納式リフター付)

「中型ハイスター・冷凍(床下格納式リフター付)の魅力は、すべての荷室内板に抗菌内装を採用し、輸送時の衛生管理を追求している点。

 

また、一体型冷凍機や床下格納式リフターの採用で積載効率や作業性が大幅にアップ!

中温・低温用など幅広いバリエーションと多彩なオプションで、用途に合わせたボデーを選択することが可能です。

 

トランテックスのウイングをご紹介

トランテックスのウイングシリーズは、工業製品や一般雑貨から青果物などの冷蔵品の輸送の効率化・省力化におすすめのシリーズです。

 

大きさは大型と中型と小型の3種類。

大型には「ハイウイングMAX」「ハイウイングMAXクール」「ハイウイング・コールド”S”」「ワンタッチ幌(手動式)」の4種類。

中型には「ハイウイングMAX」「ワンタッチ幌(手動式)」の2種類。

小型は「ハイウイングMAX」の1種類。

 

どの大きさにもある「ハイウイング」はドライから冷蔵・冷凍まであらゆる商品輸送の効率・省力化に応えられる仕様です。

 

ここでは代表的な大型の「ハイウイング・コールド”S”」と、中型の「ワンタッチ幌(手動式)」について詳しくご紹介します。

 

大型ウイング「ハイウイング・コールド”S”」

大型のハイウイング・コールド”S”は、大型冷凍ウイングです。

 

冷凍バンボデーの性能をそのままに、側面開放可能をコンセプトに。

“SⅡ”は“S”の特長をそのままに「チルド帯で最大容積確保」をコンセプトに開発されたものです。

 

ドライバーから待ち望まれた、ウイング車での本格冷凍輸送に応えたボディ。

さまざまなオプションもあるので、好みの素材や機能に変更可能です。

 

中型ウイング「ワンタッチ幌(手動式)」

中型のワンタッチ幌(手動式)は、軽量で高容積を誇るウイング。

自動車部品などのカサ物輸送に最適です。

用途に応じて標準タイプと軽量タイプが選べます。

 

標準タイプの床構造はスチール性で、軽量で高強度な部材および電着塗装などにより、強度と防錆効果は抜群。

前壁には鉄板、幌骨にはスチール、リヤドアにはMDF合板を用いており、信頼性の高い上物です。

 

軽量タイプの床構造はアルミ性で、約100kgの軽量化を実現しました。

前壁にはアルプライ、幌骨にはアルミ、リヤドアにはディックUパネルを用いており、軽量化しながらも、耐久性と防錆性に優れた上物に仕上がっています。

 

グットラックshimaでは、上物メーカーがトランテックスのトラックを多数取り扱っています。

ぜひ在庫もチェックしてみてください!

 

 

上物専門メーカー「トランテックス」を知って、賢いトラック選びを

日野自動車100%出資の連結子会社である「トランテックス」。

軽量化しながらも、耐久性と防錆性に優れた上物は、魅力ポイントの1つです。

 

バンシリーズのハイスターは、省スペースでの効率よい作業を実現可能にし、ドライバーの負担軽減にも繋がっています。

 

ウイングシリーズは、軽量タイプと標準タイプの2タイプをラインナップすることで、よりドライバーの要望に合った上物を選べるようになっています。

 

また、軽量化しながらも耐久性があるので、積載量を増やしても安心して輸送できる信頼性も高い上物となっています。

 

トラック選びの際は、車体と同様に上物メーカーもしっかり見ながら選びましょう。

きっと、さらに良いトラックに出会うことができますよ。

 

グットラックshimaでも、上物メーカーがトランテックスのトラックを取り扱っていますので、ぜひご覧ください!

トラック買取

facebook

twitter

line

閉じる