2025.09.03
トラックの買い替えのサイクルは?買い替えのポイントもご紹介
こんにちは!グットラックshimaです!
トラックはいわゆる「耐久消費財」。
長年使用することは可能でも、いつかは動かなくなる可能性があります。
トラックを使った業務をするなら特に、トラックの寿命や買い替えのサイクルを意識し、いざとなったときに買い替えを行える資金は用意しておかねばなりません。
今回は、トラックの買い替えのタイミングや、お得に買い替えるポイント、買い替えの際の選び方をご紹介します。

トラック買取一覧
目次
トラックの買い替えのタイミングはどんなとき?
一般的なトラックの買い替えを検討するタイミングをご紹介します。
トラックが寿命を迎えそうなタイミング
ちょっと前の統計ですが、全日本トラック協会の2010年の発表によるとトラックの平均車齢(初めて登録してからの経過年の平均)は年々伸びており、大型・中型トラックは10.34年、小型トラックは9.21年。
2010年時点では多くのトラックが10年前後使用していることになります。
また、平均使用年数(新規登録してから抹消登録するまでの平均年数)は大型・中型トラックが14.87年、小型トラックが11.92年です。
平均使用年数を見ると普通トラックは大体15年弱使えるという一つの指針となります。
しかし、平均車齢を考慮すると、普通乗用車のように車検などで乗り換えを行うよりも、一度購入した車両を長くメンテナンスして使用し、寿命ギリギリまで大切にする方が多いことが伺えます。
もちろん、元々の車の状況や使用頻度にも左右されますが、大体の目安として知っておくと「そろそろ買い替えの時期かな」と計算しやすくなりますよ。
走行距離が一定数を超えたタイミング
走行距離も買い替えの一つの目安となります。
平均走行距離の大体の目安は以下の通りです。
- 小型トラック(最大積載量3トン未満)→20万km
- 中型トラック(最大積載量3トン以上6.5トン未満)→40万~50万km
- 大型トラック(最大積載量6.5トン以上)→70万km
このくらいの走行距離になると、電気系統や冷却装置、ブレーキなど走行に関わる主要パーツが傷みやすくなるといわれています。
ただし、ブレーキやアクセルを多用するなど、運転状況によって早く劣化してしまうことも。
また、中型トラックの場合はメンテナンス状況によってもかなり違ってきます。
中古トラックの走行距離については「202507-08リライト_中古トラック 走行距離」も参考にしてみてくださいね。
フルモデルチェンジのタイミング
トラックのフルモデルチェンジは約7~10年ごとに行われます。
フルモデルチェンジが行われると、型落ちしたトラックは中古市場での販売価格が下がってしまいます。
高値で買い取ってもらうためには、フルモデルチェンジの時期を意識し、早めに買い替えを検討するのがおすすめです。
リセールバリューが高いタイミング
リセールバリューとは、トラックを買い取ってもらうときにどのくらいの価格で再販売できるかを示す値です。
中古車需要が高いトラックや、状態が良いトラックなど、新車を購入してから時間が経っても価値の下がらない車両は、リセールバリューが高いといえます。
トラックを多数所有している方などは、リセールバリューを意識して買い替えをすると、コスト削減にもなりおすすめです。
ただし、どんな車両でも時間が経過すると徐々に価値が下がり、買取金額も下がります。
リセールバリューを意識した買い替えをするなら、売却を早めに検討したほうが良いでしょう。
また、リセールバリューの高いトラックに買い替えて、将来の価値を予測しておき、価値が高い内にまた乗り換えるという方法も考えられます。
排気ガス規制に適合しなくなるタイミング
大都市など、交通量の多い地域では、車からの排気ガスによる大気汚染が深刻になっています。
そのため、トラックの排気ガスを抑える規定として、「自動車Nox・PM法」や「大気汚染防止法」などがあり、そのほかに各都道府県の条例で規制されているものもあります。
排気ガス規制の基準を満たしていないトラックは、地域によっては新規登録や移転登録ができない場合もあるため、買い替えを検討しなければなりません。
なお、環境に配慮したトラックを買う際には補助金を受けられることがあります。
トラック購入時に利用できる補助金・助成金については、「トラックの購入に役立つ補助金を紹介!トラックの購入をお得に」でご紹介しています。
修理費がかさみ始めるタイミング
トラックが古くなってくると、不具合が重なり、修理費用やメンテナンス費用が高くなることも。
クラッチの滑りや車体からの異音、オイル漏れなど、故障がや不具合が多発している場合は、トラックの買い替えのタイミングです。
ランニングコストが気になるタイミング
古いトラックに乗り続けていると、ランニングコストが多くかかってしまいます。
経年劣化などで燃費が悪くなり、ガソリン代が多くかかると、それだけコストがかかってしまいます。
また、先ほども触れた通り、トラックが古くなってくると修理費用やメンテナンス費用がかかるため、コストが高額になることも。
業務で何台もトラックを所有しているなら、そのトラックの台数分だけコストがかかるため、買い替えをした方がお得になることもあります。
トラックの買い替えタイミング、逃すとどうなる?
トラックの買い替えタイミングを見誤ると次のようなデメリットが発生しがちです。
自分に合った買い替えタイミングを普段から意識しておくと良いでしょう。
条件に合った車両を購入できるとは限らない
急な故障に伴い、仕事ですぐ必要!という場合は希望の車種の在庫がない可能性もあります。
取り急ぎ買った車両では不便かもしれません。
資金の用意が大変になる
元々予定のないタイミングでの購入となると、会社の運転資金がひっ迫する可能性もあります。
お得に売買できない
使用していたトラックを売りたい場合、一般的に市場の車両が増える時期には、車両の査定額は下がりがちです。
購入に関しても、お得なセール時期や価格が下がりやすいタイミングを見逃すと、予想以上に安い買取価格になってしまうかもしれません。
早めに検討したほうが、お得な時期に合わせての売買がしやすいでしょう。
トラックをお得に買い替えるポイント

トラックの買い替えには「旧車両をなるべく高値で売る」「新車両をお得に購入する」の2つのステップがあります。
それぞれポイントを見てみましょう。
トラックをお得に売るコツ
トラックの走行距離や使用年数は、普通自動車ほど重視しなくても良いでしょう。
一般的に普通自動車よりも走行距離が長くなった時点で買取に出される方も多く、「走行距離が長い=車両の寿命が近い」とは言い切れないのです。
もちろん平均寿命を大きく越える過走行車ではなかなか高額はつきにくいですが、平均的な走行距離の範疇(はんちゅう)であれば、走行距離を最重視することは少ないといえます。
それよりも、日頃からトラックのメンテナンスを意識しておきましょう。
トラックはメンテナンスの状況次第でその寿命を左右するケースが多いので「乗り潰す気がないなら、日頃のメンテナンスは後々査定に響く」と思っていたほうが良いです。
不具合箇所によっては売却時に修理しないほうがお得な場合もあります。
修理代がかさみ、その分の金額が売価に反映されず、結局損をするというケースも。
車両の年式や距離によっては、部品取りや解体向けになる車両もあります。
また、不具合個所以外にもサビや腐れなど、修理しきれない部分も大きな基準になります。
日頃より日常点検を実施し、錆が出ないような洗車やお手入れなどでコンディション維持を心がけましょう。
車両が多少汚れていても、スタッフが清掃して販売しますし、修理をしたけど結局パーツ取り車両として買取価格が付くかもしれないので、最低限日常の清潔さを保てば大丈夫です。
ただし、修理が必要そうな箇所がある場合は、隠さず申告した方が後程トラブルになりにくいでしょう。
また、先ほどもお話ししましたが、モデルチェンジの時期やリセールバリューを意識するなど、売却のタイミングを慎重に見極めるのも重要です。
このほか、買取業者はトラック専門の業者がおすすめです。
普通自動車の査定とトラックの査定ではポイントが違います。
専門知識や取り扱い数が多い専門業者の方が、高額で買取してくれる可能性が高まります。
トラックをお得に買うコツ
お得に買うなら、買取の場合と同じくトラック専門業者がおすすめです。
トラック専門業者なら、車両の種類が豊富で、在庫も充実していることが多いですよ。
また、買取と購入を効率的に行うことも可能です。
業者を選ぶ際には、専門知識が豊富かどうかが大きなポイントとなります。
専門知識を持ったスタッフが在籍している業者なら、適切な価格で販売してくれる可能性が高いでしょう。
また、マイナーモデルチェンジの後は、新車を購入する方が増えることから、一時的に旧モデルの中古トラックがお得になる傾向があります。
もし中古トラックへの買い替えを視野に入れているなら、新車の販売状況もチェックしましょう。
中古トラックの購入を検討するなら「中古トラックのメリットは?新車との比較や注意点も」も参考にしてくださいね。
トラックを買い替える際の選び方は?
トラックの買い替える際の選び方も、参考にご紹介します。
新車と中古車で迷っている方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
新車が良いケース
故障が少ないトラックをご希望の方や、最新機能を使いたい方は新車が良いでしょう。
故障しないと修理費用がかからない点もメリットです。
また、最新の設備が付いているため、安全面でも安心できます。
さらに、新車には保証が付いてるため、不備があっても無償で修理ができるのもポイントです。
中古車が良いケース
中古車は、まず、購入費用が抑えられるという利点があります。
「なるべくトラックの買い替え費用を抑えたい」という方は中古車を選ぶと良いでしょう。
中古のトラックには、オプションや架装などがあらかじめついているものもあるため、希望に合えば、さらにお得に買うこともできますよ。
全国展開している業者であれば、幅広い在庫の中から条件に合うトラックを見つけることができる点もメリットです。
また、短期間で車両を納車できるため、すぐにトラックが必要な方にもおすすめです。
「今乗っているトラックが故障してしまい困っている」という方は中古車から選ぶとすぐに対応してもらえることが多いです。
中古トラックの選び方については「中古トラックの選び方、これを押さえれば良い車に出会える!」も参考にしてみてくださいね。
トラック買取一覧
トラックの買い替えサイクルを把握し車両を購入しよう
トラックの買い替えのタイミングは、トラックが寿命を迎えそうなとき、走行距離が一定数を超えたとき、フルモデルチェンジがあるとき、リセールバリューを意識し高い替えをしたいとき、排気ガス規制に適合しないとき、修理費用がかさみはじめたときなどです。
トラックの買い替えのタイミングを逃すと、条件に合った車両を購入できない可能性も考えられます。
トラックをお得に売るには、日ごろのメンテナンスを意識し、トラックの専門業者に依頼しましょう。
一方、トラックをお得に買うためにも、トラックの専門業者に依頼するのがおすすめです。
トラックを買い替える際は、故障が少ないほうが良い方や最新機能を使いたい方なら新車、購入費用を抑えたい方やすぐにトラックが必要な方には中古車がおすすめです。
トラックの買取や購入についてはグットラックshimaへおまかせください!
リース契約も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

企業情報


