2022.02.04
大型ウイング車のラインナップを紹介!各トラックメーカーの特徴も
こんにちは!グットラックshimaです!
ウイング車は、荷台の側面がまるで鳥の翼のように左右に開き、効率的に荷物の積み下ろしができるトラックです。
ウイング車には大型・中型・小型があり、中でも車両総重量11t以上・最大積載量6.5t以上もある大型トラックは、大量の貨物を運ぶことができるため、運搬業や引越専門業などさまざまな業種で利用されています。
今回は、そんな大型ウイング車について。
特徴やサイズ・活用方法、代表メーカーのラインナップなどを詳しくご紹介します。
中古大型ウイング一覧
目次
グットラックshimaの大型ウイング車のラインナップ
トラックや建機・商用車・バスなどの販売、買取、リサイクルまでをトータルで行う「グットラックshima」。
グットラックshimaは、北海道、宮城、福島、東京、新潟、大阪に店舗を構え、新車や新古車も豊富に取り揃えています。
在庫がない車両でも、バックオーダーシステムでお客様のご希望に応じてお探しすることが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
グットラックshimaでは大型のウイング車をはじめ、さまざまな大型トラックをラインナップ!
ぜひ在庫をチェックしてみてくださいね。
大型ウイング車とは?ウイングボディトラックの特徴
ウイング車はトラックの種類の1つです。
アルミで囲われた荷台の側面が鳥の翼のように左右に開くため、フォークリフトを使った荷物の積み下ろし作業が大変スムーズ!
荷台部分はアルミの箱で覆われているので、雨風から荷物を守ることができるうえ、運送時の荷崩れにも強くなっています。
その利便性の高さから、運搬業、宅配便の集配送業、引越専門業などで多くの業種で利用されていますよ。
ウイング車にはウイングの開き方が3タイプあります。
フレキシブルオープンタイプ
ウイングのオープン角度を、垂直に開けたりサイドのみ全開にしたりと、柔軟に変更できます。
ターンオーバータイプ
片側のウイングを中心線を超えて大きく開くことができます。
上昇開閉タイプ
天井を上昇させ、開口を大きくとることができます。
それぞれ開く角度などが異なるため、積み荷の積み方、倉庫の大きさの違いに合わせて選ぶと良いでしょう。
なお、トラックには寸法や積載量が異なるさまざまなサイズがありますが、ウイング車も同様です。
その中でも「大型ウイング車」は、小型・中型トラックに比べてボディサイズや車両総重量、最大積載量など、すべてにおいてトラックの中で最も上位に位置付けられており、大量の貨物を長距離輸送する機会が多いドライバーにおすすめのトラックです。
代表メーカーの大型ウイング車
大型ウイング車を購入する際に気になるのが、メーカーや車種による違い。
代表的な日本のトラックメーカー「いすゞ、日野、三菱ふそう、UDトラックス」の大型ウイング車の人気車種について、機能や乗り心地、外見などを比較していきます!
いすゞ「ギガ」のウイングバン
トラック・バスを中心とした車両の製造販売を主軸に、船舶・産業用エンジンの製造販売も手掛ける「いすゞ自動車」。
国内シェア率No1を誇るメーカーです。
「ギガ」は、良質な大型ディーゼルエンジン「D-CORE」による力強い駆動力が特徴。
走り出しの加速感や安定した走行感がありながらも、プリクラッシュブレーキや全車速ミリ波車間クルーズといった安全・運転支援技術が集結しています。
ギガのウイングバンは、いすゞオリジナル完成車「Gカーゴ」で定評のある汎用性の高いウイングボディを搭載。
装備や十分な積載性など基本性能にこだわった一台です。
グットラックshimaではいすゞ自動車の中古トラックも取り扱いしています!
日野「プロフィア」のウイングバン
主に商用車(トラック・バス)の製造販売を行い、馬力がありながらも低振動で耐久性が高い「日野自動車」は、トヨタの連結子会社でもあります。
馬力がありながらも低振動で耐久性が高く、中・長距離ドライバーからは安定走行がしやすいと人気が高いメーカーです。
そんな日野の総力を集結したハイレベルな大型トラックが「プロフィア」。
2段過給ターボと世界で初めてインタークーラー2基を搭載した9Lエンジンを搭載しています。
そのため、大量の輸送物を積載しても最大トルクまで快適に引き上げることができ、安定走行が可能です。
また、安全性能にも定評があり、国内の大型トラックとして初めてPCS(プリクラッシュセーフティーシステム)と可変配光型LEDランプを標準装備したのもプロフィアです。
プロフィアのウイングバンには、基本の「VQ WING」とジョロダーレールや埋め込み式ローラーなど厳選の装備を装着した「VQ プラスシリーズ」をラインナップしています。
グットラックshimaでは日野自動車の中古トラックも取り扱いしています!
三菱ふそう「スーパーグレート」のウイング
パワーがありながらも省エネを意識したエンジンなど、最新技術を駆使して新しい車両を作り続ける「三菱ふそう」。
三菱ふそうは、メルセデス・ベンツを手がけるドイツの自動車メーカー・ダイムラー社の連結子会社です。
軽量化したエンジンは積載量が大幅にアップ。
6R20(総排気量10.7L)と6S10(総排気量7.7L)の2種類を揃え、燃費向上も実現しています。
安全性も定評があり、先行車に合わせて一時停止と発進を制御する「プロキシミティ・コントロール・アシスト」など先進の予防安全システムを搭載し、追突を抑制してくれる機能も。
ドライバーの疲労軽減にもつながります。
「スーパーグレート」のWINGは、エンジンなどの軽量化で従来車と比べて+800kgの高積載を実現し、サンドイッチパネルの採用で荷室は縦も横もさらに広く積むことが可能です。
低燃費と実用装備のパッケージ車「LIMITEDシリーズ」と、好みの仕様や装備を選べる「DWINGシリーズ」の2つのシリーズをラインナップしています。
グットラックshimaでは三菱ふそうの中古トラックも取り扱いしています!
UDトラックス「クオン」のウイングバン
トラックを主力商品とし、世界60か国以上で輸送ソリューションを提供する日本の商用車メーカー「UDトラックス」。
UDトラックスのトラックの特徴は、独自のパワーを誇る「エンジン」です。
エンジンは軽量化しつつも馬力アップが図られた8Lと、低回転域から幅広い回転域で力強いトルクを発生するパワフルな11Lから選べます。
また、ギアチェンジ制御は特徴的な「ESCOT-Ⅵ」を採用することで、燃料を抑えたスムーズな走行を可能にしています。
クオンでは、ブレーキペダルの動きに素早く滑らかに反応する全輪ディスクブレーキを、大型トラックとして初めて前者に標準装備。
これにより、長い下り坂でも制動性能を発揮し、ドライバーの疲労を軽減してくれます。
クオンのウイング「パーフェクト クオン」は、積載性と荷役性を持つアルミウイングのスタンダードタイプをはじめ、豊富なバリエーションとオプションを用意。
オーダーメイド感覚で、好みの一台に仕上げることができます。
グットラックshimaではUDトラックスの中古トラックも取り扱いしています!
中古大型ウイング一覧
ウイング車の上物メーカーとは?
トラックは、座席や車輪のついている「車体(シャーシ)」と、平ボディやバンタイプといった荷台部分である「上物(ボディ)」の2つに分けられます。
実は、車体の製造はトラックメーカー、上物は専門業者が製造している場合もあります。
大型ウイング車を購入する際は、上物がどこのメーカーのものかも確認してみましょう。
上物の代表メーカーは「日本フルハーフ」「トランテックス」「日本トレクス」「パブコ」の4社があります。
それぞれで製造している大型ウイング車とともに、会社の特徴をご紹介します。
日本フルハーフ
米フルハーフ社の技術を導入して設立した「日本フルハーフ」。
ボディを製造する専門メーカーで、バン・トレーラ・コンテナなどを製造・販売しています。
ウイングのラインナップは、大型、中型、小型と3種類。
大型ウイングはドライタイプから冷蔵タイプ・冷凍タイプまで、それぞれニーズにあわせて選択が可能です。
ウイングボディは、薄型アルミセンタービームを採用して最大級の内法高を実現しています。
ウイングの開閉スロースタート&ストップ機構を標準装備しているのも魅力です。
日本フルハーフについて、詳しくは「トラックの上物メーカー「日本フルハーフ」の特徴とは?」でもご紹介しています。
トランテックス
トランテックスは、トラックボディの製造メーカーです。
さまざまなトラックの上物を製造・販売しており、アルミバンとウイングが代表的です。
トランテックスのウイングの大きさは、大型と中型と小型の3種類あります。
大型のラインナップはドライウイング、冷蔵ウイング、冷凍ウイング、幌ウイングの4種類。
ドライから冷蔵・冷凍まであらゆる商品輸送の効率・省力化におすすめ。
工業製品や一般雑貨、青果物と、冷凍品など幅広い種類の長距離輸送に活躍します。
トランテックスについて、詳しくは「トラックの上物メーカー「トランテックス」の特徴とは?」でもご紹介しています。
日本トレクス
日本トレクスは、日本の輸送機器メーカーです。
主にトレーラやトラックボディ、省力装置の製造販売をしています。
日本トレクスの中で代表的な製品であるウイングは、両サイドの側面が羽のように上下に開閉可能なフルアップ仕様や空罐・ペットボトル仕様、青果仕様などバリエーションが非常に豊富です。
ボディフレーム部分は、電着塗装とメラミン焼付塗装によって業界トップクラスの防錆性能を誇っています。
日本トレクスについて、詳しくは「トラックの上物メーカー「日本トレクス」の特徴とは?」でもご紹介しています。
パブコ
パブコは、三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)の100%出資子会社で、トラック用ボディの製造も行う上物メーカーです。
代表的な上物はウイング、アルミバン、平ボディです。
パブコのウイングの大きさは大型、中型、小型の3種類です。
中でも大型ウイングは、パブコのヒット商品の1つ。
広い荷室によって大量貨物はもちろん、軽量化と耐久性を追求した長寿設計が魅力です。
パブコについて、詳しくは「トラックの上物メーカー「パブコ」の特徴とは?」でもご紹介
大型ウイング車は効率的な作業を叶えるトラック
アルミで囲われた荷台の側面が鳥の翼のように左右に開くウイング車は、フォークリフトを使ったスムーズな荷物の積み下ろしが可能です。
中でも「大型ウイング車」は、小型・中型トラックにくらべてボディサイズや車両総重量、最大積載量など、すべてにおいてトラックの中で最も上位のため、大量の貨物を長距離輸送する機会が多いドライバーにおすすめのトラックです。
日本で人気のトラックメーカー「いすゞ、日野、三菱ふそう、UDトラックス」でも大型ウイングをラインナップしているので、機能や乗り心地を比較して、最適な一台を見つけましょう。
トラックの購入や今の車両の買取、各種手続きのご相談まで、ぜひグットラックshimaへお気軽にお問い合わせください!
豊富なラインアップをホームページから簡単に検索できますよ!